落語稽古日誌(15):「道具屋」の稽古開始
来月から稽古する都内の落語教室での高座名も決まり、「道具屋」を稽古することになった。
ほんとうは初日が1月19日だったのだが、絶対に日にちを変えられない仕事がぶつかってしまい、初回の稽古は振替で別のクラスの師匠に振り替えてもらって予定よりも早い12日に教わることになってしまった。しょっぱなからつまづいているか、半年かけてじっくり「道具屋」を自分のものにしたい。
はじめての稽古では、自分の順番を待っている間に緊張が増幅してみんなの前で座布団に座った瞬間に頭が真っ白になってフリーズ・・・。
どうにかこうにか早くも4回目。
噺は頭に入っているのだが、所作も含めるとまだまだ意識的に考えながらやっている部分がある。動画がみつからなくて音源だけで噺を覚えているせいもあるかもしれない。繰り返し稽古して、考えなくてもからだが動くようにする必要がある。
きょう稽古にきたのは11人。自分は7番目。あいかわらず待ってる間に緊張度が増加するため、ちょこちょこかんだり飛んだりしてしまった。
それだけ緊張していたためか、師匠から「顔がこわい」といわれてしまう。どの人物もえらくしかめ面をしてやっているらしかった。いちおうキャラ設定はしておたのだけど、実現できてなかった。ビデオチェックは勇気がなくてまだできないので、鏡の前で練習したい。
はやいもので発表会は来月末。
2014.4
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