【4/22対ヤクルト4回戦○】青柳完封・大山先制2ラン・佐藤タイムリー二塁打・ロハスダメ押し3ランで連敗ストップ!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連敗ストップです。
2週連続連敗ストップを託された青柳晃洋選手が素晴らしい投球を見せ、勝利に導いてくれました。
野手陣に関しても効果的なホームランにタイムリーも飛び出し久々に快勝と言える試合展開でした。
気になった選手・気になったポイントをまとめながら振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
青柳晃洋
”エース”と呼ぶに相応しい快投でした。
先週初登板ながら8回1失点と素晴らしい内容でチームの連敗を止めた青柳晃洋選手がこの試合でまたしても連敗ストップを託されました。
結果は9回 124球 被安打3 奪三振7 与四球2 無失点と通算2度目の完封勝利を挙げました。
初回は先制点をもらった直後ということもあってか、かなり慎重に投げていた印象で、際どいボール球が多く2つの四球を与えてしまいました。
この2アウト満塁のピンチを長岡秀樹選手から空振り三振を奪い凌ぐと、2回以降はテンポ良くゴロアウトを量産するらしいピッチングを披露します。
痺れたのは6回裏の投球で先頭の青木宣親選手がツーベースで出塁し、ノーアウト2塁のピンチを背負った場面です。
この時点では2点差で、さらに迎えるバッターが山田哲人選手・村上宗隆選手ということで、「なんとか1点で凌いで欲しいなあ」と思いながら見ていました。
山田選手には外のスライダーでファールを打たせカウントを整えると2ストライク2ボールで迎えた6球目にインローのスライダーを投じます。
このスライダーはボールになりましたが、山田選手の頭にはなかったはずのボールで、次の外ツーシームがかなり効きやすくなったはずです。
結果的に7球目のアウトローツーシームで空振り三振を奪い、1アウトを取ります。
余談ですが山田選手は青柳選手が大の苦手でこの日も完全に翻弄されていた印象です。
(2021年山田哲人vs青柳晃洋:12打数1安打 打率.083)
続く村上選手にはインハイを3球投じ空振り三振を奪います。
山田選手とは逆で村上選手は青柳選手をかなり得意としています。そんな村上選手との対戦を青柳選手はかなり意識していて、キャンプ中から高めのボールをうまく使う配球を練習していました。
(2021年村上宗隆vs青柳晃洋:15打数8安打 3本塁打)
その成果が出た打ち取り方で梅野隆太郎選手を含めたバッテリーの対策勝ちでしょう。
梅野選手は村上選手との対戦について
と手応えを口にしています。
青柳選手は村上選手との対戦について
と相手の外への意識を逆手に取るインハイのボールの意図をコメントしています。
2軍調整中、若手選手たちにいろんなアドバイスを送っていたこともニュースになっていて、エースの風格が出てきています。
決して器用ではなかった青柳選手がここまで頼れる選手になってくれたように、他の選手たちも続いていってもらいたいですね。
大山悠輔
ここ最近状態を落としていた大山悠輔選手が先制ホームランを含む3安打を放ちチームの勝利に貢献しました。
1回表、2アウトから佐藤輝明選手がツーベースを放ち一打先制のチャンスを作ります。
迎えるは大山選手で追い込まれてからの4球目、高く浮いてしまったフォークを見逃さず左中間へと運ぶ先制2ランとなりました。
この打席が良いきっかけになったのか、2打席目以降良い内容の打席が増え結果的に今季初の猛打賞となりました。
大山選手は
とコメントしています。
また
と前日に代打逆転満塁ホームランを放った小野寺暖選手に影響を受けたことも明かしています。
この試合終了時点で打率.253 3本塁打 11打点 OPS.707とまずまずの成績を残していますが、大山選手への期待値を考えると物足りません。
この試合の猛打賞をきっかけに大暴れする姿を楽しみにしています。
ロハス
先週に引き続き青柳選手を援護するダメ押しのホームランをロハス選手が放ってくれました。
