落語稽古日誌(25):10年前の鑑賞記録
Facebookに書いてきた記録を掘り起こして一部修正してnoteにまとめ直している。今では鑑賞がかなわなくなった師匠がたもいる。
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三遊亭遊馬師匠の独演会に落語稽古仲間といっしょに出かけました。
・遊馬師匠の師匠である小遊三師匠との対談
・遊馬師:池田大介
・小遊三師:長命
・遊馬師:死神
池田大介ってどんな噺だろと思ったが、落語仲間が以前に落語教室で稽古していた「佐々木政談」の別名だった。お奉行様が出るお話です。
最後の死神は鳴り物入りでした。最後は照明も場面に応じて変わっていきます。くしゃみバージョンだけでなく、こういう終わり方もあるんですね。
何度か聴いたことのある噺だと、どういう風に演じるかに注意を向けて見られるようになるので、勉強になりました。
参考:落語「佐々木政談」の舞台を歩く
http://ginjo.fc2web.com/43sasakiseidan/sasakiseidan.htm
(2014.9.7)
現在まだ稽古中の「かぼちゃ屋」を初めて生で聴けた。しかしながら途中で時間がなくなってしまい、かぼちゃを元値のままで売ってしまいおじさんにおこられたのでもう一度売りに行く、というところで終了…。もう後ちょっとだったので最後まで聴きたかった。
とはいえラッキーなことでありました。
まくらで、時間がきたら合図の太鼓が鳴ることにふれていたようですが(その場で聞き取れなかったのであとでツイッターで確認)、ボンボンって鳴ってみんな笑ってたのですけど、ほんとに幕が下りてきちゃったので、えええって感じの声も上がってました。いよいよサゲという時に。
撤収時間がきびしいのか、ほぼ強制終了のような感じに見えました。あと5分、いえあと3分待ってほしかったです(笑
(2014.8.15)
今日は職場が停電で仕事できないので、昼間はこちらに…。
まだ開場2時間前なのだが、私の前にはすでに10人くらい並んでいる…。
池袋演芸場8月上席昼の部がおわりました。
小三治師匠は「馬の田楽」でした。全体でたぶん45分弱はありましたです。まくらは10分ちょっと。
円丈師匠の名古屋弁版金明竹がきけたのもうれしかったです。あと、正蔵師匠の落語も生で初めて聞きました。「七段目」だったとおもいます。
客席はたいへんな混みよう。
後ろの通路は満杯で、真ん中の通路も二列に補助席が付き、最前席の前のスペースの床にもお客さんが座っているというありさまでした。
4列目中央付近で聞けたのはラッキーでした。
(2014.8.7)