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アカデミックな経営論は必要なのか?

中長期的に事業を成長させるには、アカデミックな学びが必要になるフェーズがあります。

今回は、そんなアカデミックな経営論の必要性についてお話しします。


皆さんはアカデミックに経営を学ばれていますか?

先日、東京⼤学応⽤資本市場研究センター特任教授の忽那さんの勉強会がありました。

  • 経営の日米比較

  • 市場の捉え方

  • 各種イノベーション

  • ジョブ理論 

など、様々な事をデータや理論を用いて、ご講演頂きました。

経営者の多くは、過去の経験や現場で培った知見、起業後に学んだ知識などで経営をされている方が多いと思います。
※僕もその1人です。

学生時代は経営学部、社会人になってからのMBAなどもありますが、アカデミックに経営を学ばれている方はどれぐらいいるでしょうか。

おそらく、経営者の20%も居ないと思いますが、経営はアカデミックな難しい事を学ばなくても出来ます。

  • 安く仕入れて、高く売る

  • 営業力は販売力で売る

  • 良い商品を開発して売る

  • 人のしたくない事を代行して売る

  • 人の願いを叶える事を売る

  • 人の悩みを解決出来るものを売る

こんな事が出来れば、誰でも経営は出来ます。

最終的に収益に繋がらないとボランティアなので、最後は顧客に届ける(売る)事が大事ですが、内容はシンプルです。

会社を成長させるためには、アカデミックな学びが必要です。

アカデミックを学ばなくても経営はできるとお話ししましが、

  • 会社を成長させる

  • 社員を増やす

  • 経営を持続させる

となると、アカデミックな経営が必要になってきます。

時代やトレンド、経営環境は常に変化し、競合も増え、社員の増加に伴う課題も増えます。

そうなってくると、起業当初のパターンは崩れ出し、仕事ができる人たちのパワープレイで課題を補い、いつしか社長を筆頭に社内が疲弊モードになります。

「再現性」をテーマにした時に、何かしらの型・フレームワーク・ケーススタディなどが経営に現場には必要になり、それは社長を筆頭に学ばなければいけません。

では何から学べば良いのか?

まずは今の課題に関する本を複数冊購入して学ぶことからで良いでしょう。
※勿論、セミナーなども有効です。

出来れば解決方法が違う本を選んだ方が良いです。

その中で重複する内容、自社に合いそうなものを導入していくのが第一歩目。

その次は未来にありたい姿に関する方法の本やセミナーなども良いでしょう。

そうしていくと、だんだん経営の階段が見えてきて、未来志向と現場思考の両方が知識として入ってきますので、あとは如何にして実戦に落としていくかだけ。

学んだ知識は、アウトプットしなければ頭でっかちになるだけなので意味がありません。

もっと体系化して学びたいという方は、お金と時間は掛かりますが、MBAなどのビジネススクールに通うことも良いでしょう。

どちらにせよ、中長期的に事業を成長させるには、アカデミックな学びが必要になるフェーズがあるという事です。

経営の価値観では、少数で現状維持の場合も多々あると思いますので、その場合は、アカデミックな知識は必須ではありません。

常に学び続けたいものですね!
いつも応援しています!


株式会社エックスラボ
代表取締役 藤 勝行

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