宇宙元旦。。何だったんだ?
スピリチュアル業界では、近年流行っている言葉がある。
宇宙元旦。ライオンズゲート。
宇宙元旦とやらは3月の春分の日に来て、ライオンズゲートは8月に来るらしい。
(それを言っているのはおそらく日本人だけなんだろう。
他の国の人もそう言っているなら教えてほしい。)
その宇宙元旦とライオンズゲートというのは、なんだか狭き門を通って、あちら側の明るい楽しい世界へ行く入口にあたる日らしいのだ。
その日の自分の波動(エネルギー周波数)によって、行けるパラレルワールドが異なってくる。
もしくは、今後の幸運の総量が変わってくる。
ということらしい。
その狭き門を通った暁には、明るい人間関係、明るい未来、きらきらした世界が待っているぞと(そこまでは言ってないかもしれないけどそれを予期させるような感じ)。
昨日は、一粒万倍日という日も重なっていたから、なんかとにかくターニングポイントになる良い日だぞ!という誘導に、私も踊らされてたんだと思う。
当たり前だけど、生きている限り、すべてが思い通りになるわけではない。
今朝目が覚めたら、急にすべてが明るい世界になっているわけではない。
もしかしたら本当にちょっとずつだけ明るい方向へ進んだのかもしれないし、日頃の行いが悪くてちょっとだけ暗い方向へ進んだのかもしれない。
パラレルワールドなので、自分がどこのパラレルワールドに行ったかは誰にもわからない。もしかしたら、「昨日悪いことを考えたから、暗い世界へのパラレルワールドを進んでしまったかもしれない」と嘆いている人が私以外にもいるのではないだろうかと思ってこの記事を書き始めた。
なぜなら、私は「良き日」に関係を改善させようと、一番話したくな人に電話してしまったのだ。
結果、撃沈(=_=)
人は思い通りにならず、コントロールできない。
だから期待を裏切ることも当然ある。
当たり前のことじゃないか。
だから落ち込むことではないし、わざわざ自分から歩み寄らなくてもよかったじゃないか。
暗い気持ちで眠り、悪夢を見て余計落ち込んで目が覚めた。
すると、さっきたまたま見つけた。
「昨日は月破大耗日だったらしい。大変だった」という知り合いの投稿。
え。。。
良き日じゃないじゃん。
そこでやっと気づいた。目が覚めた。
良き日、悪い日、スタートの日、それは見る人次第だ。
伝統的にそういう言い伝えはあるが、国によって多数ある悪い日を足していくと、悪い日だらけだったりする。
良き日、悪い日、ゲートを通る日なんてものはない。
ないんだ。
日々、毎日がその日であり、良き日でもあり、悪い日でもある。
良いことだけが起こる人生なんてないし、悪いことだけが起こる人生もない。今日がスタート、と思えば、生きている限りいつだってスタートを切ることができる。
山奥で自給自足してなるべく人を避けて生活していれば、「今日は太陽が私を祝福している」「今日は雨で大地が喜んでいる」と言いながら傷つかずに生きていけるかもしれない(畑を荒らすイノシシに、食物を私と分けましょう、全部持って行かないでと祈ったりしながら)。
でももしかしたら、輪廻転生を前提とした話だけど私たちが死んであの世に還った後「もっと人と関わって異なる意見に怒ったり泣いたりして学びたかった」と言うのかもしれない。
どちらでも、どうなっても、それは最高で、最善だ。
自分が好きなように生きていこう。
誰かの「今日は〇〇な日」に踊らされず、花は飾りたい日に飾って、掃除はしたい日にする。する気がしないときはしなくていい。お腹がすいたら何か食べよう。
何かを「しなければならない」から抜け出そう。
今日は独り言が長くなったな。