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日本シリーズに備えて両球団のシーズン成績を振り返ろう(オリックス編)
こんにちは!ポリゴン2です!
今回は11月20日から始まるヤクルト対オリックスの日本シリーズに向けて、各チームの残してきた成績を振り返っていこうと思います。
今年の日本シリーズは前年最下位同士の対戦ということで、例年以上に注目度が高いように感じます。
ですが、私は阪神ファンということもあって、ヤクルト・オリックスについては詳しく知りません。
そんな私のような野球ファンが、日本シリーズをより一層楽しむために、両チームがどんなチームでどんな選手が活躍してきたのかをチーム成績・個人成績をもとに振り返りたいと思います。
今回はパ・リーグチャンピオンオリックスバファローズ編です!
ヤクルト編はこちらです↓
まずは打撃成績からです。
オリックス チーム成績(打撃)
打率:.247(1位タイ)
本塁打:133(1位)
出塁率:.312(4位)
長打率:.378(3位)
OPS:.690(4位)
得点圏:.263(2位)
盗塁:50(5位)
盗塁成功率:.685(5位)
代打率:.181(3位)
失策:73(6位)
得点:551(3位)
チーム打率はソフトバンクと並んでリーグトップの数字です。
ただ打撃成績全般を通して、ずば抜けた項目があるかと言われるとそうではありません。
平均以上の攻撃力に得点圏での勝負強さが合わさって、優勝に繋がったのでしょう。
ヤクルトもそうでしたが優勝するにはチーム全体での得点圏打率がある程度高くないといけないのかもしれません。
エラーの多さ・盗塁の少なさから緻密な野球は少し苦手なようなので、日本シリーズではオリックスの勢いを作れるかどうかが鍵を握っていそうです。
次は個人成績を見てみましょう。
オリックス 個人成績(打撃)
選手名:打率/打点/本塁打/出塁率/長打率/OPS/得点圏/盗塁/代打率/失策
宗佑磨:.272/42/9/.335/.393/.728/.275/8/.000/7
杉本裕太郎:.301/83/32/.378/.552/.931/.292/3/.000/ 5
紅林弘太郎:.228/48/10/.251/.353/.603/.230/2/.000/17
福田周平:.275/21/1/.354/.321/.675/.262/9/.- - -/3
吉田正尚:.339/72/21/.429/.563/.992/.400/0/.000/2
T-岡田:.241/63/17/.322/.434/.756/.296/2/.462/4
安達了一:.259/18/0/.351/.302/.653/.247/5/.000/9
モヤ:.229/47/13/.261/.373/.634/.313/1/.250/2
伏見寅威:.218/25/4/.268/.324/.592/.222/0/.250/4
ジョーンズ:.234/23/4/.339/.338/.677/.261/0/.429/0
吉田・杉本の2人を軸に、宗・紅林・福田・安達・T-岡田らが脇を固めるバランスの取れた打線と呼べるのではないでしょうか。
昨シーズンまでは吉田1人におんぶにだっこ状態だったところから杉本の覚醒により、打線の歯車が回り始めました。
チームに勢いをもたらすことが日本シリーズでは非常に重要です。その勢いをもたらすために、宗・紅林・福田の3人の活躍が鍵を握っていると思います。
この3人の中から“シリーズ男“が登場し、吉田・杉本と噛み合えば一気に日本一を決めてしまうでしょう。
若いチームであるが故に、日本シリーズという大舞台に飲まれてしまうと、強さを発揮できないまま日本シリーズが終わってしまうかもしれません。
オリックス・ヤクルト共に比較的若いチームなので、どちらが勢いを爆発させられるのかが日本一を決めるポイントとなりそうです。
次は投手成績を見てみましょう。
オリックス チーム成績(投手)
防御率:3.31(2位)
先発防御率:3.33(1位)
救援防御率:3.26(5位)
奪三振率:7.57(4位)
被打率:.230(2位)
QS率:51.75(1位)
WHIP:1.18(1位)
失点:500(2位)
投手力、特に先発陣はかなりの強みとなっています。
先発防御率・QS率の良さが際立っています。これは山本・宮城の二枚看板の存在がかなり効いています。
短期決戦である日本シリーズで絶対的な投手がいてるのはこれ以上ない心強さです。
この2人を含めた先発陣がしっかりと試合を作ることができれば、オリックスのペースで日本シリーズが進んでいくでしょう。
次は個人成績を見てみましょう。
オリックス 個人成績(投手)
選手名:防御率/勝/負/S/HP/登板/回/奪三振率/被打率/QS率/WHIP
山本由伸:1.39/18/5/0/0/26/193.2/9.57/.182/88.00/0.85
宮城大弥:2.51/13/4/0/0/23/147/8.02/.221/65.22/1.07
田嶋大樹:3.58/8/8/0/0/24/143.1/8.48/.255/54.17/1.29
山﨑福也:3.56/8/10/0/0/22/116.1/5.80/.255/47.62/1.16
増井浩俊:4.94/3/6/0/1/15/71/5.70/.282/38.46/1.49
山岡泰輔:3.89/3/4/0/0/12/69.1/9.61/.238/50.00/1.21
竹安大知:4.44/3/2/0/0/17/48.2/4.81/.264/12.50/1.38
ヒギンス:2.53/1/2/2/28/49/46.1/6.99/.218/0.00/1.21
富山凌雅:2.72/2/1/0/20/51/46.1/6.60/.220/0.00/1.17
山田修義:2.27/1/0/0/9/43/43.2/7.21/.241/0.00/1.31
平野佳寿:2.30/1/3/29/3/46/43/7.74/.200/0.00/0.91
山﨑颯一郎:3.69/2/2/0/0/9/39/6.69/.227/25.00/1.33
まずは山本・宮城の二枚看板の圧倒的な成績が目立ちます。
山本由伸は交流戦前までは少し崩れる場面が見受けられましたが、交流戦以降は自身15連勝を達成するなど、“無双状態“に突入しました。
セ・リーグファンの皆さんは今シーズンの山本由伸はこれまでの山本由伸と比較しても別格の投手になっていることを知っておいてください。
この大エースに加えて、左のエース宮城大弥の存在を忘れてはいけません。
高卒2年目でありながら、防御率1.39 13勝4敗という圧倒的な成績を残しています。
山田・村上率いるヤクルト打線が山本・宮城という圧倒的な先発を攻略できるかどうかも見どころの1つでしょう。
2人の圧倒的な投手が存在したこともあり、オリックスは今シーズン同一カード3連敗を一度もしていません。
(詳しくはこちらです↓)
またこの2人以外にも田嶋・山﨑福也・山﨑颯一郎・竹安などの先発投手の活躍も見逃せません。
負けの数が目立つものの、ローテーションピッチャーとしての最低ラインは越えています。
彼らも日本シリーズという大舞台で飛躍する可能性を秘めています。
また、数字上はリリーフ陣が課題となっているものの、シーズン終盤には抑えの平野を中心に、ある程度の形を作ることができています。
強力先発陣からのバトンを彼らがきっちり繋いでくれることでしょう。
まとめ
今シーズンのオリックスは吉田・杉本・山本・宮城といった軸を中心に脇を固める選手もたくさん揃ったバランスの良いチームとなっています。
この4人が日本シリーズという大舞台で全国の野球ファンに実力を示してくれることを期待しています。
1996年以来の日本一をかけて熱い戦いを見せてくれることを期待しています。
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ありがとうございました。