綿麻のシャツジャケットのお洗濯
最近、タンスの整理をしていたら、20年以上前の夫のシャツジャケットが出てきました。
布地がゴワッとした感じだったのでポリエステルだろうと、表示を確認したらなんと!
綿75%麻25%、綿麻!!
合成洗剤に柔軟剤を使って洗濯していた頃のもの。
今のものほど強い香りではなかったですが、まだ、香りが残ってて。
で、お洗濯してみた。
粉石けんで漬け置き、濯ぎにクエン酸を入れて…で3回繰り返して、気にならないくらいには落ちました。
さらにゴワッとしていた布地も柔らかくなって。
柔軟剤、使いすぎるとかえってゴワつくみたいですが、私が使っていた頃は少な目にしてたけど、毎回、入れていましたからね~
色もなんとなく、くすんだ感じがしていたのも気持ちスッキリしたような。
本当はこんなのだったんだ!と。
しっかり綿麻本来の素材感になりました。
綿や麻は吸湿性があり、麻は更に放湿性に優れた素材。
だから、汗を吸ってくれるので夏には最適な素材。
柔軟剤は繊維をコーティングするので吸湿性が悪くなり、タオルなんかは柔軟剤の使用を控えるよう注意書きしてあったりするけど、衣類も同じ。
汗を吸って欲しいようなものには柔軟剤は使わないほうが良いと思う。
今だったら、当然、使わないんだけども、その当時は素材とかもよくわかってなく、ましてやその素材のことを考えた上で洗濯をするなんて思いもしなかったので。
今は綿や麻、ウールなど自然素材の衣類やタオルを使っているので、柔軟剤は使わない。
そのほうがその素材の良さを感じられるのでね。
せっかくのその素材の良さが洗濯の仕方や洗剤によっては損なうようなことにもなる。
この綿麻のシャツジャケットもゴワついて着心地が悪いと夫が着なくなったものでした。
それが粉石けんで洗濯をしたら質感が変わり…
夫も着心地が良くなったとさっそく着てお出かけしていました。
麻は丈夫で長持ち。
きちんと洗濯出来ていれば長ーく使える。
この綿麻のシャツジャケットも上手にお洗濯して長いお付き合いしたいなと思います。