◆オーディトリー・ニューロパシー(109):音入れ後2日後でいつもの音環境に戻る
右耳の人工内耳埋め込み手術を終えて退院し、両耳人工内耳になった。
・無音になるがこわいので入院中から寝てる間も人工内耳をつけっぱなし。訓練のために左外して右だけで聞く、ということはしなくてよいそうなので1日中ずっと両耳装用で過ごす。
・無事退院したので翌日から両耳人工内耳で職場に。音入れ翌日に退院いらい、右は人工内耳のスイッチが入っているのかいないのかもよくわからないくらい心もとない。「宇宙人の声」は聞こえないがゴーゴー耳鳴りの音は聞こえる。誰もいない砂漠の荒野のよう。物音が嫌な音で響いてびっくりするって訴えて音を抑えられたからかも。2種類のプログラムを入れてもらっているけれど、その違いもよくわからない。
・いつもの音環境に戻ったのだが、音入れしたばかりの右より装用4年の左のほうがよく聞こえるので、みんな左側から聞こえてくるように感じる。片耳難聴の人が音の方向がつかみにくいって言ってたのが少し想像つく気がする。ドアの閉開音などの物音はふつうに聞こえる。居室で同僚たちが雑談しているのも聞こえる。何言ってるかはわからないが。両耳で聞くとかなり宇宙人度低め。ていうか、聞き慣れた同僚の声。自分の眼の前で話してかけてもらうと聞き取れる。
・聞こえのリハビリ。といってもふだんどおりの発音練習(外郎売、五十音)。読書はまわりに人がいなければ音読にする。先日献本いただいたばかりの「アンラーニング質的研究」も音読で。