【8/7対広島18回戦○】前日の敗戦を引きずらない!選手たちの”粘り”が実を結ぶ!”恐怖の下位打線”ロドリゲス・ロハスの2者連続HR!ケラー来日初セーブで”3月の悪夢”を振り払う!
こんにちは!かったーです!
前日の嫌な負け方を引きずらず、選手全員が粘ってくれたおかげで勝つことができた試合だと思います。
特にロドリゲス選手・ロハス選手の連続HR、ケラー選手の来日初セーブといった”外国人選手”の躍動が印象的です。
その他にも島田海吏選手の4試合連続マルチ安打・梅野隆太郎選手の猛打賞・糸原健斗選手の好守・苦しむ佐藤輝明選手,中野拓夢選手の最低限の仕事・3連投岩貞祐太選手の粘り・代打長坂拳弥選手,代打陽川尚将選手の出塁など挙げ出すと切りがないぐらい、選手全員が頑張ってくれた試合です。
いろいろ苦しんだ3連戦でしたが終わってみればカード勝ち越し、広島戦のカード勝ち越しは今季初めてだそうです。
ヤクルトとの差も縮まっているので、この勢いをどんどん加速させていって欲しいですね。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
打者成績
投手成績
気になった選手
島田海吏
『8月の島田海吏』が止まりません!!
前日チームが痛恨のサヨナラ負けを喫し、全ての話題を持って行かれてしまいましたが、3安打猛打賞で3試合連続マルチ安打を達成していました。
勢いそのままにこの試合でも勝ち越し打を含む2安打2打点でチームに貢献、マルチ安打記録を4試合にまで伸ばします。
8回表に放った勝ち越しツーベースも”会心の打球”といった感じではありませんでしたが、快速を飛ばし二塁に到達しています。
この一打に関して島田選手は
とコメントしています。
苦手にしている”左投手”からの長打は今季初で、通算でも3本目だそうです。
対右投手に関してはレギュラーとして及第点レベルの成績が残っているので、左投手を相手にどれだけ安定した打力を発揮できるかが、今後の大きな課題です。
8月の勢いに乗って左右関係なく安打を量産して欲しいですね。
ロドリゲス・ロハス
まさに『助っ人外国人』と言える素晴らしい活躍でしたね。
序盤に先制したものの、ガンケル選手が広島打線に捕まり、あっという間に3点ビハインドとなってしまいます。
先頭の近本光司選手がレフト前ヒットで出塁した5回表、4番佐藤輝明選手・5番糸原健斗選手が凡退してしまい、完全に広島ペースで試合が進みそうになっていたところで打席には6番ロドリゲス選手。
甘く入ってきた初球の変化球を強振し、バックスクリーン左に飛び込む第2号2ランHRを放ちます。
ロドリゲス選手が大好きな抜けた変化球で、それを見逃さず一振りで仕留めてくれました。
続くは7番ロハス選手。
前日・前々日と結果を残していたこともあり、心の中で「2者連続HR、打ってくれへんかなー…」と感じていたファンの方も多かったと思います。
その思いに見事応えるライトスタンドへの完璧な第6号ソロHRを放ってくれました。
インローの厳しいコースでしたが、完璧に捉え”確信歩き”も見せ、文句のつけようのない素晴らしいHRだったと思います。
4回までで8本のヒットが飛び出していましたが、全て単打だったこともあり2点しか取ることができていませんでした。
そんなどこか重苦しい雰囲気を振り払う活躍を助っ人2人が見せてくれました。
やはり”本塁打”の力強さは凄まじいですね。
このHRについてロドリゲス選手は
とコメント、ロハス選手は
とコメントしています。
2人は兵庫県内にある自宅マンションも同じだそうで、公私ともに心強い味方になっていることが予想できます。
特にロドリゲス選手加入後のロハス選手の「必死さ・陽気さ」はファン目線でも明らかで、それがこの広島3連戦での活躍に繋がったのかもしれません。
チームに欠けている”長打力”を補う存在として今後も2人から目が離せません!
ケラー
これで「あの悪夢」を完全に振り払うことができたはずです。
両チーム合わせて29本もの安打が飛び出したこの試合、9回裏のマウンドにはケラー選手が上がります。
クローザー岩崎優選手は連投中かつオールスター明け8試合中6試合に登板していた疲労を考慮して、「使うつもりがなかった」と矢野監督が試合後明かしています。
代役だろうが何だろうが、ケラー選手にとっては「守護神失格」のきっかけとなった「3月29日マツダスタジアムでの広島戦」以来となるセーブシチュエーションでの登板で、相当気合が入っていたはずです。
先頭はこの日日米通算1500安打を達成していた秋山翔吾選手で、4球連続ストレートを投げ込み空振り三振を奪います。
続くはマクブルーム選手、またも2球連続ストレートで追い込むと、開幕当初痛打されまくっていたカーブで見事空振り三振を奪います。
開幕戦山田哲人選手にカーブを反応でいとも簡単にスタンドまで運ばれていたことを考えると、キレが桁違いになったはずです。
最後は坂倉将吾選手にスタンドギリギリまで運ばれてしまいますが、センターフライで打ち取りゲームセット、見事三者凡退で締めくくり”来日初セーブ”を挙げることができました。
試合終了後マウンド上で梅野隆太郎選手と喜びを分かち合っていたのが印象的で、とても良い笑顔でした。
ケラー選手は試合後
とコメントしています。
これでケラー選手は再昇格後の成績が「14試合 13.2回 0勝0敗 2H 1S 防御率0.66 WHIP0.44 奪三振率15.80」となりまさに”無双状態”が続いています。
最悪のスタートとなった日本でのキャリアでしたが、努力でここまで這い上がってきたと思うと応援せざるを得ませんね(笑)
長く阪神を支える存在になって欲しいなあと心から願っています。
この試合に限らず再昇格後圧倒的な投球を続けているケラー選手を「クローザーに据えた方が良い」とする声が日に日に増していってる印象ですが、その点に関して金村暁投手コーチは
と岩崎優選手が基本線ではあるものの、コンディションと相談しながらケラー選手を抑えとして起用する可能性もあることを示唆しています。
これに関しては私自身も同感で”制圧力”という点で岩崎選手のクローザーが物足りないのは事実ですが「25セーブ・防御率1点台」という好成績を残しているのも事実なので、簡単に配置転換してしまうことのリスクの方が大きいように感じています。
(他選手の起用法が変わること、岩崎選手自身のプライドや起用法が流動的になるが故に身体的負担が増す可能性など)
またケラー選手を9回として決めてしまうより、もう少し柔軟な立ち位置で起用した方がチームにとってプラスになるのではと個人的に感じています。
浜地真澄選手・湯浅京己選手・岩崎優選手ら勝ちパターンの負担が大きくなりすぎないよう、負担を分散させる存在として7,8,9回どこでも行く可能性を残しておくイメージです。
「相手の打順・3投手の負担」などいろんな要素を加味した上で登板する場面を首脳陣が選べる方がチームにとって有難いはずです。
湯浅選手や岩崎選手は年間通して1軍に帯同し続けている(リフレッシュ目的で10日間抹消されたことはある)ので起用法を「セットアッパー・クローザー」として固定してあげた方が負担が和らぎ、チームのためにもなるのかなあというのも主な理由の1つです。
その点ケラー選手はまだまだ身体的な負担はそれほど溜まっていないはずで、多少起用が流動的になったとしても対応し切るだけの馬力が残っていると思います。
なので金村コーチが言うような起用法に個人的には賛成しています。
実際にどのような形で投手運用がなされていくのかに注目ですね。
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ありがとうございました。