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"ぼくたちのテイクアウトマップ"でしかできないこと

「ほかのテイクアウトマップと何が違うの?」
「付加価値をプラスして差別化しないと」

そろそろ聞き飽きてきたのでちゃんと綴っておきます。

そもそもTHIN.RUNはテイクアウトマップを作成・提供するだけのサービスではないです。ただ社会情勢と、広くユーザーにリーチして便利を届けるために、「衣・食・住」の"食"をテーマとしたテイクアウトマップを入り口としています。

差別化ポイントは次の3点で、「プラットフォーム」「3つのデータベース」「即時進化」の順に説明していきます。

プラットフォームに求められるのは「絶妙な引き算」

ぼくらがプラットフォームとして一番大事にしていることは「仲間外れを作らないこと」です。

THIN.RUNのコンセプトは「X-TECHの民主化」。つまり"Fin-TECH"や"Ed-TECH"など、既存産業にITの力を加えて新たなサービスや価値を提供することを政府や大資本ではなく、民間が主導できることを目指しています。

このコンセプトに照らし合わせてベースとなる条件から引き算をしていきます。

❌  一部の経験・能力と資金力のある個人・企業が参画できる(ベース)
❌  誰でも参画できる(引き算しすぎ)
⭕️  熱意と覚悟がある個人であれば誰でも参画できる (ちょうどよい)

熱意と覚悟がある個人であれば誰でも参画できる」プラットフォームが、現在のTHIN.RUNの姿です。よって資本力がないと成功しないようなサービスは提供しません。

例えば、「テイクアウトマップに事前予約・事前決済機能を付けないのか?」という質問に対しての回答は「あり得ません」です。

理由は2つあり、まずプラットフォーム利用者にあたる地域リーダーという存在、彼らに全く利益がありません。X-TECHを民主化するためのプラットフォームの利用者に対して、プラットフォーム側が利用規制を設けてしまうことはあってはならないことだと考えています。あくまでも「一緒に創っていくスタイル」。もし彼がと彼らの地域が必要だと感じたなら、一緒に創る道を探していきます。
2つ目に対象となる店舗を選ぶことになる点。決済機能を付けなければ話して掲載することができた店舗も、電子決済に乗ることができなければそもそも繋がりを持つことすらできなくなってしまいます。

もしGoogleアカウントを作るのに口座情報・履歴の連携が必要だったらいまほどのユーザーがいるでしょうか?

民主化を謳う以上は、最大限「仲間外れを作らない設計」に挑戦していることをご理解いただきたい。

データを捨てるなんてもったいない!

3つのデータベースとは「単純なデータ」と「ユーザー活動」と「課題解決」に関するデータベースを指します。

まず、「単純なデータ」のデータベース。

これは言わずもがな、"店舗データ"や"メニューデータ"がこれにあたります。既存の活動・サービスにおけるもったいないポイントは、この単純なデータすら貯まる仕組みになっていない点です。特に「#〇〇エール飯」を中心としたSNS上での応援活動については、一時の盛り上がりと店舗に対するエールとしての効果は高いと思いますが、必要な情報がまとまっておらず、また必要なときに情報を検索することすらできません。(実際筆者の住んでいる千葉県柏市では食べログもエール飯もありますが、検索性が最高に悪く近くの店舗のメニューを検索することすらかなりの時間を要します)

2つ目は「ユーザー活動」のデータベース。

1つ目にも通じるところがありますが、ユーザーが店舗のためを思って使った時間や活動の記録が浪費されてしまう点に非常に疑問を持っています。もしエール飯系の活動を主導されている方で実はこのデータが今後活きてくる道筋をお考えの方がいらっしゃったらぜひ教えてください。

THIN.RUNは個人情報を収集しませんが、ユーザーが食べた店舗やメニューの情報を追加・編集することができます。次に使う誰かのために、ユーザーの使う時間が明らかに有益なものになると考えています。

3つ目は「課題解決」のデータベース。

どんな活動であれ、導入・普及・拡大においてその地域ならではの問題・課題に直面します。その度にクリアしていっていると思いますが、それらの記録は公には一切残されていません。ぼくらが意識しているのは、「その課題と解決策、ほかでも活かせるのでは?」という点で、実際いまたった2地域であっても互いの課題を共有することで一緒に解決策を見つけて実行できていたりします。

一見地味ですが、これら3つのデータベースを形成する仕組みになっていることが、THIN.RUNというプラットフォームの最大の差別化ポイントです。

その試み、次はいくら使うんですか?

最後は「Nocode」というツールを用いた取り組みにこだわっている理由となります。

このNocodeでサービス提供することで「即時進化」が可能なのが特徴です。

例えば、外国からの観光客も多い種子島で観光客の受け入れが再開するとなったとき、すでに作成している飲食店マップのテキストを英語にすれば、外国人向けの飲食店マップを一夜にして作成することも可能です。

例えば、毎年夏に行われる弥彦燈籠まつりの準備期間と実施期間だけ、タイムスケジュールや催しものの詳細、出店している店舗の情報などを加えた「お祭りタブ」を期間限定で登場させることも容易です。

もし、スマホアプリでこのような応用をしたいとき、余程地域内にプログラミングに明るくて金銭に執着のない奇特な方がいない限り、数百万円程度の改修費用と数ヶ月程度の開発期間を要することでしょう。

何人のユーザーが使ってくれて、どのほど効果があがるかわからないことにいきなりそこまで費用と時間を掛けますか?

Nocodeなら、THIN.RUNならそれが超低コストで超速で対応することができます。そして進化し続けることができます。これも立派な差別化ポイントです。

ってことで一緒にやりませんか?

正直参画地域が増えると弊社としてはただ赤字が増えるだけです、収益化の見込みも立っていません(笑)

それでも、プラットフォーマーとして、また利用してくれるリーダーやユーザーのみなさんにとって、参画地域が増えることは大変に喜ばしいことです。

エール飯やNocodeでテイクアウトマップを作成されている方も、ここまで読んでいただくと仲間になりたくなってきませんか?ぼくはみなさんの仲間になりたいです。

ぜひ一緒にやりましょう。詳しくはこちらのサイトから。問い合わせはTwitterでもフォームでもなんでも気軽にお願いします。


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たけちかつや
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