どうでしょうシアター 第1回 卒業
この記事はどうバカにしか響かない映画紹介です。水曜どうでしょうと関連のある映画を紹介するぞ!
じゃじゃじゃじゃあ、さっそく行きましょう!第一回目は「卒業」です!
卒業
1967年/107分/アメリカ
原題:The Graduate
監督:マイク・ニコルズ
出演:ダスティン・ホフマン キャサリン・ロス アン・バンクロフト
どうでしょうで「卒業」のネタなんてあったっけ??という方、鋭いです。どうでしょう関連の映画と言えば、まあいろいろありまして、そのあたりもいずれ紹介したいところですが。
映画「卒業」は、どうでしょうの本編には登場しません。
原付西日本DVDのオープニングアニメになってます!
原付西日本と言えばですね、「だるまの嫁入り」が大きな軸となっていますね。姫だるまと原付東日本のヒゲだるまが結婚するというお話ですね。
そのだるまの嫁入りが、DVDのオープニングアニメーションになったんですねぇ。毎度毎度、よくこんなバカバカしいアニメを作るなぁと爆笑するんですが。このだるまの嫁入りアニメ、姫だるまのよし子と大泉さんのヒゲだるまが教会で結婚式をやっているところから始まります。うれしーが神父なのか牧師なのかわかりませんが、
「あなたはこの男と結婚し、神の定めに従って・・・・」
と言っているところに、
ドンドンドンドン!
教会の外からガラスを叩く音がして、
「よしこー!よしこー!!」
と、ふじやんが叫びます。
そして教会の中に乱入したふじやんが姫だるまのよしこをさらっていき、下品な笑いと共に去って行きます。
あとに残されたのは、うれしーとヒゲだるま。うれしーが呟きます。
「なんだったんでしょうね?」
どこかで観たことのある花嫁略奪というやつですが、その元ネタが、この「卒業」という映画なのです。
アニメと映画、両方見比べてみてください。教会の外観、ガラス張り、ふじやんが2階の外側から叫びながらガラスを叩くところ。これはアニメの制作陣がこの「卒業」を知っていたと思われます。アニメ制作はWIT STUDIOさん。素晴らしい仕事ですねぇ。
この映画、とても分かりやすく、と言ってしまうと語弊があって色々と深い意味もありますが、どういう話かというと、大学を卒業したばかりのベンジャミンという青年が、さてこれからどうやって生きていこうか??と悩む話です。
これが軽妙なコメディに仕上がっていて、とっても楽しいですね。映画をあんまり見ない人にもオススメです。
サイモン&ガーファンクルの音楽も有名なので皆さん知っていますよね。オープニングがもうサウンドオブサイレンスですから。スカボローフェアもとっても効果的に使われていますね。歌詞の意味と映画の内容が見事にリンクしています。
あとミセスロビンソン!という40代くらいの美人のおばちゃんがいいですねぇ。この女がベンジャミン君を誘惑して食べちゃうんですね。ベンジャミン君はこの女とズブズブの関係になって堕落していくわけなんですが、さてどうなる?
この卒業という映画をもっと詳しく知りたい方は、映画評論家・町山智浩さんの解説(町山智浩の映画塾 予習編・復習編)を聞いてみてください。ぜひ!どうバカの皆さんが、この「卒業」という映画に興味を持っていただければ幸いです。
ではまた!茶王!!
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