【7/3対中日14回戦○】才木浩人1159日ぶりの勝利!大山悠輔通算100号HR!”虎の未来は明るいぞ!!!!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連勝です!
いやー、感動しましたねー!
辛いリハビリ期間を乗り越えた才木浩人選手の復帰戦に、同期入団大山悠輔選手が通算100号となる2ランHRで花を添えます。
才木選手の勝ち星を消す訳にはいかない中、中継ぎ陣が6回以降を無失点で抑え続け、才木選手に1159日ぶりの勝ち星をプレゼントすることができました。
ヒーローインタビューで涙する才木選手の姿に感動させられました。
”虎の未来”は明るい。
そう感じた1試合を振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
才木浩人
2016年ドラフト3巡目で阪神に入団。
高卒2年目の2018年、夏場にかけて先発ローテに定着し、シーズン終盤にはセットアッパーも務め22試合に登板します。
10代ながらバッタバッタと三振の山を築いていく姿にワクワクしたのを今でも覚えています。
「このまま順調に育っていって欲しい」誰もがそう思っていたと思いますが、なかなか上手くはいかないものです。
右肘の違和感で2019年は僅か3試合の登板に留まり、2020年には『トミー・ジョン手術』を受け育成選手としてリハビリに励むことになりました。
そして迎えた2022年。
春季キャンプで実戦復帰、ウエスタンリーグ開幕後も問題なく登板を重ねていき、5月4日に念願の支配下復帰を果たします。
その後も2軍のローテの一角として安定感抜群の投球を見せ、ついにこの試合で1148日ぶりの1軍マウンドに上がることができました。
復帰戦の初回、最速153km/hのストレートで中日上位打線を押し切る姿が見受けられ、その時点で「これは”完全体”才木浩人が帰ってきたわ…!」そう感じました。
ヒーローインタビューで明かしていましたが、この初回はかなり飛ばしていたようで2回からはバテてしまっていたようです(笑)
その言葉通り少し球速が落ちたり、制球が乱れたりもしましたが、5回まで無失点を続けます。
「5回 76球 被安打5 奪三振5 無四球 無失点」
復帰初戦ということを加味すれば、十分すぎる内容でしょう。
はっきりとしたボール球がいくつかあったにも関わらず、四死球を与えなかった点がとても良かったと思います。
6回以降は中継ぎ陣にバトンを託し、同期の浜地真澄選手や1軍再昇格後初めて勝ちパターンで起用されたケラー選手らが無失点で抑え切り、才木選手に1159日ぶりの白星が付きました。
才木選手はまだ23歳で大卒2年目の選手と同学年です。
(佐藤輝明選手・村上頌樹選手ら)
まだまだこれからの選手で、苦しいリハビリを乗り越えた経験が才木選手をレベルアップさせてくれたと思います。
さあこの試合が才木選手のリスタートです。
今後の才木選手が楽しみです。
大山悠輔
同期の復帰戦で記念すべき通算100号を決めるところが”大山悠輔らしい”ですね。
6月21日広島戦で通算99本目を放って以降、10試合連続でホームランから遠ざかりモヤモヤしていたかもしれません。
それでも際どいコースを冷静に見極め四球を選ぶ姿や守備で貢献する姿、いつもの大山選手らしさは崩れていませんでした。
待ちに待った瞬間はこの試合の第1打席、柳裕也選手の4球目。
柳選手の外のストレートを振り抜きバックスクリーン右まで運びます。
広いバンテリンドームの右中間まで運ぶ完璧な打球で大山選手らしい綺麗な放物線を描く最高のホームランでした。
1年目の7月1日、チームの7連敗を止める3ランホームランがプロ初ヒット&プロ初ホームランで、当時甲子園で観戦していた私も物凄く興奮したのを覚えています。
今となっては大山選手のプロ初ホームランを生で見ることができたのはちょっとした自慢です。
大山選手はドラフト会議での悔しさを今も胸に秘めてプレイしているようです。
2016年のドラフト会議は”田中正義選手・佐々木千隼選手”ら投手に目玉選手が多く、阪神も「投手を1位指名する」と各媒体で予想されていたのを覚えています。
ですが蓋を開けてみると金本監督率いる阪神は大山選手をサプライズ指名、指名の瞬間会場中に「え〜〜〜!!!!」というネガティブな声が飛び交います。
当時のことを振り返ると、そのような声が思わず漏れてしまうのも無理がなかったと思います。
(私も恥ずかしながらテレビの前で「何でいきなり野手なんだ…?」と思っていました)
ですが大山選手にとっては「プロ野球選手になる」という夢が叶ったと同時に、それを歓迎しないかのような声が飛び交ったのは、とても苦しかったと思います。
入団後も巨人の岡本和真選手・ヤクルトの村上宗隆選手ら歳の近い長距離砲たちと比べられ、さらには「得点圏打率の低さ・積極性が裏目に出たポップフライ」などを理由に理不尽な叩き方もされてきました。
それでも大山選手なりの成長曲線で阪神待望の「生え抜き長距離砲」に育ってくれています。
この先さらに200本・300本とチームを勝ちに導くホームランを沢山量産して欲しいです。
大山選手の「綺麗な放物線・フォロースルー」を我々阪神ファンは待ち望んでいます!!
気になったこと
未来の投手陣にワクワクしよう
この試合で復帰後初白星を挙げた才木浩人選手は慎重に扱う方針のようで、試合後に矢野監督が登録抹消することを明かしています。
先週西純矢選手・ガンケル選手・ウィルカーソン選手が登録抹消されているので、次の日曜日の先発投手に関して困ることはなさそうです。
現在の阪神はリーグ戦再開後、先発陣がQSできない展開が続いているものの、トータルで見ると12球団屈指の投手力を持つことができています。
”今”の投手陣はもちろん、才木選手のような25歳以下の選手にも有望な投手が多いので”未来”の投手陣にもかなり期待が持てそうです。
そんな3〜4年後の阪神投手陣を考えてワクワクしましょう。
虎の未来を担う、25歳以下の主な投手陣がこちらです↓
こうしてみると最速150km/hを超える投手が多数存在し、いろんな課題があれどストレートが武器の選手が多い印象です。
特に現段階で1軍で活躍し始めている浜地真澄選手・湯浅京己選手・西純矢選手・及川雅貴選手らは3〜4年後にはバリバリの主力になっていて欲しいですね。
さらに『才木浩人・西純矢・森木大智』の高卒本格派右腕が先発ローテに並び立つ姿を想像するとワクワクが止まりません!
ここに現在先発ローテを務めている青柳晃洋選手・伊藤将司選手らが30歳前後でエース格を務め、髙橋遥人選手がリハビリを乗り越え帰ってきてると思うと層の厚さが凄まじいですね。
もちろんこの3〜4年に加入する新人選手・外国人選手らもいるはずなので、もっと分厚い投手陣かもしれません。
全員が思うように成長していくほど甘い世界ではないので、想定外の事態が多発するかもしれません。
ですが甲子園という広い球場・過去の投手育成の事例を考えると他球団よりも強力な投手陣が形成されている可能性は十分あると思います。
そのような未来が訪れることを期待しながら応援し続けたいと思っています。
こちらのnoteも是非ご覧ください↓
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ありがとうございました。