【4/16対巨人5回戦○】ウィルカーソン初登板初勝利!64イニングぶりのタイムリー・”勝利の方程式”発動で今季初の連勝!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、今季初の2連勝です!
先制点を取って少ない点数を守り抜く。
昨年の阪神でよく見た勝ち方がやっとできました。
新戦力の活躍と7回8回9回の勝ちパターンに希望が見え、良い形で勝利を掴めたこの試合を振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
ウィルカーソン
連勝を狙う阪神の先発は来日初先発となったウィルカーソン選手でした。
ウィルカーソン選手はアマチュア時代にトミー・ジョン手術を経験している苦労人で、昨シーズンは3Aで23試合に登板し8勝5敗 防御率3.86 奪三振率10.04 与四球率1.93と好成績を残しています。
ストレートの最速は約149キロとそこまで速い訳ではなく、スライダー・カーブ・チェンジアップを高い精度に投げ分け、三振を奪っていくスタイルのようです。
またフライアウトが多く、甲子園球場ともマッチした選手で四球も少ない計算できる先発候補といった感じでしょうか。
野球人さんのYouTubeでウィルカーソン選手について解説されている動画が上がっていたので共有させていただきます。
そんなウィルカーソン選手の登板内容は6回 90球 被安打3 奪三振5 与四球3 失点1と3巡目の6回に崩れかけましたが、試合を壊すことなく勝ち投手になりました。
前評判通り多彩な変化球を使ってストレートを速く見せて、空振りやフライを打たせる投球が見られました。
9つのフライアウト・5つの奪三振を奪い持ち味を十分発揮してくれました。
ウィルカーソン選手は
とコメントしており、ナイスガイであることが伝わってきます。
またお立ち台では「タイガースファン!アイシテル!」と日本語でコメントしており、阪神ファンのハートを鷲掴みにしています。
3巡目を迎えた6回にはボールが高めに集まっていたので、スタミナが今後の課題になるでしょう。
また初対戦で抑えることができた側面もあると思うので、今後どうなるかは分かりませんが、また1人頼もしい選手が加わってくれました。
次回登板も期待しています。
大山悠輔
チームとして64イニングぶりのタイムリーを放ったのは大山悠輔選手でした。
開幕は7番でスタートしましたが5番・4番と徐々に打順を上げてきています。
まだまだ物足りない成績ではありますが、深刻な得点力不足に陥っている阪神打線の中では欠かすことのできない選手です。
4回裏先頭の近本光司選手がツーベースで出塁した直後、シューメーカー選手の4球目を引っ張り込んでレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ちます。
もう少しでホームランかという鋭い打球で甲子園球場は大歓声に包まれました。
大山選手がお立ち台で「すいません! お待たせしました!」と苦笑いでコメントしていたのが印象的です。
まだまだ得点力不足が解消されたとは言えない状況が続いているので、なんとか大山選手を始め野手陣は調子を上げて行って欲しいですね。
気になったポイント
勝ちパターン
この試合は先発のウィルカーソン選手が6回まで登板し、7回からは継投に入ります。
点差は1点だったのでかなり緊張感があったと思いますが、アルカンタラ選手・湯浅京己選手・岩崎優選手がランナーを出しながらも0で抑えてくれました。
特に湯浅選手は巨人の上位打線を相手にノーアウト2塁のピンチを招きますが、坂本勇人選手・ポランコ選手を三振に、岡本和真選手をセンターフライとして見事に無失点で切り抜けます。
最後の岡本選手は失投を打ち損じてくれましたが、0で抑えたことが何より重要でかなりの自信になったと思います。
先発投手が6回まで投げて7回以降は中継ぎ陣が抑える展開で勝ったのは今シーズン初めてです。
開幕当初は中継ぎ陣がバタバタしましたが、ようやく落ち着いてきたかなあという印象です。
今後も”勝利の方程式”を発動させてどんどん勝ち星を拾っていってもらいたいですね。
6番打者
今シーズン初の連勝で非常に気分が良いです。
ですが今シーズンの阪神の大きな課題である得点力不足は解消されていません。
上位に状態の良い選手を固める新打順の効果で上位打線に繋がりが生まれ最低限得点できてはいますが、6番以降が非常に深刻でチャンスをかなり潰しています。
7番梅野隆太郎選手は四球を選んだり最低限の打率は維持できています。
8番小幡竜平選手は結果も打席の内容も悪いですが、守備での貢献度と今後の伸び代を考えると我慢できます。
最もネックになっているのが”6番打者”です。
本来であれば糸原健斗選手がハマって繋ぎ役・返す役の両方を器用にこなして欲しいところです。
ですが糸原選手は打撃不振に陥っており、阪神ファンの批判の的となってしまっています。
この試合で6番に入った髙山俊選手も3打数無安打と結果を残せず、6回裏の1アウト1・3塁の場面では最悪の内野フライ(キャッチャーファールフライ)を打ち上げています。
どうしても6番で打線が分断されてしまうので、得点に繋がりません。
打力だけを考えると糸井嘉男選手を起用したいところですが、そうすると両翼をロハス選手・糸井選手が守ることになり守備面でかなり不安なフォーメーションとなってしまいます。
この辺りを首脳陣がどのように考え誰を6番打者として起用していくのかに注目していきたいと思います。
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