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【4/6対DeNA2回戦●】今季初の延長戦!湯浅京己が”守護神”に化けた日!
こんにちは!かったーです!
前日に開幕からの連敗を9で止めた阪神タイガース。
このまま良い流れに乗って勝ちを重ねていきたかったところですが、延長戦で中継ぎ陣が踏ん張りきれず負けてしまいました。
収穫も課題もあったこの試合を気になった選手・気になったポイントを挙げながら振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
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スタメン
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野手成績
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投手成績
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気になった選手
伊藤将司
先発伊藤将司選手は前日の西勇輝選手に続いて素晴らしい投球を見せてくれました。
9回 112球 被安打4 奪三振4 与四球2 失点1という内容でした。
完封目前の9回表、先頭の桑原将志選手に四球を与えて、ノーアウトのランナーを背負います。
楠本泰史選手が送りバント・佐野恵太選手をサードゴロに打ち取り2アウトとします。
ここで迎えたのが4番牧秀悟選手でフルカウントからの7球目が甘くなってしまい、同点タイムリーとなってしまいます。
低めの変化球で内野ゴロを奪いたかったところですが、少し高くなってしまいました。
伊藤選手は
「1点差という緊迫した試合の中で、全体的に粘る投球はできたかなと思います。ただ、九回、何とかあのピンチを抑えて勝ち切りたかったです」
とコメントしており、悔しさが伝わってきます。
この日の唯一の得点も伊藤選手自身のバットから生まれており、援護が少ない中粘ってくれました。
打線や中継ぎに課題が多いチーム状況の中で連日先発投手が好投してくれたのは明るい材料です。
先発が好投している間になんとか課題を克服して欲しいですね。
湯浅京己
阪神にとって今年初の延長戦となったこの試合。
11回表のマウンドには矢野監督から”代役守護神”に任命されている湯浅京己選手が上がりました。
先頭大田泰示選手のライトへの打球を佐藤輝明選手がスライディングキャッチを試み後逸してしまいます。結果的に三塁打を喰らってしまい、いきなり大ピンチを迎えます。
場面的にリスクを背負う必要がないので、記録上は三塁打ですが佐藤選手のミスと言えるでしょう。
味方のミスでノーアウト3塁という大ピンチを背負った湯浅選手がここから痺れる投球を見せます。
桑原将志選手を空振り三振、楠本泰史選手をファーストゴロ、佐野恵太選手をファーストゴロに打ち取り、この大ピンチを無失点で切り抜けます。
結果だけでなく内容も素晴らしく、桑原選手から三振を奪ったフォークは若干シュート気味に落ち、打者からすると対応しにくいボールだったと思います。
楠本選手・佐野選手には最速151キロのストレートで押し切り力でねじ伏せることができました。
得意のストレートとフォークを中心に相手の上位打線をねじ伏せていく姿を見て「守護神いけるやん!!」と多くのファンが思ったはずです。
湯浅選手は
「ピンチの場面でしたが『やるしかない』という気持ちで一球、一球丁寧に投げることができました。相手に合わせることなく、自分の間合いで投げられたことが良い結果につながったと思います」
とコメントしています。
矢野監督は試合後
「ああいうところからね、自信をつけてもらって。ああいうポジションのところのピッチャーを育てないとダメ。きょうのピッチングを自信にしていってもらえたらいいんじゃないですか」
とこの日の登板を自信に変えてさらなる活躍を期待しているようです。
この試合でプロ初ホールドを記録し、プロ野球選手としての第一歩を踏み出すことができました。
次は”プロ初セーブ”を待っています。
気になったポイント
勝ちパターンが固まりつつある
この日の阪神は9回表まで伊藤将司選手が投げ、延長10回表から継投に入ります。
完封直前で追いつかれたこともあり、阪神にとっては重苦しい雰囲気が漂っていました。
そんな中10回表を岩崎優選手が三者凡退に、11回表を湯浅京己選手が無失点に抑えます。
岩崎選手は当然ですが、湯浅選手が痺れる場面を抑えきったことである程度勝ちパターンの目処がついたように感じます。
この勝ちパターンを中心に浜地真澄選手・桐敷拓馬選手・アルカンタラ選手とある程度中継ぎの枚数が揃い始めています。
まだまだ他球団と比べると物足りないようにも感じますが、兆しが見えてきただけでも一安心といったところでしょう。
12回表はなぜ齋藤友貴哉だったのか
ここを抑えればひとまず負けはなくなる12回表のマウンドに上がったのが齋藤友貴哉選手でした。
この継投が阪神ファンの間で物議を醸します。
というのも齋藤選手は投げてみないとどうなるかわからない博打的な要素の強い選手です。
球の強さなど持ってる力は勝ちパターンでも起用できそうですが、悪い時は制球が全く定まらず自滅してしまいます。
実際に開幕戦では四球と本塁打で大きく失点していますが、その後の2試合は三者凡退で抑えています。
(前回登板4月2日の巨人戦では無失点ながらも2つの四死球でランナーを背負っています。)
このような博打的要素の強い選手を1点もやりたくない延長戦で起用したこと、さらに比較的安定感のある浜地真澄選手・昨年からの実績があるアルカンタラ選手らがベンチに残っていた中でわざわざ齋藤選手を起用したことで物議を醸します。
結果として悪い方の齋藤選手が出てしまい、ヒットと四球でランナーを背負い大和選手に勝ち越しタイムリーを打たれたところで、1アウトも取れず降板します。
浜地選手やアルカンタラ選手を差し置いて齋藤選手を起用した理由を私なりに考えてみました。
①そもそも首脳陣の評価は齋藤>アルカンタラ・浜地
②総合成績や実績はアルカンタラ・浜地の方が良いが前回登板で2人とも失点しているので、登板させにくかった
③評価はアルカンタラ・浜地>齋藤だがこの場面を齋藤が抑えれば湯浅のように化ける可能性があり、その可能性に賭けた
パッと思いついた理由はこんな感じです。
個人的には③の可能性が1番高いかなあと思っています。
というのも矢野監督が「中継ぎを育てないといいけない」とよくコメントしているので、齋藤選手のポテンシャルを開花させるために、あえて厳しい場面で投げさせたと推測しています。
プロ野球の監督さんは1年間という長期的な視点に立って物事を決める必要があるので、そう考えると齋藤選手の起用は分からなくもないです。
ただ前日にやっとの思いで連敗を止めたチーム状況を考えると目先の1勝を取りにいくために、博打的要素の強い齋藤選手ではなくより安定感のある選手を起用して欲しかったのが本音です。
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ありがとうございました。