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救世主求む!阪神2軍で好調な野手をまとめてみた!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガースは開幕から未勝利のまま9連敗を喫し、非常に厳しい空気が漂っています。

そんな中主力として計算されていたマルテ選手が”右足のコンディション不良”で登録抹消され、さらには佐藤輝明選手に本塁打が出ていなかったり、下位打線の成績が低調だったりと打線に活気がありません。

そこで今回はこの重苦しい空気を打破してくれるような2軍で好調な野手陣をまとめていきたいと思います。


大前提として私個人の意見としては野手陣よりも投手陣の方が深刻な状態だと思っていて、野手陣に関しては何かきっかけがあれば現状スタメンで出場してる選手たちが繋がり得点力が上がると思っています。

なのでこれから挙げていく選手たちはあくまで何かのきっかけを与えてくれそうな選手たちで、「1軍の選手と全員入れ替えろ!!」のような極端な意見ではありません。


成績はこちらを参考にしています↓


豊田寛

プロフィール

豊田寛(とよだ ひろし)
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長:177cm
体重:85kg
生年月日:1997年4月28日
経歴:東海大相模高→国際武道大→日立製作所
ドラフト:2021年ドラフト6位


2022年2軍成績(4/4時点)

打率:.308
試合:5
安打:4
本塁打:1
打点:3
盗塁:0
四球:2
三振:4
出塁率:.375
長打率:.769
OPS:.1.144

1人目はマルテ選手の代わりに1軍昇格を果たした豊田寛選手です。

4月3日に1軍登録されその日の巨人戦でガンケル選手の代打としてプロ初打席を迎えています。(結果は空振り三振)

豊田選手はドラフト6位で入団した新人選手で、東海大相模高校時代は現中日の小笠原慎之介選手や現オリックスの吉田凌選手らと共に夏の甲子園で優勝を経験しています。

そんな豊田選手は都市対抗野球で左足を痛めた影響で2軍キャンプスタートとなっていました。

さらにキャンプ終盤には右肩のコンディション不良・コロナ陽性判定を受けてしまい調整が遅れ、ウエスタンリーグの開幕に間に合うことはできませんでした。


ですが3月29日のウエスタンリーグソフトバンク戦で公式戦初出場を果たすと翌日には7番センターでスタメン出場し、本塁打を含めた2安打を放ちます。

その後も3試合連続で打点をあげるなど、2軍戦で存在感を示します。


マルテ選手の離脱で現在の阪神は右の長打があるタイプの打者が不足しています。

日曜日は代打のみの出場だったので、豊田選手の良さを感じることはできませんでしたが、今後も少なからずチャンスが与えられるはずなので、なんとか存在感を示して1軍に定着してもらいたいですね。


陽川尚将

プロフィール

陽川尚将(ようかわ なおまさ)
ポジション:内野手
投打:右投右打
身長:180cm
体重:90kg
生年月日:1991年7月17日
経歴:金光大阪高→東京農業大
ドラフト:2013年ドラフト3位


2022年2軍成績(4/4時点)

打率:.250
試合:10
安打:7
本塁打:3
打点:4
盗塁:1
四球:3
三振:6
出塁率:.364
長打率:.607
OPS:.971

2人目は9年目を迎えた陽川尚将選手です。

陽川選手は今1番熱い選手かもしれません。

4月3日に行われたウエスタンリーグオリックス戦で2本の本塁打を放ち、内1本はサヨナラ本塁打とド派手なアピールを見せています。

この日の陽川選手について平田2軍監督

-陽川が2発。
 「ビッグフライ、陽川さんやね。思わず最後は『ビッグフライ!陽川さん!』。大谷に負けないよ、今日の陽川は。このぐらい普通だって言ったけど。今日は『ビッグフライ!陽川さん!』。大谷に負けないような。(井上)広大にしても逆方向のホームラン。やっぱりホームランの威力は感じたな」

-陽川は一発で仕留められている。
「まだまだ。彼の本来のいい時を知ってるから。(巨人)菅野からボカーンって打った。それを思い出せって言うんだけど。まだミスショットあるんだけど、今日は追い込まれて、真っすぐに対応できたっていうのは、状態は上がってきてる。打球が上がってきてる。広大にしてもそうやん」

