オーディトリー・ニューロパシー(3)
都内の病院病院で脳波の検査をふたたび受けた。前回とは音の種類とボリュームが違うだけでやり方はほとんど同じだった。たしか2時間弱は音を聴きながら横になっていたのでまた眠ってしまう。聞き取りのテストも受ける予定だったけどまた次回にまわすことに。
脳波検査の後に補聴器メーカーの方に会った。補聴器の試用と検査を同時進行に進めることになった。補聴のことは来年度以降かなと思っていたので、思いのほか早く試すことができてよかった。今日借りてきたのはマキチエという初めて聞くメーカーの耳掛け型のもの。片方で168,000円もするのでなくさないように気をつけないと。
風呂と寝る時以外は補聴をずっとつけて、どんな聞こえ方か次回の診察まで試すことになった。すこし大きく聞こえる感じはあるけど、聞き取りのほうはまだよくわからない。主治医の先生からは前より聞こえてるように見えると言われたので相槌のしかたなどリアクションは変わったのかもしれない。
ただ、語音明瞭度(聞き取りの良さ)があまり高くないので、補聴器をしたからといって格段に聞き取りがよくなるわけではない。よく聞こえてかつ音が不快でないちょうどよい落としどころをさぐることになる。
ここは大学病院なのでものすごく待たされるだろうと仕事道具を持参したが、紹介状+予約ありだからかそれほどでもなかった。13時に入って全て終わって出たのが17時頃。
主治医の先生だけでなく、看護師さんも、検査してくれた先生も、補聴器メーカーの人も、事務の人も会う人会う人みんなやさしかった。ふだんはせちがらい毎日なのでそれだけで癒やされた。