【3月11日】春季教育リーグ阪神VS中日(中野実戦復帰!森木1回0封!前川猛打賞!)
こんにちは!かったーです!
今回は3月11日におこなわれた春季教育リーグ阪神VS中日を振り返っていきたいと思います。
この試合は阪神2軍にとってキャンプ終了後初の試合で、中野拓夢選手の実戦復帰や森木大智選手・前川右京選手のデビュー戦ということで阪神ファンの注目を集めました。
この試合で個人的に気になった選手を挙げていくので、阪神ファンやプロ野球ファンの方に楽しんでいただければ幸いです。
スタメン
阪神タイガース
① 中 髙山俊
② 遊 中野拓夢
③ 一 山本泰寛
④ 左 前川右京
⑤ 右 陽川尚将
⑥ 捕 榮枝裕貴
⑦ 二 高寺望夢
⑧ 三 遠藤成
⑨ 指 板山祐太郎
先発投手:村上頌樹
中日ドラゴンズ
① 中 ブライト健太
② 右 三好大倫
③ 二 ワカマツ
④ 左 マルティネス
⑤ 指 加藤翔平
⑥ 遊 堂上直倫
⑦ 捕 石橋康太
⑧ 三 石垣雅海
⑨ 一 石岡諒太
先発投手:松葉貴大
継投
阪神:村上→牧→岡留→森木→加治屋
中日:松葉→ロドリゲス→松田→上田→大嶺
気になった選手
中野拓夢
下肢のコンディション不良で2軍キャンプスタートとなり、心配されていた中野拓夢選手がこの試合で実戦復帰を果たしました。
中野選手が出遅れている間にアピールをしたかった木浪聖也選手・小幡竜平選手・熊谷敬宥選手らがレギュラーを奪うほどのアピールができていないので、中野選手に期待するファンの声も大きくなってきました。
そんな期待を背負って迎えたこの日の試合。2番ショートでスタメン出場すると、第1打席に中日先発松葉選手の変化球を上手く合わせてセンター前ヒットを放ちます。
ランナーとしても暴投の間に2塁に進み、3番山本泰寛選手のショートゴロの間に3塁へ進塁します。
続く4番前川右京選手のライト前ヒットで本塁にスライディングで生還し、脚の不安を感じさせることなく走ることができました。
第2打席のショートゴロの際も1塁へダッシュで駆け抜けることができていたので、ひとまず安心といったところでしょうか。
試合後平田2軍監督は中野選手に関して
とコメントしており、あと3試合ほど様子を見ていき、後は1軍の判断に任せるようです。
いずれにせよ開幕に間に合う目処が立ってきたのはファンとしては非常に喜ばしいことです。
1軍の舞台で再び中野選手が見れる日を楽しみにしています。
村上頌樹
2軍合流後初先発となった村上頌樹選手は5回 60球 被安打1 無四球 無失点と圧巻の投球を見せました。
今年のキャンプは1軍スタートとなり先発ローテ入りを争ってきましたが、藤浪晋太郎選手・桐敷拓馬選手がアピールする中、村上選手は結果でのアピールができませんでした。
そして2軍に合流し再度出直しという形となりました。
そんな中迎えたこの日の投球は文句のつけようのない素晴らしい内容でカーブで緩急をつけたり、低めの変化球を振らせたりと持ち味を遺憾なく発揮してくれました。
特に5回の堂上直倫選手との対戦が印象的で、初球90キロ台のカーブから入りその後2球続けてストレートでストライクを奪い、最後はスライダーでサードゴロに打ち取ります。
昨年の成績やこの日の投球を見ると村上選手は確実に2軍レベルの投手ではありません。
1軍で通用するために何が足りないのかは素人の私には分かりませんが、是非とも今年中に1軍で輝く姿を見せてもらいたいと思っています。
前川右京
この日の目玉の1人はドラフト4位ルーキー前川右京選手でした。
高卒ルーキーながら教育リーグ初戦に4番レフトでスタメン出場すると4打数3安打2打点と結果を残し、期待に応えて見せます。
第1打席は3塁にランナーをおいた場面で中日先発松葉貴大選手の低めの変化球に上手くついていきライト前タイムリーヒットを放ちます。
第2打席は結果的に三振で終わってしまいますが、ファールで粘ることが出来ました。
第3打席は詰まらされながらもレフト前へのポテンヒット。
第4打席は大嶺祐太選手の変化球を捉えてセンターオーバーのタイムリースリーベースを放ちます。
(センターブライト健太選手のグラブをかすめる。)
1軍レベルの左投手からタイムリーを放つだけでなく、全方向にヒットを放つ器用さも見せてくれました。
さらに平田2軍監督に何番を打ちたいか聞かれた際に、自ら4番を志願する気持ちの強さも見受けられ、あらゆる面で並みの高卒ルーキーではないなあと感じさせられました。
今後少なからずプロ野球の壁を感じることでしょう。前川選手が苦しんだ時にも、いつかこの試合のような姿を1軍で見せてくれると信じて、我々ファンは暖かく見守っていきましょう!
森木大智
この日のもう1人の目玉がドラフト1位ルーキーの森木大智選手です。
8回に対外試合デビューを果たすと1回 11球 被安打1 無四球 無失点と素晴らしいデビュー戦となりました。
対戦内容を振り返っていきます。
先頭打者石橋康太選手をこの日最速となる152キロのストレートでサードゴロに打ち取ります。
2人目石垣雅海選手には初球125キロのカーブから入り、2球目の151キロストレートでセンターフライに打ち取ります。
3人目石岡諒太選手にはストレートをセンター前に弾き返されてしまいます。
4人目ブライト健太選手とのドラフト1位対決では134キロのスライダーでストライクを取り、インハイの151キロのストレートで空振り三振を奪います。
投じた11球中8球がストレートで球速はいずれも150キロオーバーでした。
石垣選手を打ち取ったストレートは少し甘めでしたが、球の威力で抑え込み、力強さも感じられました。
ブライト選手の打席時、初めてのセットポジションにも関わらず慌てることなく冷静に牽制で間を作ることが出来ていたので、投手としての完成度の高さもうかがえます。
このように投げているボールの力強さ・マウンドでの振る舞い、どれをとってもドラフト1位に相応しい投手だと感じられました。
森木選手は
とこの試合を振り返っており、事前に意識していたことを発揮し、課題も見つかった良い登板になったようです。
森木選手と対戦した中日のブライト選手は
と森木選手を振り返っています。
この日衝撃を与えたストレートではなくブライト選手はスライダーに凄みを感じたようです。
森木選手はキャンプ期間中にストレートだけでなく多彩な変化球も持ち味だと言われていたので、このブライト選手のコメントも妙に納得してしまいました。
完成度の高さがこの日の登板で垣間見えたので、思っているよりも早く1軍での登板もあるかもしれません。
今後の成長が本当に楽しみです。
最後に
山本泰寛選手の好守・岡留英隆選手のデビュー・中川勇斗選手の初安打&盗塁阻止など他にもたくさん見所がありました。
2軍にも楽しみな選手や注目すべきポイントが沢山あって、阪神の未来は明るいなあと感じたので、今後も阪神2軍の情報も積極的に追っていきたいと思います。
その様子を記事にもしていくので、そちらの方もよろしくお願いします!
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ありがとうございました。
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