![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77760647/rectangle_large_type_2_340f4b5dcd198f88544280b72ceb278a.png?width=1200)
【5/3対ヤクルト7回戦●】小川・中村バッテリーが凄かった。こちらからは以上です。
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連勝ストップです。
GWのデーゲームということで甲子園球場はチケットが完売し、満員のファンが駆けつけた最高の雰囲気で試合が行われました。
結果は小川泰弘選手・中村悠平選手のバッテリーに阪神打線が完全に抑え込まれ、完封負けを喫しました。
阪神先発の西勇輝選手も初回にこの日唯一の失投と言っても良い甘い球を村上宗隆選手にホームランとされてしまい、その失点が最後まで重くのしかかりました。
それでも中5日ながらに8回まで投げ抜き週頭を投げる先発投手としての役割は遂行してくれました。
スコア・責任投手・本塁打
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753835/picture_pc_52183aad0adce57046dc8b56ce6e126a.png?width=1200)
スタメン
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753854/picture_pc_11497f6370011c19105df876498a7c5d.png?width=1200)
野手成績
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753874/picture_pc_edb2a8fcb5bc79aa278f34a319b459e8.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753873/picture_pc_2b10e90fff913c393126da239582e364.png?width=1200)
投手成績
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753900/picture_pc_be13c1783739525abe25b11dc29f134b.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77753901/picture_pc_86e3486fa1c9f3a15a83edf158fd8f30.png?width=1200)
気になった選手
西勇輝
結果的に初回の1球が悔やまれる形になってしまいました。
この日は中5日で西勇輝選手が先発のマウンドに上がりました。
解説の藤川球児さんが「状態は良い」と仰っていたように3回以降はパーフェクトピッチングを見せ8回 95球 被安打3 奪三振3 与四死球1 失点3と試合を作ってくれました。
ただ悔やまれるのが初回の村上宗隆選手との対戦で6球目まではコースにきっちり投げ分けていたものの、7球目のフォークが真ん中に集まり被弾します。
完全な失投でこれを見逃さずに一振りで仕留める村上選手も凄いのですが、西選手からすると悔いの残る1球になってしまいました。
その後見方のエラー絡みで1失点しますが、どれも打ち取った打球で西選手としては最善を尽くしたと言えそうです。
序盤に3失点しながらも8回まで投げ切ったのは週頭を投げる先発投手として100点の仕事です。
西選手は
「(坂本)誠志郎がうまく引っ張ってくれたので、長いイニングを投げることかできました。次の試合もしっかりゲームをつくっていければと思います」
とコメントしています。
矢野監督は
「状態もいいしね。しっかり自分のペースで投げているし、いいボールが行っている。これからもああいうピッチングをしてくれれば、チームの力にもなって勝つことにつながると思う」
と評価するコメントを残しています。
昨年は西選手らしくない1年になってしまいましたが、今年は先発投手のアクシデントが多い中ローテを守り続け、セ・リーグ2位の防御率1.98と好成績を残しています。
援護が少ない試合も多いですが、粘り強く投げ続けてもらいたいですね。
佐藤輝明
今季7度目の完封負けを食らった阪神ですが、この日はヤクルトの”小川・中村バッテリー”が素晴らしかったので、個人的には「まあ、しゃあない」と割り切ることが出来た試合です。
特にヤクルトバッテリーの凄さを感じたのが6回裏2アウト2・3塁で迎えた佐藤輝明選手の打席です。
結果から言うとサードファールフライに佐藤選手が抑え込まれヤクルトがピンチを無失点で凌ぎました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77757260/picture_pc_e13bfc38e1faa7196e12df6557232282.png?width=1200)
こちらがこの打席の配球で全球インハイのストレートという素人目に見ても分かるものすごく偏った配球です。
追い込まれてから4球目・5球目のストレートを佐藤選手がファールで逃げたり、見極めることができたのは昨年からの成長を感じるシーンで解説の藤川球児さんも言及していました。
このような形で佐藤選手が粘り続けてバッテリーが痺れを切らすか、投げミスが生まれれば佐藤選手に軍配が上がった可能性が高いでしょう。
そんな中でインハイのストレートを要求し続けた中村悠平選手と投げミスなく力強いストレートを投げ切った小川泰弘選手が非常に素晴らしかったです。
佐藤選手に目を向けると、次の打席で初球の外の変化球を泳がされてライトフライを打ったのが非常に心配です。
インハイ攻めの残像が残ってバッティングを崩す可能性があるなあと感じていて、次戦の石川雅規選手の変化球でうまく料理される未来が想像できてしまいます。
さらに3戦目には高橋奎二選手が先発予定なので、ぐちゃぐちゃになった佐藤選手を力でねじ伏せ、3連戦中全く仕事ができないまま終わってしまう可能性もありそうです。
ヤクルト側の対策に佐藤選手が屈するのか、それとも打ち勝つのか非常に対戦が楽しみです。
気になったポイント
スタメン
この日のスタメンがこちらです↓
① 中 近本光司
② 遊 中野拓夢
③ 三 佐藤輝明
④ 一 大山悠輔
⑤ 二 糸原健斗
⑥ 左 髙山俊
⑦ 右 島田海吏
⑧ 捕 坂本誠志郎
⑨ 投 西勇輝
試合後に矢野監督が糸井嘉男選手のコンディションが整っていないと発言していたので、糸井選手がスタメンを外れたのは仕方がないでしょう。
また先週随所に活躍を見せた山本泰寛選手がスタメンを外れていますが、これは相手先発が左打者に弱い小川泰弘選手だったので外したと推測できます。
個人的には左右関係なく状態良さげな山本選手を起用して欲しかったなあと感じてはいますが、これは何を優先させるかの違いなので、そこまで不満はありません。
ただ唯一納得できなかったのがロハス選手を起用せずに髙山俊選手を起用したことです。
純粋な打力や現状の期待値を比較するとロハス選手の方が髙山俊選手より完全に上だと感じるので、この点に関してはあまり納得ができませんでした。
ロハス選手は波の激しさ・低打率ということで起用しにくさがあるのは確かですが、貴重な長距離打者で阪神の中ではOPSが高い方の選手です。
上位打線では厳しいかもしれませんが、7番あたりであれば起用しない手はない選手だと個人的には思っています。
結果的にこの日起用された髙山俊選手・島田海吏選手が結果を残したので、「完全にこのスタメンが失敗だった!」と言うつもりはないですが、マルテ選手・糸井嘉男選手の不在であまりにも打線に迫力がないので、ロハス選手を使って最低限の迫力を持たせて欲しいなあと強く感じています。
ただ我々ファンには分かり得ない理由を含めてプロ野球の監督さんはスタメンを考えているはずなので、頭ごなしに批判するのはやめようと自分の中で決めています。
矢野監督が決めたスタメンを信じて応援する姿勢は今後も貫きたいと思っています。
連勝ストップ後にズルズルいかないか心配
今年に限らずここ数年の阪神タイガースは失った流れを再び取り戻すのが苦手だと私は感じています。
流れに乗った時は打線が火を吹いたり、好プレイがバンバン飛び出すなど若い選手が多いが故に流れに振り回されてしまうのが原因だと勝手に思っています。
この試合の負けで連勝が止まり、一旦良い流れはストップした形になりました。
完封負けをズルズル引きずって打線が沈黙する展開が続かないかが心配です。
この苦手を克服しないことには最下位から抜け出すことはできないので、そこに注目して次戦以降観戦していきたいと思います。
プロ野球関連の記事はこちらです↓
Twitterもやっています↓
ありがとうございました。