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絶賛アピール中!“打倒糸原健斗“を掲げた熊谷敬宥を紹介する!

こんにちは!かったーです!

今年の阪神キャンプの注目ポイントの1つは”二遊間争い”です。

中野拓夢選手が下肢のコンディション不良・糸原健斗選手がコロナ陽性による離脱で昨年のレギュラー二遊間が不在となり熾烈な争いが巻き起こっています。


キャンプ序盤の対外試合で良いアピールをして、個人的に気になったのが熊谷敬宥選手です。

昨シーズンは阪神陸上部の一角として代走や守備固めでの出場がメインでしたが、オフに広島の菊池涼介選手と自主トレをおこない、レギュラーを奪う覚悟でキャンプインしているはずです。

そんな熊谷選手がこれまでにどんな成績を残してきたのかをまとめた後、今キャンプでどんなアピールをしているのかを振り返っていきたいと思います。



プロフィール

熊谷敬宥(くまがい たかひろ)
ポジション:内野手
投打:右投右打
身長:175cm
体重:68kg
生年月日:1995年11月10日
経歴:仙台育英高→立教大
ドラフト:2017年ドラフト3位


2018年

打率:.231
試合:19
安打:3
本塁打:0
打点:2
盗塁:3
出塁率:.333
長打率:.231
OPS:.564
得点圏:.400
失策:3


2019年

出場なし


2020年

打率:.313
試合:38
安打:5
本塁打:0
打点:3
盗塁:3
出塁率:.353
長打率:.438
OPS:.790
得点圏:.500
失策:3


2021年

打率:.000
試合:73
安打:0
本塁打:0
打点:0
盗塁:7
出塁率:.000
長打率:.000
OPS:.000
得点圏:.000
失策:0


キャンプでの熊谷選手

早出特守で守備面でのアピールはもちろんのこと、菊池選手のようなバッティングフォームに変えて打撃でのアピールもおこなっています。

初日のキャンプの映像で菊池選手に似た打撃フォームで鋭い打球を放っていたのを見て、熊谷選手に興味が湧いたのを覚えています。

それまでは正直小幡竜平選手ら高卒組にばかり注目していました。
(もちろん今でも注目し応援しています。)

矢野監督からも愛のあるいじりをされているようなので、注目を集めていることがうかがえます。


そんな熊谷選手が阪神ファンのハートを鷲掴みにしたシーンが2月11日の日本ハムとの練習試合です。

この日の熊谷選手は9番セカンドでスタメン出場し、打撃でのアピールはできなかったものの、セカンドの守備で好守備を連発します。

6回1アウト2塁の状況でセンターに抜けそうな打球を横っ飛びで捕球し、打者走者を見事にアウトにします。

自主トレを共にした菊池選手のような華麗な守備でした。

これだけでなく、7回1アウト1・3塁の状況で1・2塁間の深い打球に追いつきセカンドをアウトにして見せました。

昨年までは守備固めと言っても外野での出場が多く、熊谷選手のセカンド守備をほとんど見たことありませんでした。
(セカンド出場数:3試合 サード出場数:7試合 外野出場数:47試合)

そんな中これほどまでの華麗なプレイを見せてくれたのには驚かされました。


ただ守備が不安だと言われ続けている糸原選手がスタメン起用され続けたのは、他の選手にはない打力を持っているからです。

”打倒糸原健斗!”を達成するためには打撃でのアピールが欠かせません。

打率3割とまではいかなくても、昨年の中野選手並みの打撃成績が見込める状況にならないと、レギュラーを奪うことは厳しいと思っています。

なので熊谷選手も打撃でのアピールを重ねていかなければ、セカンドでの守備固めが増えるだけで、レギュラー奪取とまではいかないでしょう。


そんな中、2月12日の楽天戦で打撃でのアピールを果たします。

7回の守備からレフトに入り、迎えた9回の2打席目にレフトフェンス直撃の二塁打を放ちます。

この二塁打から阪神は2点を追加することに成功しました。

フリー打撃で見せていた鋭い打球を実戦で見せることができました。

この打撃に熊谷選手は「感覚的にはいい方だとは思いますけど、まだちょっとミスショットがある。1球で仕留められるためにタイミングだったりというのは精度を上げていきたい」とコメントしており、打席の内容には改善の余地があることが伝わってきます。


まとめ

守備・打撃両方で良いアピールができていますがまだまだキャンプ序盤です。

今後も継続的にアピールを重ねていくことができないと当然レギュラー入りは果たせません。


また昨年のレギュラーセカンドである糸原選手の壁は想像よりも高いと思います。

打率2割8分が見込め、打線の中では四球を選べる選手として貴重な存在となっています。
(糸原選手には近年出塁率が落ちているので改善を期待したいです。)

守備に不安があるとはいえ得点力が課題の阪神において糸原選手の打力を無視するわけにはいかず、熊谷選手を含めた他の二遊間候補の選手がレギュラーを掴むには打力アップが必要になります。


ただ熊谷選手は阪神二遊間陣では珍しい右打者なので、他の選手との差別化がそれだけでできています。

このアドバンテージ阪神陸上部で見せつけた走力を活かしながら打撃でのアピールを期待したいですね。



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