ADHDを少しでも改善したいと思ってやった事。

僕にはADHDとASDという発達障害がある。診断されたのは2015年、前座期間が終わってから半年ほどたった頃だ。

小さい時分から多少の生きづらさを感じていたが、理由がわかってよかった。

しかし、安心してもいられない。僕はこの障害と一生付き合わないと行けない。僕には他人より劣っている部分がたくさんある。

改善する方法はないかといろいろ調べて、色々と試してみた。一度に全ては無理なので少しずつ書いていこうと思う。

「ADHDは前頭葉の機能が弱い」

という内容の記事を見つけた。さらに調べてみたら、その前頭葉を鍛える方法というのがいくつかあるらしい。

音読がその1つだそうだ。早速試そうと思った。

「日常では使わない言葉や表現がある文章の方がより効果がある。」とか「日本文学は教養をつけるのにも役に立つ」などと書いてあった。

なので僕は、ウチにあった夏目漱石や中島敦などでやることにした。

毎日15分程度やるといいらしいのだが、商売柄丸一日仕事でウチにいないこともあるし外でやるのは気がひける。家族がいる時はやりたくないし住んでるとことはアパートなので時間帯を考えないといけない。

それでも日中一人でウチにいる時はなるべくやるようにした。と言ってもこちとらADHD、きちんと毎回15分という訳ではなく、気が乗らなくて五分と経たずにやめてしまうこともあるし過集中が起きて1時間ぶっ続けなんてこともあった。

そんな感じでやったりやらなかったりを繰り返して5年くらい経った。

で、効果のほどは?と聞かれると

わからない。自分の中では変化は感じない。相変わらずだ。もしかしたら音読のおかげで、自分のポンコツ具合がこの程度で済んでいるのかもしれないがなんとも言えない。


しかし、たった1つだけハッキリとわかった事がある。

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