【2月12日】阪神キャンプ情報まとめ(対外試合初勝利!楽天戦を振り返る!)
こんにちは!かったーです!
今回は2月12日におこなわれた阪神VS楽天の練習試合を阪神ファン目線で振り返っていきたいと思います。
気になった選手・気になったポイントをまとめていくので、阪神ファンやプロ野球ファンの皆さんの振り返りに使っていただけると幸いです。
それではいってみましょう。
スコア
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
伊藤将司
この日の先発は伊藤将司選手でした。
昨年2桁勝利を挙げ、今年は開幕投手を目指すと宣言している伊藤選手ですが、登板内容は3回32球被安打2奪三振1無失点と圧巻のピッチングでした。
新しく取り組んでいるフォークボールや緩急をつけるためのチェンジアップを織り交ぜて楽天打線を手球にとりました。
この日登板した阪神投手陣・楽天投手陣の中では貫禄すら感じる内容でした。
挑戦中のフォークボールに関しては「まだ落ちが甘いのかなと。練習して公式戦に使えるようにしていきたい」とコメントしており、握りを変えながら落ちの大きさを変えるなどの工夫も見られました。
試合後矢野監督は「今ぐらいの時期であれぐらい投げてくれていたら安心かな」とコメントしています。
昨年2桁勝った投手の貫禄を見せながら、新しいことに挑戦できた非常に良い練習試合になりました。
大山悠輔
この日の大山悠輔選手は3番レフトで出場し、先制タイムリーを含む2安打を放つ活躍を見せました。
初回1アウト3塁の場面から前進守備の二遊間を抜くセンターへのタイムリーを放ちます。
これに関しては、前進守備でなければ抜けていなさそうな打球だったので、満足はできていないと思います。
2安打目は簡単に追い込まれた後に外の変化球に上手く対応してセンター前ヒットを放ちます。
この辺はさすが1軍のバッターだなあと感じさせられました。
また今キャンプ初めて実戦で守ったレフトの守備に関しては、レフト線に上がったフライをスライディングキャッチするなど良い動きを見せました。
風に流されていく打球を上手く捕った印象でまだまだ練習は必要なのでしょうが、十分試合でも使えるレベルにはありそうです。
矢野監督も「あれもすごい難しい打球で。いい判断ができていたし、いい守備だった」と評価するコメントを残しています。
昨年の終盤のように両翼の選手が打撃不振に陥った時のオプションの1つに大山選手がいれば、チームにとってかなりありがたい存在になるでしょう。
佐藤輝明
キャンプでの実戦4試合で打ちまくっているのが佐藤輝明選手です。
この日は4番サードで出場し、広角に打ち分け3安打猛打賞を記録します。
4番で出場した3試合で11打数7安打で打率.636と打ちまくっています。
安打の内容も簡単に三振せずに素直にバットを出した結果がヒットになっている印象で、ブンブン振り回すのではなく丁寧なバッティングが目立つようになっています。
吉田正尚選手との自主トレや藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチの指導で確実性が身につきつつあるのかなあと感じます。
試合後佐藤選手は「練習とかでもしっかり捉えるということにフォーカスしているというか。(打つポイントも)近くで捉えているから逆方向に飛んでいるんじゃないかと思います」とコメントしているので、確実性にフォーカスを当てているのだと思います。
まだまだ練習試合ということで厳しい内角攻めをされていないので、打てている側面はあるでしょう。
今後内角を投げ切れる投手が実戦に出てきたときにしっかりと対応できるかに注目していきたいと思います。
またサードの守備に関しては、「サードで出たいと思っているので、しっかり練習して奪い取るぐらいの気持ちでやっていきたいなと思っています」とコメントしていますが、外野がメインの起用に現段階ではなりそうです。
糸井嘉男
チーム最年長の糸井嘉男選手が非常に元気です。
1打席目は一瞬ホームランかと思わされましたが、風に戻されセンターフライに終わります。
2打席目にはライト前ヒットを放ちます。これで実戦3試合連続でヒットを放ち、最年長とは思えない仕上がりの早さをアピールしています。
40歳をこえた選手がこの時期の練習試合に出場しているだけでも異例のペースなのに、守備にもついて、ヒットも打っているのには驚かされます。
試合後糸井選手は「新鮮ですね。ルーキーのような気持ちで。体もルーキーみたい」とコメントしており、糸井選手らしさがでています。
