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阪神期待の若手を紹介する!(総集編)

こんにちは!かったーです!

近年の阪神タイガースはチーム全体が若返ったこともあり、ワクワクさせてくれる若い選手が増えたように感じます。

そんな若い選手の中から、来年・再来年あたりにブレイクすることが期待される選手をまとめていきたいと思います。

今回は投手2人・野手4人の計6人を選ばせていただきました。

この記事を見て阪神ファンの方は一緒にワクワクしましょう。阪神ファン以外の方は「こんな選手がいるんだ」と知ってもらえれば幸いです。


1人ずつ紹介してきた期待の若手シリーズの総集編です!

こちらをまとめたものになっています↓


①村上頌樹

2021年 1軍成績

防御率:16.88
登板:2
勝利:0
敗戦:1
投球回:5.1
奪三振率:0.00
与四球:5
QS率:0.0
被打率:.375
K/BB:0.00
WHIP:2.63

2021年 2軍成績

防御率:2.23
登板:17
勝利:10
敗戦:1
投球回:84.2
奪三振率:7.97
与四球:23
QS率:57.1
被打率:.235
K/BB:3.26
WHIP:1.13

2020年ドラフト5位で入団。智辯学園で3年の春にエースとして甲子園優勝に導いた実績を持っているため、ファンの間ではかなり期待されていた印象です。

キレのあるストレートとスライダー・カーブといった変化球を操る本格派右腕です。

ルーキーイヤーの2021年シーズン、ウエスタンリーグで”9冠”に輝き、その期待に応えてみせます。
(最優秀防御率・最多勝利・勝率第一位・優秀選手賞・優秀投手賞・新人賞・技能賞・ビッグホープ賞・期待賞)

1軍では2試合に登板して2試合とも5失点と結果は残せませんでした。

原因が緊張なのか、それとも1軍と2軍のレベルの違いなのか分かりませんが、この経験は非常に有意義なものになったと思います。


個人的には今回取り上げる選手の中で、1番ブレイクに近い選手だと思っています。

懸念点としては阪神先発陣の層の厚さです。

青柳・秋山・伊藤・ガンケル・西勇輝・髙橋この辺りは順当にいけば、ローテ確実でしょう。その他にもアルカンタラ・藤浪・及川・二保・西純矢+新人・新外国人といった先発候補が沢山いてます。

この争いを制して先発ローテを勝ち取ることが今シーズンの最初の目標になるでしょう。

2軍での圧倒的な成績を自信に変えて今シーズンはプロ初勝利からの大ブレイクを期待しています。



②西純矢

2021年 1軍成績

防御率:3.38
登板:2
勝利:1
敗戦:1
投球回:8
奪三振率:2.25
与四球:7
QS率:0.0
被打率:.154
K/BB:0.29
WHIP:1.38

2021年 2軍成績

防御率:4.11
登板:17
勝利:6
敗戦:3
投球回:85.1
奪三振率:7.91
与四球:46
QS率:40.0
被打率:.248
K/BB:1.63
WHIP:1.46

創志学園2年生の夏に甲子園に出場し、派手なガッツポーズ16奪三振の完封勝利で注目を浴びます。

奥川恭伸・佐々木朗希・及川雅貴と共に”高校BIG4"と呼ばれ世代を代表する投手の1人に成長し、ドラフト1位で阪神に入団します。


2年目の2021年シーズンは初めて1軍キャンプに抜擢されます。そして5月に公式戦初先発・初勝利を勝ち取ります。

与四球4つでピンチを招きますが、5回まで無安打無失点に抑える上々のデビュー戦でした。

2度目の先発はガンケル投手の代役としてソフトバンク戦に登板し、結果は3回3失点と強力ソフトバンク打線に捕まりました。


同世代の奥川投手・佐々木投手の活躍が凄まじいので、見劣りするかもしれませんが高卒2年目でプロ初勝利を挙げているのはかなり順調だと思います。

1軍での登板を見ていると少しおとなしくなったなあという印象を抱きました。

力強いボールと大胆な投球が強みだと思うので、四球を恐れすぎない投球に期待したいです。


今シーズンは昨シーズンの奥川投手・佐々木投手のように間隔を開けながらであれば、活躍できる状態になってもらいたいなあと思っています。



③井上広大

2021年 2軍成績

打率:.267
試合:68
本塁打:9
打点:50
三振:95
四球:15
盗塁:2
出塁率:.309
長打率:.463
OPS:.772
得点圏:.274
失策:1

履正社高校3年の夏に4番としてチームの甲子園優勝に貢献します。星稜高校との決勝戦では奥川投手からスリーランホームランを放ち注目を集めます。

ドラフト2位で阪神に入団し未来の4番バッターとしてファンからかなり期待されます。

1年目の2020年シーズンに2軍でチーム最多の9本塁打を放ち、1軍でもプロ初安打・初打点を記録しスラッガーの片鱗を見せます。


2年目の2021年シーズンは3度の負傷に悩まされるも8月には17試合連続安打を記録します。8月に右脛骨の骨折で離脱してしまい復帰できないままシーズンを終えます。

ですが50打点はウエスタンリーグトップ・9本塁打はチームトップと1軍出場はなかったものの、好成績を残し成長しているということが伝わってきます。


入団以来怪我が多いのが少し気になります。
(2020年10月:左膝違和感 2021年2月:左膝打撲 2021年6月:左肩違和感 2021年8月:右脛骨骨折)

