◆オーディトリー・ニューロパシー(124):右耳人工内耳装用半年後の評価
・7月に右耳の人工内耳を使いはじめてから半年目。空っ風ふきすさぶ某医療センターてに、ちょっと調整をしてもらってから装用開始半年目の評価を、というので聴力検査を受けた。
・純音の聴力は左右とも軽度難聴程度の25-30デシベル。片方の人工内耳をはずすと体の内側から聞こえてくる、水道管を水が激しく流れてるみたいな耳鳴りがすさまじい。それに邪魔されてよく聞こえない感じであまり自信がなかったが。この数字を維持できたらいい。30ってのは「80歳になっても聴力を維持しましょう」っていうキャンペーンと同じ数字。8030。
・つづいて言葉の聞き取り検査。単音、単語、短文を右耳だけで聞き取る。正確な数値はその場でまだ出してもらえなかったが、単音は70%台後半、単語と短文はほぼ全部出来てたって。静かな場所での聞き取りは随分楽になって、音取ろうと一生懸命聞かなくとも「音からこっちにやってくる」感が出てきた。聞き取り検査の部屋まで言語聴覚士の先生といっしょに移動するのだが、歩きながらの会話も楽にできるようになった。あとは先週惨敗した騒音下の聞き取りだが、人工内耳だけで頑張るんではなく、ロジャーという人工内耳に直接音をとばす補聴器機を使うことをおすすめされるのだった。
・全体的には両耳人工内耳になって生活の質が爆上がりした。(人工内耳に否定的な人もいるので)他の人におすすめするようなことはいわないけど。自分的にはやってよかったよ。メガネとおんなじで生活を便利に過ごすためになくてはならない道具の一つとなった。
2024年12月26日