7回表佐藤輝明選手のタイムリーで1点を奪い、さらに畳み掛けたい2アウト1・3塁のチャンスで6番ロハス選手を迎えます。
コール選手の初球、アウトハイ高めのストレートを振り抜きレフトポール直撃の3ランを放ちます。
初球のストレートに怯むことなく積極的にいった結果がこのホームランに繋がりました。
ロハス選手が良い結果を残す時は”積極性”がキーワードで追い込まれるまでに勝負をかけられるかがポイントだと個人的に思っています。
ただ今年のロハス選手は追い込まれてからのボールの見極めがしっかりとできているので、四球で出塁するシーンも目立ちます。
この日も2打席目に四球で出塁しており、規定打席未到達ながらチームトップの出塁率.370を記録しています。
波が激しい選手で起用しにくい面もあるのですが、我慢して起用し続ければ主要三部門でも良い成績が残るんじゃないかなあと思っています。
ロハス選手は
とコメントしています。
徐々に点数が取れるようになってきましたが、まだまだ得点力不足が解消したとは言い難い状況です。
そんな中でロハス選手には出塁に長打にさらなる活躍を期待しています。
気になったポイント
良い流れを呼び込む攻撃
解説の今岡真訪さんも仰っていたのですが、7回表は流れを呼び込む非常に良い攻撃が出来たと思います。
来日初登板のコール選手がヤクルト2番手としてマウンドに上がります。
そのコール選手は制球が定まらず先頭の近本光司選手に四球を与えます。
続く熊谷敬宥選手が送りバントで繋いで、3番佐藤輝明選手にタイムリーツーベースが飛び出し1点を追加。
4番大山悠輔選手のライトフライで2塁ランナーがタッチアップ、5番糸井嘉男選手が四球で繋いで6番ロハス選手の3ランでとどめを刺しました。
タイムリーを打った佐藤選手・ホームランを打ったロハス選手は当然として、アウトになりながらもランナーを進めた点を今岡さんが評価していました。
打ち続けて点数を取るのはなかなか難しいので、アウトをうまく使ってランナーを進めることが流れを呼ぶには必要だということでしょう。
このように点数を奪って流れを完全に阪神が握ると中野拓夢選手がヒットと盗塁を決めたり、大山選手・佐藤選手・中野選手に好守が飛び出すなど良い雰囲気で野球をおこなうことができました。
流れに乗ってプレイし続けるために勿体無いミスやいらない四球などに気をつけて次の試合に臨んで欲しいです。
2番熊谷
快勝のこの試合であえて苦言を呈すとすれば2番熊谷敬宥選手に関してです。
前日から2番で起用され先制の犠牲フライに盗塁と良い活躍を見せたので、この日もスタメン起用されます。
ですが1打席目から3打席目まで全て早いカウントでの内野フライと一番当たってる佐藤輝明選手の前を打つ選手としてはあまりにも寂しい打席内容でした。
「なんとか逆方向に」という思いは伝わってきますが、追い込まれる前からそのような打撃スタイルで結果も内野フライでは非常に勿体無いように感じます。
7回表の攻撃に関しても”来日初登板・先頭に四球を与えた直後・1塁ランナー近本・2点リード”という状況で打席に熊谷選手が立ったのですが、過去3打席の内容から送りバント以外考えられませんでした。
結果的にその送りバントが流れを呼び点数に繋がったので、このバント自体は作戦として問題ないですし、決めた熊谷選手も素晴らしかったです。
ですがこの状況で送りバント一択に思わせてしまう打席内容では2番で使い続けるのは厳しいなあと感じてしまいました。
制球を乱している相手投手の様子を見たり、近本選手との連動、あるいは強攻策でノーアウト1・3塁を狙っていくなどいろんな選択肢が考えられる中で送りバントを選択出来るような選手が理想で、”師匠”の菊池涼介選手はそのような選手だと思います。
6点差ついた最終打席ではもう少しでホームランという打球を放っています。
このような打球を打てる熊谷選手はなんでも出来る理想的な2番になり得る選手だと思います。
この経験を活かしてより良い選手になってもらいたいです。
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