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【6/26対中日11回戦○】まさに総力戦!全員で繋いで最後は熊谷が決めた!劇的なサヨナラ勝ちで同一カード3連勝!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、3連勝です!!

いやー、劇的なサヨナラ勝ちでしたね!!

いつもは代走で輝く熊谷敬宥選手がバットでサヨナラを決めたのも激アツですね!!


柳裕也選手を相手に初回から3点を奪い、前日までの流れを考えると「今日も快勝かなあ」と薄っすらそう思っていましたが、プロ野球はそんなに甘くありません。

西純矢選手にとって不運な内野安打もありましたが、余計な四球・エラーが絡んでしまい踏ん張り切れません。

打線の方も2回以降多彩な変化球を駆使する柳選手を攻略できず、嫌な雰囲気が漂います。


それでも8回裏、中野拓夢選手が詰まりながらもレフトに運び同点打、延長戦では佐藤輝明選手のレーザービームもあり、中日に得点を許しません。

そして迎えた11回裏、先頭の島田海吏選手が死球で出塁、かなり痛そうでしたが盗塁を決めチャンスを演出します。

最後は熊谷敬宥選手が右中間を破るサヨナラ打を放ち、同一カード3連勝を劇的な形で決めてくれました!


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

西純矢

2試合連続で5回持たずに降板となり、悔しい日々が続いていることでしょう。


立ち上がりこそ三者凡退で「前回登板から修正できたのかなあ」と思っていましたが、2回表から4回表は先頭打者の出塁を許していて苦しい内容になってきました。

同点を許した4回表はマルティネス選手のタイムリーで1点返された後、阿部寿樹選手・石岡諒太選手に続けて不運なヒットを打たれ、高橋周平選手に同点タイムリーを食らいます。

不運なヒットとは言うものの、西選手本来の球威があればまた違った結果になっていたのかもしれません。


そして途中降板となった5回表、1アウト後に大島洋平選手にツーベースを許しピンチを招きます。

この直後岡林勇希選手にストレートの四球を与えてしまったのが西選手にとって痛かったと思います。

糸原健斗選手のエラー溝脇隼人選手の出塁を許したところで西選手は降板、「4.1回 72球 被安打9 奪三振3 与四球1 失点4」という登板内容になりました。


前回登板でも感じましたが、制球面以上に全体的な球速が落ちているのが気掛かりで、そこが被安打が増えている要因かなあと思っています。

今季初登板時と比較するとストレートの平均球速が4キロほど落ちているようです。

初めて1軍でローテを守り続ける経験をしているので、純粋に疲れが原因じゃないかなあと推測していて、2試合続けて5回持たなかった今回を機に「一度ローテを外しても良いのかなあ」と個人的には思っています。


試合後矢野監督は西選手について

ーー西純は不運な打球も 
「不運なのかなあ。俺にはあまり分からないけど。若いピッチャーなんでね。経験を積みながら成長していかなきゃいけない。対戦していけば相手も研究してくるし、疲れも出てくる中で、どうパフォーマンスを出していくかが純矢自身も分かっていると思う。経験しなければ分からないところに純矢もきていると思う。不運というよりは俺は実力かなと思う」

ーー次戦は
「まあちょっと考える。まだ分からん」

とコメントしています。

疲れや相手の研究により西選手にとって苦しい時期に突入していることは矢野監督始め首脳陣も当然理解していて、それを踏まえた上で登板させていることが伝わってきます。

次回登板に関してはこの段階では未定なようです。

何にせよ西選手が前回と今回の登板を成長のきっかけにしてもらいたいですね。



中野拓夢

この試合のヒーローの1人中野拓夢選手を取り上げます。


まずは初回、先頭打者としてレフト前ヒットで出塁すると、送りバントに失敗した島田海吏選手を救う盗塁を決めチャンスを演出します。

1番打者としての役割を完璧にこなしてくれました。

4回裏の第3打席には2アウトから1塁線を破るツーベースを放ちます。


極め付けは8回裏、糸原健斗選手・ロハス選手の連打梅野隆太郎選手が送りバントでチャンスを作ったものの、代打糸井嘉男選手が空振り三振に倒れ、2アウト2,3塁で打席に立ちます。

中日のセットアッパーロドリゲス選手が150キロ後半の球を投げ込んでくる中、3球目のインコースを詰まりながら三遊間を破る同点タイムリーを放ちます。

小幡竜平選手の好走塁・藤本コーチの好判断も素晴らしかったと思います。


中野選手はこの一打に関して

「思ったよりボールが見えていなかったので、詰まってもいいや! ぐらいの気持ちで何とか。その結果がいいところに飛んでよかったなと思います」

とコメントしています。

これで中野選手は1番打者としての打撃成績が「打率.314(51-16) 0本塁打 3打点 3盗塁 出塁率.314 長打率.373 OPS.686」となり、通算成績よりも良い成績が残っています。

制約のない打席が多い「1番打者」が中野選手の打撃スタイルに合っているのでしょう。

出塁率が低いなど課題もありますが、ショートの守備力や脚力を考えると阪神に欠かせない選手にもう既になっていると思います。

1番打者としてチームを引っ張りながら、自身の成長に繋げて欲しいですね。



熊谷敬宥

普段なかなか注目されない選手が活躍するといつも以上に嬉しくなるのは私だけでしょうか。


11回裏、先頭の島田海吏選手が死球で出塁し、かなり痛そうでしたが交代せずにプレイ続行、その後盗塁と相手の送球ミスで2アウト3塁のチャンスを作ります。

ここで迎えるは大山悠輔選手でしたが、中日サイドは当然申告敬遠を選択、代走から途中出場していた熊谷敬宥選手に託されます。

山本拓実選手の甘かった3球目のスライダーを見逃し「内心だめかなあ…」と思っていましたが、続く4球目でした。

高めの150キロストレートを弾き返し、右中間を破るサヨナラタイムリーになりました!

この一打に関して熊谷選手は

「最高です! 何を打ったか覚えていないくらい、興奮していました。ここにいる人たち、まさか僕が打つとは思っていなかったと思う。いい意味で期待を裏切ったかなと思います」

とコメントしています。

熊谷選手!内心だめだと思ってしまいごめんなさい!最高の打撃でした!


オフに菊池涼介選手に弟子入りし、さらに春季キャンプでは”打倒糸原健斗”を掲げて打撃の方でもアピールしていました。

それでもシーズンに入るとなかなか打撃で結果を残せずにいましたが、サヨナラ打という分かりやすい結果に加えて、150キロの速球を捉えて長打コースに持っていった打撃内容でもアピールできたと思います。

すぐにレギュラー獲りは厳しいかもしれませんが、今後は打席の機会も増えてはくるでしょう。

そこでのさらなるアピールが楽しみです。




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ありがとうございました。


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