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落語稽古日誌(20):落語の稽古が普段の活動に役立つ

落語の稽古が普段の活動に役立つことがたくさんある。そのひとつが、尺の長さや相手によって同じ根多でも噺の仕方を変えていくことである。

本業で自分の研究について人に話すというとき、1時間なら1時間、3分なら3分、1分なら1分で自分が何をやったのか話せるようにならないといけないと個人的には思っている。相手が誰かによっても使う言葉を変える必要がある。自分自身もなるべくそうありたいと思っているのだが、落語の稽古がまさにそのトレーニングになっているのであった。落語稽古仲間がもとは30分の噺を15分に縮めて演る稽古を見ているのも参考になることが多い。

ということで、引き続き後期は「平林」と「初天神」の稽古にのぞむ所存であります。

そして、落語をはじめて一年たった。こんなに続くと思わなかった。某落語体験入門で「牛ほめ」覚えて終わりかなと思っていたのに。習い事最短記録(ピアノ、10ヶ月)を越えたので、次は小学校のときにやっていたモダンバレエの継続期間3年をめざします。

くわえて、ふだんの業界外のお知り合いがとても増えました。社交的でない自分には信じがたいことである。きょうはこれから落語発表会のお手伝い。

(2014年9月15,18日の日記を再編)


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