
【6/3対日本ハム1回戦○】全員野球で6点差を大逆転!これだから阪神ファンは辞められない!!!!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、3連勝です!
いや〜、凄すぎて言葉が出ませんね!
正直ウィルカーソン選手が7失点した時点で勝ちは諦めていました(笑)
ごめんなさい。
そんなファンの方も多かったと思いますが、大山悠輔選手の3本のホームランに、途中出場組の活躍が重なり、見事な逆転劇を見せてくれました。
4回以降無失点を続けてくれた中継ぎ陣の踏ん張りも見逃せません。
まさに”全員野球”で勝ち取った劇的な勝利です。
大きな声で言わせてください!
「これだから阪神ファンは辞められない!!!!」
スコア・責任投手・本塁打

スタメン

野手成績




投手成績


気になった選手
大山悠輔
「誰1人諦めている選手はいなかった」
その先頭に立ってチームに勢いをもたらし続けたのは、間違いなく大山悠輔選手です。
先発ウィルカーソン選手は立ち上がりから球が上ずり、日本ハム打線に飲み込まれてしまいます。
3点ビハインドで迎えた大山選手の第1打席、相手先発上沢直之選手の初球を振り抜き第10号ソロHRを放ちます。
この1本をきっかけに流れを奪い返したかったところですが、3回表にウィルカーソン選手が4失点を喫しKO。
6点差をつけられ、敗戦ムードが漂う展開になってしまいました。
4回裏1アウトランナーなしで迎えた第2打席、またしても上沢選手の初球を振り抜き、1本目と同じような第11号ソロHRを放ちます。
低めの146キロストレートを見事に”かち上げる”ことができ、大山選手の打撃の状態が上向いていることを感じた1本でした。
5回裏・6回裏にじわじわと追い上げるも併殺打が続き、流れを完全に奪いきれない中で迎えた8回裏の第4打席。
相手は昨年最優秀中継ぎのタイトルを獲得した堀瑞輝選手で、佐藤輝明選手への投球を見る限り非常に状態は良さそうでしたが、この日の大山選手には関係ありません。
2球で追い込まれた直後の3球目、インコースのストレートを振り抜きレフトスタンド中段まで運ぶ第12号ソロHRを放ちます。
3本の中でもずば抜けた飛距離で「フォロースルー・確信歩き」がとてもかっこ良かったです。
「これが俺たちの大山悠輔だ!」
心からそう感じました。
大山選手はヒーローインタビューで
「いやもう、誰一人諦めている選手はいなかったですし、とにかく塁に出る、1点でも追いつく。その気持ちだけでした」
とコメントしています。
いや、もう、カッコ良すぎます!!
矢野監督は試合後
「センター方向に悠輔がホームランが出だすと、やっぱりいい状態だなという感じがある。悠輔らしいね、高い放物線を描いた素晴らしい3本。(8回の3発目は)あそこで1点差になることで相手も余計プレッシャーがかかったと思う。そういうところの流れを悠輔がつくってくれたのは大きかった」
とコメントしており、大山選手らしさが詰まった良いHRだったと評価しています。
これで大山選手は5年連続2桁ホームランとなり、阪神では福留孝介選手(2015年〜2019年)以来で、生え抜きに限ると鳥谷敬さん(2006年〜2010年)以来、生え抜き右打者に限ると岡田彰布さん(1980年〜1991年)以来だそうです。
ドラフト時からいろんな意味で注目を集め、”生え抜きの長距離砲”が長く不在だった阪神において期待を一身に背負い、苦しい思いも沢山してきたはずです。
それでも一段一段確実に成長し、阪神に欠かすことができない主軸にまで上り詰めてくれました。
まだまだ更なる高みに大山選手は登って行ってくれるはずです。
その姿を追いかけ続けたい、改めてそう感じた3本のホームランでした。
藤浪晋太郎
6点差を逆転した野手陣に目が行きがちな試合ですが、無失点を続けた中継ぎ陣の踏ん張りも非常に大きかったです。
