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約1年、マルシェをやってみて

こんにちは、上砂川町地域おこし協力隊勝長です。
今回は、去年12月に始めた「かみすながわ生活マルシェ」を約1年間開催してみて、どうだったかというお話しをしていこうと思います。

かみすながわ生活マルシェとは

まず、かみすながわ生活マルシェについてのおさらいをしましょう。
発案実行の時点では「高齢化が進む町で、買い物弱者と呼ばれる人たちが増えていくだろうから町内に買い物しながらコミュニケーションを楽しめる場をつくる」というようなことを定義していました。

毎回、地元農園の野菜を販売したり、近隣市町村の事業者に自社商品を販売してもらったり、キッチンカーに来てもらったり。

一番面白かったのは、こどもレモネードかな?
北海道新聞やプレス空知にも取り上げてもらったりして、子どもたちも商売の勉強になってるし、もう少し踏み込んで将来の糧にしてもらいたいなと。

売上の一部は寄付していきます。

これまでのマルシェで分かったこと

『買い物弱者..いないんじゃね?』

いや、いるんです。
間違いなくいるんだけど、実際のところ「カケルくん」とか「トドック」で事足りているんですね。

不自由してないなら、それはなによりです!笑

まぁ、考えてみれば悲別駅まで来られるなら砂川のスーパーまで行けるわけですからね。

そうなってくると、このままダラダラ続けるわけにも行かないので方向を変えていかねばならない。トライアンドエラーです!

さて、この1年で「子どもレモネード」が生まれ、本人たちも楽しんでやっているし、買いに来てくれる同級生の子たちも『私も僕もやってみたい!』なんてことになっているわけです。

子どもたちの目には「お店屋さんごっこ」的なもの楽しそう!くらいの感じなのかもしれませんが、入り口はそれでいいのです。

じゃあ、君たちは何を商品にするんだい?

ここに着地したときに「わからない!おじさんが考えて!」で終わらせず、一緒に考えて、商売として成立しそうなことをしっかりと実行していけるようサポートしてあげるのが僕の仕事になるわけですな。

ただのお店屋さん体験ではなく、学びとしてしっかり消化してもらいのです。

売値はいくら?
その金額でお客さんは買ってくれるかな?
原価はどのくらい?
何個作るの?
余ったらロスになるけど赤字にならない?

とかとか、まぁそんなようなことを一緒に考えていきたいなと思っています。

結局、来年のマルシェの方向性は

まだ、ガチガチに決まっているわけではありませんが、まず着地点を探しました。どこに着地するのか..。大目的的な。

辿り着いたのは「移住」でした。

マルシェと移住のなにが関係あるのって話ですが。

僕は現在29歳なんですが、自分が移住する立場に立った時に気になるのは【起業のしやすさor働き口】【子育て環境】【周辺環境】です。

実際、上砂川に移住してくる時そうだったし。笑

で、上砂川の場合

【起業のしやすさor働き口】に関しては、起業しやすい環境ではあるし、働き口も砂川、滝川が近いので問題ない。

【周辺環境】これは変えられないからどうもしない。(海のそばが良い!とかでなければなかなか良い立地だとは思うけど。)

【子育て環境】この部分です!
自分たちでどうにかできる部分。マルシェで学びの機会をっていう。
微々たるもんかもしれませんが、商売を学ぶという特別な学びの機会を子どもに与えられるっていうのが少しでも移住の要素になってくれればなっていう。

元々は、自分の子どもにしようと思っていたこと

僕ら夫婦は毎朝コーヒーを飲むので、朝に珈琲を淹れて父さん母さんに売り込んでって。笑

インスタントコーヒーならいくら、豆から淹れたらいくら、2種類あるよとか、今日はカントリーマアム付き!とか。笑

一緒にスーパーに行って、豆とか粉買って、豆の金額から原価とか1杯当たりの金額とか考えて、何年間も同じなんてつまらないから進化してもらって。笑

お小遣いではなく、自分で稼ぐっていうのがいいかなって。
こんな感じの教育を我が家でしようとしてました。

それをマルシェでやるってわけです。
外部の人に買ってもらうわけだから責任の重さは全然違うけどね。

まとめ

なので、2023年からのマルシェは「子どもの学び場」としての要素を強くしていこうと思っています。

本当はクリスマス市みたいのもやりたかったけど仕方あるめぇ..
来年や来年!

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