相続した地方の住めない不動産を見てきた
今日は不動産会社を経営していたときの顧問税理士さんと岡山県まで不動産を見に行ってきました。税理士さんのお客様の相続物件です。
元々は建物が建っていましたが数十年前に母屋は解体されており、今は土壁が少しはがれた蔵だけが建っている土地です。他にも田畑や山林もあり一緒にこれら不動産の確認と調査をしてきました。
「都市部にお住まいのお子様が、地方の不動産を相続する」、経営しているときからよく相談を受けていましがが、難しいケースが多いです。今回もまずは宅地として売却出来ないかを考えていたのですが、調べていくと上水の引き込みが難しい(コストがかなりかかる)、下水が整備されていない、セットバックが必要でそれに伴う大掛かりな工事が必要になりそう、解体やゴミ処分や整地に結構な費用がかかりそうなど、宅地利用のハードルは高そうです。
こうなると売却や引き取り手を探すのに難航しそうです。ただ、個人的には早めに手放してほしいと思うので、特段頼まれたわけではないですが、勝手に糸口を考えてみています。
仕事か仕事じゃないか
この税理士さんはいつも「木村さんと仕事がしたい」と言ってくれます。今回もなぜか不動産業を営んでいるわけではないわたしに相談をしてくれ、ご飯を御馳走してくれると言うので喜んでついて行きました。
ぼくは今日の活動を全くもって仕事にしたいとか、お金にならないと困る、なんて思ってはいませんが、こんな感じで動いて、それが勝手に仕事になっていったら面白そうだなとは思います。
ただ仕事にならなくても、今回も岡山に行って色んな知らないことを知れたし、行き帰りの話も考えることが多かったし、ホルモン焼きそばも美味しいし、現地で近所のおじさんの近隣案内も面白かったりと、めちゃくちゃ楽しかったので全然良いのですが。高速代とガソリン代も出してくれたし。相続した地方の不動産に関わるっていうのもすごく面白い。
今日の活動は仕事と言えば仕事だし(種まき的な)、仕事じゃないと言えば全然仕事ではないし、境界がなくなってきています。