とコメントしています。

長期間にわたって活躍し続けられるかは不透明ですが、少なくとも今の状態が良いのは間違いありません。

今週の甲子園6連戦の間に1軍で見てみたいなあと強く感じました。


髙山俊

プロフィール

髙山俊(たかやま しゅん)
ポジション:外野手
投打:右投左打
身長:181cm
体重:86kg
生年月日:1993年4月18日
経歴:日大三高→明治大
ドラフト:2015年ドラフト1位


2022年2軍成績(4/4時点)

打率:.278
試合:10
安打:10
本塁打:0
打点:3
盗塁:0
四球:5
三振:5
出塁率:.372
長打率:.389
OPS:.761

3人目は復活待たれる2016年の新人王髙山俊選手です。

今シーズンの髙山選手は藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチの指導のもと新人王を獲得した1年目の打撃フォームに戻しています。

その成果が数字に表れていて3月の教育リーグを含めた2軍戦ではコンスタントにヒットが出ています。

守備や走塁が武器になる選手ではないので、とにかくヒットを打つことが求められます。

今後も2軍でヒットを打ち続けていれば、1軍の外野事情を考えると昨年のように1軍戦未出場で終わることはないんじゃないかなあと思っています

まずは左の代打枠を担ってくれるような存在になって欲しいです。


髙寺望夢

プロフィール

髙寺望夢(たかてら のぞむ)
ポジション:内野手
投打:右投左打
身長:178cm
体重:76kg
生年月日:2002年10月17日
経歴:上田西高
ドラフト:2020年ドラフト7位


2022年2軍成績(4/4時点)

打率:.270
試合:10
安打:10
本塁打:0
打点:1
盗塁:1
四球:3
三振:6
出塁率:.325
長打率:.297
OPS:.622

4人目は1軍キャンプにも抜擢された高卒2年目の髙寺望夢選手です。

高卒2年目とは思えない非凡なバッティングセンスでいろんな媒体で取り上げられた選手です。

2軍戦では遊撃手・二塁手・三塁手と複数ポジションを守りいろんな経験を積んでいます。

打撃面では1軍経験も豊富な山﨑福也選手や松葉貴大選手などからもヒットを打っており、レベルの高さがうかがえます。

時には1番を任されるなど平田2軍監督からの評価も高くなっているようです。


打席数を確保するために2軍戦での出場が今シーズンはメインになると思いますが、このまま糸原健斗選手・木浪聖也選手ら1軍内野手陣がいまいちな状態であれば、1軍に抜擢してみても面白そうです。


植田海

プロフィール

植田海(うえだ かい)
ポジション:内野手
投打:右投両打
身長:175cm
体重:72kg
生年月日:1996年4月19日
経歴:近江高
ドラフト:2014年ドラフト5位


2022年2軍成績(4/4時点)

打率:.355
試合:10
安打:11
本塁打:0
打点:1
盗塁:1
四球:6
三振:6
出塁率:.459
長打率:.452
OPS:.911

5人目は近年代走の切り札として活躍している植田海選手です。

植田選手は実績と実力を見込まれて2軍キャンプスタートとなりましたが、キャンプ終盤にコロナ陽性判定を受けて調整が遅れてしまい開幕1軍を逃します。

ですが復帰後は主に9番打者としてヒットを量産しウエスタンリーグ3位の打率を残しています。

今の状態をキープできるのであれば、1軍で二塁手・遊撃手での出場もありなように感じます。


マルテ選手の離脱により大山悠輔選手が一塁手で出場し、守備に不安がある糸原健斗選手を三塁手に回す機会が増えそうです。

空いた二塁手のポジションは木浪聖也選手・小幡竜平選手ら1軍内野手陣が流動的に起用されるはずで、その争いの中に植田選手も十分混じれる水準の打撃を見せています。

当然代走の切り札としても流れを変えうる選手なので、是非とも1軍で見てみたい選手です。



最後に

現状の阪神の雰囲気は誰か1人の選手の力で変えられるものではないように感じます。

さらに1つ勝てばそれで良い訳ではなく、この期間に背負った借金をなんとかして返していかなければなりません。

そのためには1軍だけでなく2軍を含めた全ての戦力の中から状態の良い選手を見極めて、戦っていく必要があるでしょう。

現状2軍の選手たちにとっては大きなチャンスだと思うので、その気になって準備していて欲しいなあと思っています。



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