まずは大きな怪我なく1年間戦い抜ける体を作ってもらいたいですね。


両翼の選手が固まっていない阪神の現状を考えると今シーズンしっかりとしたアピールができれば1軍での出場も増えてくると思っています。

是非ともプロ初ホームランを今シーズンは見てみたいです。



④小幡竜平

2021年 1軍成績

打率:.261
試合:43
本塁打:0
打点:0
三振:7
四球:2
盗塁:3
出塁率:.320
長打率:.391
OPS:.711
得点圏:.000
失策:1

2021年 2軍成績

打率:.287
試合:65
本塁打:0
打点:18
三振:42
四球:26
盗塁:14
出塁率:.357
長打率:.340
OPS:.697
得点圏:.327
失策:12

2018年ドラフト2位で入団。強肩と広い守備範囲を活かした魅力あふれる遊撃手です。

2年目の2020年シーズンに1軍デビューを果たし、阪神の10代野手では23年ぶりとなるヒットを放ちます。

守備では二遊間で多く出場し、9個の失策を記録したということで1軍の壁に阻まれた印象です。

走攻守全ての面で課題が残ったものの、早くから1軍を経験できたこともあり阪神ファンの期待値は上がったシーズンとなりました。


3年目の2021年シーズンは1軍での出場数こそ減ってしまいましたが、2軍では打率.287 盗塁14と好成績を残します。

非力な印象がありますが、バッティングも確実にステップアップしてきているので、1軍でアピールできれば二遊間のレギュラー奪取も夢ではありません。


現在1軍のセカンドを多く守っている糸原選手が守備に課題があるということで、打力をつけてきた小幡選手に期待する声が多く上がってきている印象です。

糸原選手を追いやるほどのアピールをキャンプ・オープン戦で期待しています。


⑤小野寺暖

2021年 1軍成績

打率:.179
試合:34
本塁打:1
打点:2
三振:19
四球:5
盗塁:0
出塁率:.247
長打率:.254
OPS:.500
得点圏:.105
失策:0

2021年 2軍成績

打率:.315
試合:75
本塁打:6
打点:44
三振:39
四球:33
盗塁:9
出塁率:.391
長打率:.449
OPS:.840
得点圏:.354
失策:6

2019年育成ドラフト1位で入団します。2年目の2021年シーズンに1軍キャンプに抜擢され打撃でアピールし続けます。

そのアピールが実り4月に支配下登録されると、4月末にセンターの守備で1軍初出場を果たします。

6月の日本ハム戦で初ヒットを記録し、後半戦にはスタメンでの出場機会が増えてきます。

5度目の1軍昇格となった9月末の広島戦で初ホームランも放ちます。ちなみに阪神の育成出身選手ではこの小野寺選手のホームランが初ホームランとなりました。

とはいえ1軍では打席の中で不安感が感じ取れる打席も見受けられ、良い成績を残すことはできませんでした。
(あくまでも主観です。)

ですが2軍では規定打席に立って打率.315で首位打者、出塁率.391で最高出塁率のタイトルを獲得するなど、かなりの好成績を残しています。


現状の阪神は両翼が弱点となっているので、2軍で屈指の成績を残している小野寺選手にとっては大きなチャンスです。

1軍での活躍を楽しみにしています。



⑥榮枝裕貴

2021年 2軍成績

打率:.257
試合:47
本塁打:1
打点:18
三振:23
四球:14
盗塁:2
出塁率:.352
長打率:.385
OPS:.737
得点圏:.371
失策:2

2020年ドラフト4位で入団します。矢野監督の現役時代の背番号39をもらったということでかなり球団から期待されていることが伝わります。

ルーキーイヤーの2021年シーズンは2度の骨折もあり1軍での出場はありませんでした。

ですが2軍では得点圏打率.371と勝負強いバッティングを見せるなど阪神2軍のファーム日本一に貢献します。

捕手としての評価も平田2軍監督のコメントや先発出場した時の勝率などから高いことがうかがえます。


阪神の捕手陣には残留を決めた梅野選手と来シーズンからキャプテンを務めることになった坂本選手がいます。

この2人を超えてレギュラーを取るのは高いハードルですが、フル出場が難しいポジションなのでしっかり準備していれば少なからず出場機会は得られるはずです。

その少ないチャンスで存在感を見せ、まずは1軍定着を成し遂げてもらいましょう。

そして数年後、阪神の扇の要としてチームを引っ張る姿を見せてもらいましょう。



最後に

以上6選手を紹介させていただきました!

ここで挙げた選手は阪神ファンからの期待値もかなり高い選手だと思います。

1人でも多くの選手が1軍の戦力として阪神の優勝に貢献してくれることを願っています!



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