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PBRが1倍以下なら割安株とは限らない。PBRの基本とは?①(簡単です)

よくPERが1%以下なので、買ってみたけどどんどん下がることは非常に多いと思います。
しかし、リベルタや海帆や住石等の仕手株は除きます。
こういったものは80倍になっても上がり続けますから注意してください。
そして最後はアースインフィニティーや廣済堂、免疫生物、ヘリオステクノ、クラウディアのような末路をたどります。
株価の価値の基準としてPER(株価収益率)はよく使われます。
例えば、私のe suite Recordショップが株価1000円している時に、一株利益が100円ならPERは10倍です。
発行済の株が100株あれば時価総額は10万円です
当期利益は10=1000➗X    
当期利益=時価総額➗PBR =100000➗ 0.1
1万円です。
つまり ①PBR=株価➗一株利益
    ②PBR=時価総額➗当期利益
この2つの計算が成り立ちますから、確かに指標にはなります。
しかし成長性は同じ数字でも会社によって違います。

私の会社で説明するとPBR10倍はどうなのか?

①e suite Recordが毎年100円儲けるとします
②5年で500円の利益が出ました。
③資産が500円とします
会社の価値は500円?
しかし
配当金をもらう時は20%かかりますから
400円、しかしNISAでは税金ゼロ。
そして株発行が1株だと500円が適正株価となります。
これが基本形です(あくまでも)
400円で割安、400円で買うと1年後に100円儲かる、600円で買うと100円損をする。
つまり時価総額500円➗当期利益100円で適正なPBRは5倍です。
現時点で1000円は高いということになります。
日産を例に取るとPBR 0.25ですが、下がっています。PBRが低いから買うと損をすることも多いのです。将来が暗いPBRは低く、期待されているPBRは高いという場合もありますから、しっかり業績を確認していくことが大切です。



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