【4/24対ヤクルト6回戦○】今季初の2桁得点!”テルタク”アベック弾に小幡のプロ初HRも飛び出した!
こんにちは!かったーです!
いやー、阪神ファンにとって最高の試合になりましたね!
16安打11得点・今季初の2桁得点で大勝と気持ちが良い日曜日でした。
今回はこの大量得点を全て振り返るために、阪神が得点したイニングを全て振り返りながら気になった選手を挙げていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
1回表
佐藤輝明6号2ラン +2点
中野拓夢1号2ラン +2点
初回の4得点で阪神が試合の主導権を握ることが出来ました。
4試合ぶりのスタメンとなった糸原健斗選手が1アウトからレフト前ヒットで出塁します。
このヒットは2ストライクと追い込まれてから逆方向に放った糸原選手らしさが詰まったヒットだったので、ここから復調してくれることを願っています。
続く3番佐藤輝明選手の初球、甘く入ってきたストレートを見逃さずとんでもない打球でライトスタンドまで運び阪神が2点を先制します。
いくら甘かったとはいえ初球からあんな打球を打てる佐藤選手の技術とパワーに驚愕しました。
このホームランについて佐藤選手は
とコメントしています。
これで佐藤選手はセ・リーグトップの6本塁打となりOPSも.920でリーグ3位になりました。
セ・リーグ屈指の強打者に成長してきている佐藤選手が阪神の希望です。
2点先制後、4番大山悠輔選手がセンター前ヒットで出塁します。
2アウトになって6番中野拓夢選手を迎え、ボール先行でカウントを取りにきた4球目のスライダーでした。
中野選手の好きなコースを振り抜き、ライトへの2ランホームランとし2点を追加します。
中野選手はこれが通算2本目の本塁打で1本目も昨年5月4日の神宮球場で佐藤輝明選手とのアベック弾でした。
何かと縁があるこのホームランについて
とコメントしています。
この試合の中野選手はこのホームランで終わることなく打ちまくり3安打4打点の大暴れでした。
四球がないことでいろいろ言われる選手ですが、ノった時の爆発力はさすがで下位打線を打つ分には十分すぎる活躍と言えるでしょう。
3回表
中野拓夢レフトへのタイムリー +1点
梅野隆太郎セカンドゴロの間 +1点
先頭の大山悠輔選手・糸井嘉男選手が連打でノーアウト1・3塁のチャンスを作ります。
ノーアウト2塁で迎えた糸井選手が初球を引っ張り込んでおり、最低でもランナーを進めようという意図が伝わるベテランらしい打撃だったのも見逃せません。
またこの回のツーベースの際に大山選手が膝を痛めたようでその直後の守備から途中交代しています。
矢野監督は試合後大山選手について
とコメントしており、今後の判断は試合終了時点では出来ないとのことです。
前日はノーヒットでしたが、3連戦の初戦はHRを含む猛打賞でこの日も2打席で2安打放っており、離脱となればチームにとってかなりの痛手になりそうです。
ノーアウト1・3塁のチャンスで6番中野拓夢選手がレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を追加します。
7番髙山俊選手のセンターフライの間に2塁ランナー糸井嘉男選手がタッチアップし1アウト1・3塁にチャンスを広げ、梅野隆太郎選手のセカンドゴロの間に1点を追加します。
このように内野ゴロの間に点数を追加するしぶとい攻撃が出来たことも評価できるポイントで、アウトを有効に使いながらランナーを進めて得点を奪う良い攻撃でした。
6回表
糸原健斗相手ショート失策の間 +1点
この回は相手のミスもありノーヒットで1点を奪います。
1アウトから近本光司選手が四球で出塁すると、続く糸原健斗選手の4球目に盗塁と内山壮真選手の悪送球の間に3塁へ進塁します。
このチャンスに糸原選手がショートゴロを転がし長岡秀樹選手のファンブルを誘い1点追加します。
開幕前に言われていた糸原選手らしい見事な”こと起こし”でした。
この1点を演出した近本選手の四球と盗塁も素晴らしかったです。
近本選手自身は状態を落としており、苦しい時期が続いていますが出来ることをコツコツと重ねてくれているので、状態が上がるまでじっくりと待ちたいですね。
7回表
小幡竜平1号2ラン +2点
この回は”伏兵”の活躍で追加点を奪います。
1アウトから7番髙山俊選手が左中間へのツーベースを放ちます。
今季2度目のスタメン出場でスタメン時はヒットが出ていなかったので、自身の生き残りのためにも貴重な1本となりました。
髙山選手らしいアウトローを上手く拾う打撃で新人王をとったルーキイヤーを思い出しました。
この日の髙山選手は守備で少しまずいプレイがあったものの、四球を選んで盗塁を決めるシーンもあり、1軍の戦力として活躍してくれそうな雰囲気は感じられました。
今後も糸井選手の休養日などでスタメンの機会は十分あると思うので、コンスタントに結果を残し続けて、長く1軍で活躍してもらいたいです。
2アウト後、途中出場の小幡竜平選手が打席に立ちます。
代打で出てきた第1打席では当てに行くようなスイングで空振り三振を喫しており、非常に勿体無いなあと感じていました。
小幡選手は糸原選手の不調でセカンドのスタメンで起用される試合が増えていましたが、打撃の方があまりにも低調だったので、熊谷敬宥選手らにスタメンの機会を譲る形になっています。
結果を求めるあまり早いカウントで手が出ず簡単に追い込まれてしまい、当てに行く打撃で内野ゴロや空振りが多く、結果以上に寂しさを感じていたのが本音です。
本来の小幡選手の打撃スタイルは近本光司選手のように積極的に振り抜いて強い打球を打っていくものだと思います。
なので追い込まれるまではそのような打撃スタイルを貫いた方が小幡選手のためになるんじゃないかなあと勝手に感じていました。
注目していたこの回の打席では外甘めの初球を振り抜きプロ初ホームランとしています。
”積極性”が良い結果に結びついた典型例で思わず「そうそう、そういうのよ!!!!」と口にしてしまいました(笑)
小幡選手はこのホームランについて
と本人も驚きの1発だったことを明かしています。
矢野監督の笑顔が印象的でまるで自分の息子が打った時のような雰囲気で見ていて嬉しくなりました。
ホームランを量産するタイプではありませんが、強いスイングで強い打球を打つことにはこだわって欲しいなあと感じた打席でした。
8回表
中野拓夢センターへの犠飛 +1点
島田海吏ライトへのタイムリー +1点
相手のミスにも乗っかり中野拓夢選手が4打点目の犠牲フライ、途中出場の島田海吏選手がタイムリーヒットともはやお祭り騒ぎでした
野球における流れの怖さを痛感した試合で、この良い流れを継続するためにも次の試合からも気を引き締めて臨んで欲しいと思っています。
最後に
ここまで阪神の11得点を全て振り返ってきました。
今回は大量得点にフォーカスを当てたため、投手陣のことは省いてしまいましたが、援護に守られたこともあり良い活躍をしてくれました。
先発のガンケル選手・岩貞祐太選手はあまり状態が良いとは言えなかったですが、打線がカバーしてくれたので、次回は逆にチームを救うような好投を期待しています。
こんな試合がたくさん見られることを願っています。
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ありがとうございました。