香害のこと②
香り強すぎる方にそのことを伝えたことがあるんだけど、だいたい、言われるのが
『私は大丈夫です!』
こちらが大丈夫ではないから、言いにくいけど伝えてるんですが…
香りは慣れてしまうので、ふだん使っているものの香りはわからなくなりがち。
その上、聞くところによると、今の香り長持ち製品には
香りを感じづらくする成分が使われているものもあるとか。
これじゃあ、使用者は余計に香りがわからなくなってしまいますよね。
人がいなくても、香りが残っていて、それをたどると歩いた後がわかっちゃったり、さわったものは移り香が…
座った椅子からもさすが香り長持ちだけあって香りが長〜く残るので一番上に着てるお洋服はもちろん、下着まで移り香。
しかも、洗ってもなかなか落ちない。
そのくらい、強い香りをまとってるというのに!
また、汚れが落ちてないのでは?と思われるニオイに、洗剤や柔軟剤が水量に対して多すぎるのか…?
それとも濯ぎが足りないせいなのか…?
まるで洗剤や柔軟剤の原液を塗りたくってるようなニオイを感じることも!
洗濯がきちんと出来てなくて
お洗濯が汚洗濯になっちゃってるんじゃ…
と感じることもしばしば。
本当、私には強い香りに感じるのですが…
目がチカチカしたり、吐き気や頭痛することも。
それなのに使用されてるご本人はわからないという。
このまま、香りの感じ方の差がどんどん開いていったら、共存も難しくなりそうな…と心配している今日この頃。
実際、
そういう人工香料入り日用品が原因の化学物質過敏症で仕事を辞めなくてはいけなくなった方や学校へ行けない子供達もいる
という。
『なんで自分は大丈夫なのを人のために我慢しなくてはいけないのか?』と思う人もいるみたい。
けどね、化学物質過敏症になってる人がいるってことは、そういう日用品を使っているということ。
自分も明日、化学物質過敏症を発症してもおかしくないってこと。
無香料のものにすることは化学物質過敏症になるのを予防できる。
ということは、何より自分のためなんですよね。