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【4/14対中日3回戦●】”2番佐藤”も得点は1点のみ… 深刻な得点力不足はいつ解消されるのか…

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、引き分け挟んで6連敗です。

”バンテリンドームの柳裕也”を攻略できるほどの得点力は今の阪神にはありません。

52回連続でタイムリーヒットが出ていないそうです。これじゃあ勝てませんね。

ただこの日はこれまでの打順とは大きくイメージを変えた打順を組んでくれたので、個人的には非常に嬉しかったです。

結果的に打順組み替えは不発に終わりましたが、このような柔軟な発想は今後も継続していって欲しいなあと思っています。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

佐藤輝明

ここまで全試合で4番で起用されてきた佐藤輝明選手が初めて2番で起用されました。

大胆な打順変更を望んでいた私としては非常に嬉しくワクワクしました。

中日3連戦の初戦でも大幅な打順変更がありましたが、出場した選手は大きく変わったものの、”打順のイメージ”は変わっていないように感じていたので、もっと大胆な変更を望んでいました。

”2番佐藤”の結果は9回表に先頭打者としてヒットを放ったものの、4回表ノーアウト1塁の場面では併殺打、6回表2アウト1・3塁の場面ではセカンドゴロとランナーを置いた場面では結果を残せませんでした。

得点に繋がらなかったので打順組み替えは不発に終わったようにも見えますが、期待感が持てる佐藤選手の前にランナーを溜めることができているので、一定の成果はあったと考えることもできそうです。


今シーズンの佐藤選手を振り返ってみると、昨年の後半戦のようになんでもかんでも振ってしまうような状態ではありませんが、今年のオープン戦と比べるとボール球に手を出している印象です。

「自分が決めないといけない!」という思いが強くムキになって手を出してしまってるのかなあと勝手に予想しています。

2年目の若者にここまで頼り切ってしまうのは良くないと思いつつも、佐藤選手の能力を考えるとこの厳しい雰囲気を佐藤選手の力で払拭して欲しいなあと私は思っています。

応援してます!!!!


ロハス・ジュニア

この日も9回表の1点しか得点を奪えませんでしたが、その中で良い働きを見せたのが代打から途中出場したロハス選手です。


6回表1アウト1塁の場面で代打起用されるとフルカウントから真ん中近辺のカットボールを引っ張りライト前ヒットとします。

柳裕也選手の低めの変化球をしっかりと見極めて、甘く入ったボールを見逃しませんでした。

8回表2アウト2塁の場面ではまたも柳選手の際どいコースの変化球を見極めて、高く浮いた変化球をライト前ヒットとしました。


ここまで僅か3試合のスタメン出場に留まっており、苦しいシーズンを送っています。

ですがチーム2番目となる5個の四球を選んでおり、規定打席には到達していないものの出塁率・OPSはチームトップです。

深刻な得点力不足に陥っている阪神打線において使わない手はない選手と言えるでしょう。


開幕当初絶好調だった糸井嘉男選手が気付けば打率2割台前半になっており、得点力不足の一因となっています。

こうなるとこの日結果を残したロハス選手にスタメンの機会が巡ってきそうです。


森繁和さんのコメントが印象に残ったので引用させていただきます。

どうすれば少しでもチームに勢いがつくか。まず2安打を放ったロハスはスタメンで使ってほしかった。一発のある外国人選手がオーダーに入っているだけで、相手投手は警戒してプレッシャーがかかるものだ。左腕の大野雄が先発した1戦目も糸井を先発から外していたが、左対左など関係ない。ベテランに少しでもベンチを盛り上げてもらうのも手だろう。

名前で野球をするわけではありませんが、ここまで得点が入らないのであれば、威圧感を与えるためにも、外国人で長打があるロハス選手をもっとスタメンに入れても良かったのかもしれません。

この中日3連戦で野手起用に大きな動きが見えたので、長いトンネルを脱出することは出来ていませんが、出口が近づいたのは間違いありません。

次のカードに期待です。


気になったポイント

打順

ここ最近毎記事のように打順について取り上げています。

先ほども述べましたが大胆な打順変更を望んでいたので、この試合のスタメンは非常にワクワクしました。

① 遊 中野拓夢
② 右 佐藤輝明
③ 中 近本光司
④ 一 大山悠輔
⑤ 左 糸井嘉男
⑥ 三 糸原健斗
⑦ 捕 梅野隆太郎
⑧ 二 小幡竜平
⑨ 投 桐敷拓馬

いわゆる”2番最強説”に則った打順です。

現状の阪神は佐藤輝明選手・近本光司選手・大山悠輔選手以外の選手が低調な成績となっています。

ならばこの3人を出来るだけ上位に固めて少しでも多く打席を回す方が得点に繋がるんじゃないかなあと個人的に思っていました。

実際に9回表2番佐藤選手・3番近本選手の連打でノーアウト1・3塁のチャンスを作って4番大山選手の犠牲フライで得点を奪います。

この他にも4回表・6回表にはランナーを置いて佐藤選手に打席が回ってきており、点数には繋がっていませんがチャンスを演出したという点でこの打順の効果があったように感じます。

もう少しこの形を見続けたいなあと個人的には思っているのですがどうでしょうか?


桐敷登録抹消

試合終了後矢野監督がこの日の先発の桐敷拓馬選手の登録抹消を明言しました。

この抹消に関してSNS上では「もっと抹消する選手がいるだろ!」「酷な起用をしといて打たれたら2軍行きはかわいそうだろう!」のような批判の声が一部で見受けられました。

チーム事情により振り回されてしまったのは間違いないので、かわいそうではありますが、この抹消自体は特別批判されることではないと個人的に思っています。

というのも伊藤将司選手・藤浪晋太郎選手の離脱により先発投手の枚数が2軍戦を回す選手を含めると足りなくなったはずです。

なので桐敷選手には今後も先発投手として準備をして欲しいと首脳陣は考えているはずです。

そして今週末に青柳晃洋選手・ウィルカーソン選手が1軍登録されるので誰かを抹消する必要があります。

中継ぎの枚数を削るのは考えにくいので、先発として考えられているであろう桐敷選手を抹消するのがベターな選択だと思います。


桐敷選手を中継ぎとして残す選択肢も考えられますが、それこそ”酷な起用”になってしまいます。

また1軍に登録したままで来週木曜日の先発を任せる選択肢も考えられますが、現在2軍の村上頌樹選手や秋山拓巳選手を昇格させることができるので、無理な起用が続いて疲労が溜まっているであろう桐敷選手に頼る必要はありません。


このように今回の抹消は桐敷選手にとって可哀想なものではなくてコンディションを整えるためにもありがたいものだと私は考えています。



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ありがとうございました。

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