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【7/17対中日17回戦○】佐藤輝明のタイムリー&ダブルスチールで逆転勝利!ガンケル安定感抜群の投球で8回1失点!『ウル虎の夏』6年ぶりの勝ち越し!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、毎年恒例『ウル虎の夏』での6年ぶりの勝ち越しを決めました!


6月29日DeNA戦以来の先発となったガンケル選手が初回にばたつきながらも2回〜7回まではパーフェクトピッチングを披露。

8回にピンチを招きますが平田良介選手・大島洋平選手を見事に打ち取り、8回1失点で自身4勝目を挙げることができました。


攻撃面では先制を許した直後に、佐藤輝明選手が逆転のタイムリーを放ち、さらに1アウト1,3塁の場面でダブルスチールを敢行、中日サイドを翻弄し3点目を奪い取ります。

その後は柳裕也選手に抑え込まれてしまいましたが、阪神らしい攻撃で好投手からリードを奪えたのはかなりのポジ要素でしょう。

次戦からは大山悠輔選手が合流するそうなので、この勢いをさらに増して”苦手”広島から勝ち星を重ねて行って欲しいですね



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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打者成績

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投手成績

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気になった選手

ガンケル

前回勝ち星を挙げたオリックス戦と同じようなテンポの良い投球で中日打線を封じ込めてくれました。


立ち上がりから低めに投げ分けることはできていたものの、佐藤輝明選手のエラー・ガンケル選手自身の牽制悪送球が絡み、嫌な形で先制を許してしまいます。

この試合に限らずフィールディング面や走者を背負った際に気にしすぎる姿が度々見受けられるので、ここはガンケル選手の課題でしょう。

ですが2回表以降はかなりテンポの良い投球で、7回表まで1人の走者も出さない”パーフェクトピッチング”を展開します。

オリックス戦同様、ストライクゾーンの中で小さく球を動かし凡打の山を築いていく姿が印象的でした。


最大のピンチは8回表で先頭のワカマツ選手にストレートの四球を与え、続く後藤駿太選手にも初球をライト前ヒットとされノーアウト1,2塁とします。

ワカマツ選手に第2打席で13球投げさせられた嫌なイメージが関係していたのかもしれません。
(試合前に支配下登録された選手ですが、存在感を発揮していて今後の成長が楽しみになりました。)

この場面で石垣雅海選手が送りバントを試みますが、ファースト陽川尚将選手がナイス送球で3塁をアウトにし、流れを渡しません。

ただ土田龍空選手にセーフティバントを決められ、1アウト満塁になってしまい、迎えるは前日HRの平田良介選手

正直中日打線の誰よりも怖さを感じた対決で、狙っていたであろうインサイドを強振してきた時は心臓が止まりそうでした(笑)

それでもガンケル選手渾身のストレートで見逃し三振を奪うと、続く大島洋平選手もセカンドゴロに仕留め、このピンチを無失点で切り抜けることができました。


試合後矢野監督は

ーーガンケルは 
「申し分なしですね。初回は自分のミス(けん制悪送球)がありましたが、テンポよく、球数(92球)も少なく、八回まで行ってくれたんでよかったです」
ーー八回1死満塁のピンチ 
「最後の最後に、より集中力を高めて丁寧に丁寧に投げる姿が見えていたんで、最後の大島もイヤなバッターですけど、丁寧に投げてくれました」

とコメントしています。

大島選手を迎えた場面で渡邉雄大選手に代えるかなあとも思いましたが、ガンケル選手の集中力を買ったということでしょう。

リーグ戦再開後早い回から手痛い失点を許す場面が目立っていたので、この8回1失点は信頼を取り戻す上でもかなり大きかったと思います。

ここからローテの一角としてコンスタントに安定感を発揮するガンケル選手が見られることを楽しみにしています。
(パパ1勝目おめでとうございます!!!!)



佐藤輝明

7月に入り苦しい時期を過ごしていた佐藤輝明選手が逆転打を含む「3安打猛打賞」の活躍でチームを勝利に導きました。

場面はノーアウト満塁、15打席無安打が続いていた中で柳裕也選手のカーブを引っ張り込みライト前への逆転打とします。

この対戦で初めて投じたカーブを上手く間を作って引っ張り込んだ素晴らしい打撃だったと思います。

2打席目はインローのストレートをライト前ヒットに、3打席目はインローの変化球をツーベースとして、不振脱出のきっかけになる3本のヒットを放つことができました。


全体練習の前からノースリーブ姿で特打に励む姿が見受けられ、その成果が出た良い1日になったと思います。

7月に入ってまだHRが出ていないので、この試合の3本をきっかけに今度は角度のついた打球を期待したいです。


気になったこと

大山離脱期間終了!

某ウイルスの濃厚接触者に認定された影響で離脱していた大山悠輔選手が18日の広島戦から1軍に合流することを矢野監督が明言しています。

この日の2軍戦で途中出場し、2打席一塁守備をこなし特に問題がなかったということで1軍合流を決めたようです。

長打力不足に苦しむ阪神にとって非常に痛い離脱でしたが、この期間を「4勝1敗」で終えることができたのはかなりのポジ要素です。

大山選手にとっても5日程度の離脱であれば、試合感を鈍らせることなく良い休養期間になったと捉えることができそうです。


この期間投手陣の奮闘はもちろん、ロハス選手・梅野隆太郎選手のHR、北條史也選手のHR「一塁手糸原健斗」のオプションを行使するなど、野手陣の頑張りも見逃せません。

巨人との2戦目を除いて大量得点ができた訳ではありませんが、最低限得点を奪うことはできていたので、大山選手の合流とともにさらなる得点力アップを期待したいところです。



岩崎の3連投

この試合で少し気になったのは岩崎優選手の3連投です。


2点リードの9回表にマウンドに上がると、先頭打者岡林勇希選手にセンター前ヒットで出塁を許します。

ですが続く木下拓哉選手をピッチャーゴロで併殺を完成させ、結果的に3人で抑えることができました。
(ファースト陽川選手のワンバン捕球が素晴らしかったです。8回のバント処理も含めて前日のミスを取り返す活躍を見せてくれましたね。)


クローザーとしての仕事を十分に果たしていますが「わざわざ3連投しないといけない場面だったのかなあ」と感じてしまいました。

前日に湯浅京己選手が登板していなかったので、セットアッパーの湯浅選手をクローザーとして起用しても良かったように感じました。


これまでの起用法から3連投まではチームの中で許容されていて、今回の岩崎選手も3連投目だったので『クローザー』という役割にはめた起用だったと思います。

延長戦に突入したり、先発が早い回で降りてしまった時に3連投が発生するのは仕方がないものの、この試合のような展開なら避けても問題ないように感じます。

もちろんチーム内で「こういう場面の3連投は回避するよ。その際のクローザーは○○だよ。」みたいなコミュニケーションは必要ですが。


いろいろ素人が偉そうに語りましたが、阪神の投手運用はファン目線でも信頼できるものになっていると思うので、今回の3連投が絶対ダメだとは思っていません。

心理的な負担もあるはずですしね。

何にせよ岩崎選手の好投が続いているのは喜ばしい限りです。



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ありがとうございました。

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