その中継ぎ陣の先陣を切ってくれたのが藤浪晋太郎選手で今季初の連投でしたが、「2回 34球 被安打2 奪三振1 無四球 無失点」でノリに乗ってた日本ハム打線を沈黙させます。
最速158キロのストレートもありながら、カーブを交え変化球で凡打を築く姿も見受けられました。
連投ながらに2イニングを無失点で抑えてくれたタフさも素晴らしかったです。
2年連続開幕投手ながらもコロナ陽性で離脱、その間に強固な先発ローテが完成し藤浪選手の入る隙がなくなってしまいました。
それでも腐ることなく与えられた役割を全うし続ける姿には頭が下がります。
こうやって抑え続けていれば、先発のチャンスも巡ってくるはずです。
チームのためには当然として自身のために役割を全うする藤浪選手を応援していきたいと思います。
気になったこと
9得点を振り返る
大山選手のホームランを除く、得点シーンを振り返っていきたいと思います。
藤浪選手が好投を見せた直後の5回裏、先頭の長坂拳弥選手が右中間を破るスリーベースヒットを放つと、代打北條史也選手がショートへのしぶとい内野安打を放ち1点を返します。
続く6回裏、ノーアウト1,2塁から糸原健斗選手がタイムリーヒット、ロハス選手が四球で繋ぎ、ノーアウト満塁から長坂選手の併殺打の間に1点を返し2点差に。
そして8回裏大山選手ホームランの直後、連打と四球で1アウト満塁のチャンスを作ります。
(苦手な右打席でしぶといヒットを放ったロハス選手が印象的です)
このチャンスに代打山本泰寛選手がライト前への同点タイムリー、島田海吏選手が押し出しを選んで勝ち越しに成功。
最後は近本光司選手がタイムリーヒットを放ち、2点差をつけることができました。
ざっと振り返ってみると要所でしぶとい打撃や点の取り方を見せ、1点1点コツコツ返していけたことが逆転に繋がったと言えそうです。
長坂拳弥選手の盗塁阻止、小野寺暖選手のヘッドスライディング、中野拓夢選手・糸原健斗選手で完成させた素晴らしいゲッツーなども直接9得点には絡みませんが、流れの上で大きかったと思います。
野手は片山雄哉選手以外全員が出場し、それぞれがしぶとい仕事をしてくれた非常に良い試合でした。
中継ぎ陣の踏ん張り
続いては中継ぎ陣の踏ん張りです。
中継ぎ陣の登板結果がこちらです↓
藤浪晋太郎:2回 34球 被安打2 奪三振1 無四球 無失点
岩貞祐太:1回 13球 被安打1 奪三振1 無四球 無失点
加治屋蓮:1回 18球 被安打2 奪三振1 無四球 無失点
渡邉雄大:1回 12球 被安打1 奪三振0 無四球 無失点
岩崎優:1回 16球 被安打2 奪三振1 無四球 無失点
ヒットこそ8本浴びましたが、全員無四球というのが素晴らしく、余計なランナーを背負わなかったことで踏ん張り続けることができたと言えそうです。
特に注目したいのが3連投になった渡邉選手で前日・前々日と期待された「左打者封じ」に失敗し悔しい登板が続いていました。
先頭打者アルカンタラ選手にヒットを打たれてしまいますが、宇佐見真吾選手のバントミスで併殺打を取り、無失点で抑えることができました。
矢野監督も
――4回以降の藤浪ら投手も頑張った。
「良い意味であそこで流れを変えてくれるというのが晋太郎という部分があったと思いますし、出ていく投手みんなが目の前の打者をどう打ち取るかというのをやってくれた結果だと思います」
と中継ぎ陣に対して評価するコメントを残しています
結果的に中継ぎ陣の登板が嵩んでしまったので、土日に先発する青柳晃洋選手・伊藤将司選手には1イニングでも長く投げて欲しいですね。
この勢いに乗っかって3カード連続の勝ち越し、今季2度目の同一カード3連勝を決めてもらいましょう!
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ありがとうございました。