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parappa_
◆オーディトリー・ニューロパシー(112):両耳人工内耳になって2週間たっての聞こえ方
・右耳に音入れして両耳人工内耳になってから2週間たった。日単位で聞こえ方が変わっている。
・右だけだとヒュインヒュイン、フアンフアンっていってるだけである。なので風呂入る以外は両耳の装着。両耳で聞いてもゆるいイヤーマフつけて過ごしているみたいである。ライブの音を耳栓して聞いてるときのような。フィルターかかってるような聞こえ方。
・自分の声はこもっている。機械を通して聞いたこもった声。耳に手でふたして聞いてるみたい。声のボリュームも小さくなっているので、自分の出した声の音量の調節がむすがしい。でかい声で話すお年寄りみたいかも。
・そんなわけで、元からの知識で補って聴く方略になっている。こないだJRのNんぶ線に乗ってたときもアナウンスの駅名がほとんど母音しか聞こえないので、音の高低と数で識別している。「いああ」って聞こえてきたら、「↓↑↑」(低高高)で3つだから「平間(ひらま)」だろうとか。
・右が人工内耳になってからよくわからなくなったもの。得意だった高い音。レンジ、職場の電子キー、体温計。わかりづらい。対面での一対一の対話、補聴器・人工内耳のバイモーダルのときは大丈夫だったのに声にフィルターかかってるかのようになっちゃってかなり聞こえづらい。事務で用事を済ませるのに一苦労。非常勤行ったときも控室のスタッフさんになにか言われたんだがよくわからんので適当に返事してしまった・・・。たぶんコピーのこと言われたんだろうみたいな推測。眼科でも自分が呼ばれたと思って間違えて診察室に入ろうとしてしまう。次の人工内耳調整でましになればいいが・・・。
2024.7.16