矢野監督も「(最後の)2打席目にヒットで終わるのも大したもの。その姿勢を俺はすごく買っている。ベテランがあのように見せてくれてプラスしかない」と称賛しています。
若い選手が多い阪神においてベテランの存在は貴重です。そのベテラン選手が元気に動き回ってくれていて、阪神ファンとしては嬉しい限りです。
村上頌樹
2番手としてマウンドに上がったのが2月8日の日本ハム戦でソロホームランを被弾していた村上頌樹選手です。
スローカーブで三振を奪うなど、2回22球2奪三振パーフェクトに抑え込みました。
球速があるタイプの選手ではないので、このように緩急をつけて抑えていくことが求められる選手です。
村上選手は試合後「内容はまだ。もっともっと高めていかないといけないと思った。カウントをもっと有利にしていかないと苦しくなる」とコメントしており、まだまだ満足いく内容ではなかったようです。
確かに抑えることはできたものの、ボール先行でカウントが進んでいくことが多かったので、ここは改善の余地がありそうです。
次回登板時にどのように修正してくるかを楽しみにしています。
熊谷敬宥
個人的に今1番気になっている阪神の二遊間候補が熊谷敬宥選手です。
2月11日の日本ハム戦でセカンドで好守を連発し、阪神ファンのハートを鷲掴みにしました。
オフに自主トレを共にした菊池涼介選手のようなレベルの高い守備を見せることができたものの、打撃でアピールしないことには守備固めで終わってしまうぞと感じていました。
そこで熊谷選手の打撃に注目して楽天戦を見ていたのですが、7回の守備からレフトに入り、2打席目の9回にレフトフェンス直撃の二塁打を放ちます。
ここから阪神はチャンスを拡大していき2点を追加することができました。
熊谷選手は試合後「感覚的にはいい方だとは思いますけど、まだちょっとミスショットがある。1球で仕留められるためにタイミングだったりというのは精度を上げていきたい」とコメントしています。
昨年は代走・守備固めとして年間通して1軍に帯同することができました。けれども打席は6打席しか与えられず、レギュラーにはほど遠い状態でした。
この状況に満足するはずもなく、レギュラーを目指して臨んでいるこのキャンプで攻守に渡って良いアピールができています。
1桁の背番号を与えられたということは、かなり期待されて入団しているはずです。
その期待に応える活躍を期待したいと思います。
湯浅京己
5番手として9回のマウンドに上がったのは湯浅京己選手です。
1回をフライアウト3つで片づけ良いアピールをすることができました。
直球が武器の選手ということで直球に注目していたのですが、楽天ドラフト2位の安田悠馬選手を詰まらせ内野フライに打ち取るなど、まずまずの勢いはありそうです。
ただ直球で押し切れるレベルの直球かと言われると現状そこまでではなさそうです。
またフォークなどの変化球は甘くなってしまうシーンがあったので、ここは精度を上げていく必要がありそうです。
湯浅選手は試合後「感覚良く投げられていると思う。自分のできることを精いっぱいやるだけ」とコメントしています。
中継ぎの一角に入り込めるような活躍を期待しています。
気になったポイント
阪神投手陣
日本ハムとの2試合の練習試合では中継ぎ候補たちがピリッとせず、不安が残る内容となっていました。
球が全体的に高く、無駄な四球が多いのでテンポも悪くなっていたように感じます。
それが楽天戦では無失点リレーで繋ぐことができ、四球も出すことなく抑えることができました。
同じような浜地選手・石井選手・湯浅選手には矢野監督も中継ぎ陣に割って入ってもらいたいと思っているはずなので、同じような失敗を繰り返さなかったのは評価につながるでしょう。
他の投手陣も含めて四球で崩れない、良いアピールを期待しています。
大山悠輔の外野守備
この日の試合ではレフトに大山選手・サードに佐藤選手が入りました。
個人的にはサード大山選手・ライト佐藤選手が基本線で、オプションの1つにサード佐藤選手・外野大山選手を準備しておくべきだと思っています。
(詳しくはこちら↓)
楽天戦での大山選手の守備を見ている限り、オプションの1つとして使えるレベルにはあるように感じたので、一安心ではあります。
ロハス選手あたりが年間通して活躍し続ければ、大山選手を外野で起用する必要がないと思うので、そうなってくれることを願っています。
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