【6/2対西武3回戦○】ガンケル先制タイムリー含む猛打賞!大山に送りバントを命じた矢野采配に拍手!今季最多17安打でカード勝ち越し!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連勝です!
先発全員安打・今季最多17安打で2カード連続の勝ち越しを決めました。
ガンケル選手の投打での活躍・近本光司選手,糸原健斗選手の猛打賞・アルカンタラ選手の見事な火消し・大山悠輔選手に送りバントを命じた”矢野采配”・”大阪桐蔭対決”など見どころ盛り沢山です。
これで交流戦の勝敗は5勝4敗となり、3位タイにつけています。
次カードからは新庄BIGBOSS率いる日本ハムが甲子園に乗り込んできます。
サプライズを仕組んでいるであろうBIGBOSSを攻略して更なる勢いをもたらして欲しいですね。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
ガンケル
ガンケル選手の投打両方での活躍でチームに漂っていた嫌な雰囲気を振り払ってくれました。
1回裏から3回裏までで7本のヒットを放ちながら無得点と、かなりチグハグな攻撃が続いていた阪神タイガース。
4回裏も糸原健斗選手・小野寺暖選手の連打でノーアウト2,3塁のチャンスを作ります。
長坂拳弥選手のセンターフライで3塁ランナーがタッチアップを試みますが、センター愛斗選手の好返球で本塁アウトになってしまいます。
拙攻続きで溜まりまくっていた嫌な雰囲気をガンケル選手自らのタイムリーツーベースで振り払ってくれました。
この先制タイムリーを含めて3本のヒットを放ち、野手顔負けの打撃センスを思う存分発揮し、チームに勢いをもたらしてくれました。
本職の投球の方では5回までに許したヒットは1本だけで、7回に2イニング続けてピンチを招いたところで降板しますが、いつも通りの安定感を発揮。
まさに「ガンケル様様」ですぐにでもガンケル選手の銅像を建てたいぐらいです(笑)
ローテ通りに行けば来週は敵地でのソフトバンク戦に先発するはずです。
DH制が採用されるので「自援護」はできません(笑)
野手陣の奮起を楽しみにしています。
アルカンタラ
ガンケル選手がピンチを招き、渡邉雄大選手が1点を返され、阪神にとって非常に嫌な雰囲気が漂います。
この場面の”火消し役”としてマウンドに上がったのがアルカンタラ選手でした。
1アウト1,2塁、1番若林楽人選手を見逃し三振、2番呉念庭選手をセカンドゴロで火消しに成功。最速154キロの強烈なストレートを軸に抑え込んでくれました。
アルカンタラ選手はこの場面について
とコメントしています。
これでチーム2位の11ホールド目で、防御率こそ少し高くなっていますが、失点した試合は2試合だけと安定感抜群の投球を見せています。
本来は先発をしたいと思っているかもしれませんが、チーム事情を受け入れて役割を全うし続けてくれています。
強固な勝利の方程式の一角として今後も期待できそうです。
糸原健斗
先発全員安打&今季最多17安打ということで得点こそ6点ですが、野手陣も活発だったと言えそうです。
その中でも7回裏糸原健斗選手のタイムリーがいろんな意味で価値ある一打だったと思います。
西武に1点返された直後の7回裏、3番近本光司選手がセンター前ヒット、4番佐藤輝明選手が相手のエラーで出塁し、ノーアウト1,2塁のチャンスを作ります。
この試合の流れ的に、また勝ちパターンを温存するために、是が非でも1点が欲しい場面です。
ここで迎えた大山悠輔選手に矢野監督は「送りバント」を命じ、球場がざわつきます。
大山選手は2年ぶりの送りバントでしたが、きっちりと決めて1アウト2,3塁を作ります。
(このバントについて思うことは後述します)
普段バントをしない選手にバントをさせてまで、作ったこのチャンス。
大きなプレッシャーの中、続く糸原健斗選手が2点タイムリーという形で期待に応えてくれました。
決して良い当たりではなかったものの、”糸原らしさ”が詰まった良いヒットだったと思います。
糸原選手は
とコメントしています。
この日の猛打賞で打率は.240台にOPSも.600台に突入し、やっと”見れる数字”になってきました。
苦しみ続け、批判され続けても這い上がってきた糸原選手のさらなる巻き返しに期待したいです。
気になったこと
大山の送りバント
先ほど糸原健斗選手のところでも書きましたが、2点リードの7回裏ノーアウト1,2塁の場面で矢野監督は大山悠輔選手に送りバントを命じます。
大山選手は見事なバントを決め、続く糸原選手がタイムリーを放ち2点を追加。
これで4点リードに変わり、前日に登板していた湯浅京己選手・岩崎優選手を温存しながら勝つことができました。
結果だけを見ればこの送りバントは非の打ち所がない見事な作戦でしたが、サンテレビで解説されていた掛布雅之さんは否定的な意見をコメントされていました。
確かに同じ場面で西武の山川穂高選手が打席に立ったとして、送りバントを指示するかというと、おそらくしないでしょう。
大山悠輔選手はそういう立場の選手で得点圏のランナーを返す役割だとする掛布さんの考えは分からなくもないですが、阪神にとって流れが悪く「どうしても1点が欲しかったこと」と「後ろの打者が好調の糸原健斗選手だったこと」を考えるとこの送りバントはチームのためにできる最大級の貢献だったと思います。
普段バントをしないにも関わらず、見事なバントを決めて作戦を完璧に遂行した大山選手に拍手を送りたいです。
また状況に応じた采配をした矢野監督にも拍手を送りたいです。
皆さんはどう感じましたか?
藤浪晋太郎vs森友哉
大山悠輔選手の送りバントを活かして4点リードをつけることができたので、湯浅京己選手ではなく藤浪晋太郎選手が8回表のマウンドに上がります。
これにより”藤浪晋太郎vs森友哉”の大阪桐蔭対決が甲子園で実現し、私を含めたプロ野球ファンや高校野球ファンがワクワクしたと思います。
結果は藤浪選手の1球目、159キロのストレートを森選手がフルスイングし、ライト線へのツーベースで森選手に軍配が上がります。
結果以上に藤浪選手が笑顔を見せていたのが印象的で、試合を超えて森選手との対戦そのものを楽しんでいるように見えました。
森選手との対戦について藤浪選手は
とコメントしています。
藤浪選手はもちろん、森選手も今季に限ると順風満帆のシーズンをここまでは送ることができていません。
この対戦をきっかけに2人の今シーズンが上向くことを願っています。
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ありがとうございました。
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