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【7/2対中日13回戦○】”かっこいい野球”で連敗ストップ!島田先制タイムリー・大山タイムリー三塁打・山本スクイズで5得点!湯浅・岩崎のリベンジも最高でした!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連敗ストップです!
序盤のビックイニング・終盤の小技でしっかりと点数を重ね、投げては先発伊藤将司選手が7回2失点で試合を作り、阪神ペースで試合を運びます。
8回裏・9回裏は前回登板で苦しい思いをした、勝ちパターンの湯浅京己選手・岩崎優選手がランナーを背負いながらも無失点で抑え、勝ち切ることができました。
守備の乱れなど反省点もありますが、とにかく連敗を止めてくれただけでひとまずOKでしょう!
1軍復帰のマウンドを翌日に控える才木浩人選手に良い流れを呼び込むことができたと思います。
次戦も注目ですね!
スコア・責任投手・本塁打
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スタメン
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野手成績
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投手成績
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気になった選手
島田海吏
苦手としている「左投手」から貴重な先制タイムリーを放ってくれました。
1,2回に中野拓夢選手・大山悠輔選手のエラーが立て続けに起こり、点数こそ取られていませんでしたが、阪神にとって嫌な雰囲気が漂っていた3回表。
梅野隆太郎選手が四球で出塁、伊藤将司選手が送って1アウト2塁のチャンスを作ります。
ここで梅野選手が三盗を決め”イケイケムード”が漂いましたが、中野選手のレフトライナーで梅野選手が飛び出してしまい、何とも言えない展開になってしまいます。
(飛び出さなかったとしてタッチアップできたかは微妙な打球ではありました)
そんな中打席に立ったのが島田海吏選手で、松葉貴大選手の2球目を振り抜きライトへの先制タイムリーとします。
この一打に関して島田選手は
「昨日、一昨日とチャンスの場面で打てていなかったですし、きょうは野手で投手を楽にさせてあげようという風に話していたので、それがいい結果となってよかった」
とコメントしています。
万が一凡退となっていれば「序盤のエラー・残塁」と4連敗中の嫌な波に飲み込まれてしまっていたことでしょう。
その危機を救った価値ある一打だったと思います。
ナイスバッティングです!!
湯浅京己・岩崎優
この4連敗中「先発が序盤に失点・残塁・勝ちパターンが敗戦投手」とほぼ全ての面において苦しい状態が続いていました。
先発・打線に関してはもう少し長いスパンで見てみないと課題が解決できたのかが分からないので今後も要注目ですが、勝ちパターンの2人に関しては苦しんだ翌日にも”完璧な仕事”が求められます。
そんな辛い役回りの2人が見事にリベンジを果たしてくれました。
まずは湯浅京己選手。
3点リードの8回裏に2番手としてマウンドに上がります。
この試合で3連投になるので、無理に登板させないで欲しい気持ちもありましたが、前日にHRを浴びたマルティネス選手から始まるイニングだったこともあり「リベンジさせて心理的なモヤモヤを振り払ってくれるなら多少無理する価値がある」と納得しました。
前日にやられた高めのストレートを有効に使い、最後はアウトロー152キロのストレートで空振り三振を奪います。
球速が前日とは全然違うかったので、かなり気合が入っていたのでしょう。
”身体的な負担”はかかってしまいましたが、”精神的な負担”は和らいだと思います。
日曜日・月曜日とゆっくり休んで心身ともに万全な姿を週明け楽しみにしています。
さあ最後は岩崎優選手。
サヨナラ打を食らった日のnoteで岩崎選手に関して「配置転換するなら今がベストなのでは?」と書かせていただきました。
本来守護神として獲得したケラー選手が150キロ台中盤のストレートとカーブ・スプリットを武器に三振を奪いまくっているので、”守護神ケラー”を試してみても面白そうだなあと個人的には思っています。
ただ矢野監督は「配置転換はしない」という判断を下したようです。
1番身近で岩崎選手を見守っている矢野監督が判断したことなので、私も全面的に支持するつもりです。
12球団屈指の投手力の影には、矢野監督ら首脳陣の「投手運用・投手育成」の上手さがあるのは間違いないと感じているので、それも全面的に支持できる理由の1つです。
肝心の岩崎選手の登板内容ですが、2アウト後に大島洋平選手にレフト前ヒットを打たれたものの、きっちりと無失点で抑え、今季15セーブ目を挙げました。
この試合の岩崎選手はストレートのキレが前回登板よりもあり、ストレートで押すことができていました。
それを逆手に取って岡林勇希選手には全球スライダーを投じ空振り三振を奪っています。
岩崎選手は球速こそ140キロ台の投手ですが、ストレートで押す本格派の投手で間違いないと思います。
そのストレートで下位打線とはいえ押し切れたのは評価できると思います。
リベンジを果たした2人の今後にも注目ですね。
気になったこと
”快速上位打線”の近況
勝手に”快速上位打線”と呼んでいる「1番中野・2番島田・3番近本」の近況をまとめていきたいと思います。
まずは1番の中野拓夢選手。
昨年同様、今季も2番での起用が中心でしたが「バントミス」が目立ち始めていた6月22日広島戦からは1番で起用されます。
これが見事にハマり、中野選手は1番抜擢後「49打数19安打 打率.388」とかなりの好成績を残していて1番打者としての役割を全うしています。
今季全体で見ても1番での成績が打順別の打撃成績でトップになっています。
中野拓夢 打順別成績 ※7/2終了時点
1番:16試合 打率.338(74-25) OPS.739
2番:49試合 打率.260(200-52) OPS.615
3番:4試合 打率.200(15-3) OPS.583
5番:2試合 打率.222(9-2) OPS.444
6番:3試合 打率.444(9-4) OPS1.232
7番:5試合 打率.278(18-5) OPS.611
こうしてみると比較的制限がなく打席に立つことができる「1番・下位打線」での成績の方が良いのが分かりますね。
チームとしては長打がない分「何でもできる器用な打者」になって欲しいのは間違い無いですが、今は数年前の近本光司選手のようにガンガン振って安打を量産してく姿で貢献してもらいましょう。
次は2番を打つ島田海吏選手です。
6月1日西武戦で1番に抜擢されてから、この試合までほぼ全試合でスタメン起用され続けています。
コンスタントにヒットが出ていることと盗塁を決めまくっていることが生き残れている大きな理由ですが、弱点だった左投手との対戦でも徐々に結果が出始めています。
守備面で所々危ないシーンが見受けられていますが、脚力・肩に関しては平均以上の能力があるので、経験を積めば上手くなってくれると個人的には信じています。
いろんな選手が起用されてきた中、ここまでレギュラーに近づいたのは島田選手だけなので、この大チャンスを活かしきって欲しいですね。
最後は3番を打つ近本光司選手です。
近本選手に関しては細かいことはさておき「28試合連続ヒット」というだけで十分状態の良さが伝わります。
相変わらず長打が少ないのは気がかりですが、そこを気にするのはもはや野暮なのかもしれません。
98安打は両リーグトップで2年連続の最多安打へ邁進中です。
この3人の盗塁数が41個で、相手チームからするとプレッシャーがかかる上位打線になっていると思います。
「中野・島田の四球が少ない、近本の長打が少ない」といった課題も明確ですが、まだまだ成長途上の選手たちなので、長い目で見守っていく必要があるでしょう。
この3人に関しては今後も定期的に振り返ってみたいと思います。
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ありがとうございました。