屋久杉箸

林業の盛んな地域に行った時、木工品をたくさん売っている道の駅でお土産を買いました。普段から木製スプーンを愛用しているので、良さそうな木製食器があれば財布と相談して購入しようと思いました。
木製のスプーン、お玉、しゃもじ、箸など、デザインや大きさが様々なものが売っていて迷う迷う。色は薄い茶色から黒っぽいもの、べっとりした光沢の艶があるもの、木目が目立った無骨な感じのもの。木の種類によってなのかひとつひとつに違いがあって、どれを買うか迷ってしまいました。

箸のコーナーでは木の種類別にズラリと並べられていました。元ポッタリアン(ハリーポッターのファンの事)としては、まるで魔法の杖を選ぶ時みたいだ!と内心で大興奮でした。1番上段にある1番値段が高いのは黒柿で、艶のない上品な黒色の箸でした。一膳が5000円でした。黒柿について後で調べてみると、柿の木の中で稀に黒くなるものがあるそうでとにかく希少な木材だとの事。
結局私が購入したのは平積みしてあった屋久杉の箸でした。800円でした。自宅で使ってみると食べた時の舌ざわりがよく、ふわっと杉の良い香りがしました。いつもなら食後だらけて直ぐには洗わないのに、屋久杉箸を大事に使いたくて直ぐに洗いました。お気に入りのものは長く大事に使っていきたいと思います。


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