落語稽古日誌(2):初めて落語教室へ行く
落語教室の1回目にどきどきしながら行った。
扇子、手ぬぐい、落語CD などの入ったセットをいただき、基本的なことを習いました。体調が悪くてへろへろだったが、進行がゆっくりだったのでなんとかついていけた。
次回までにやること。
1. 芸名の候補を3つ考える。
2. 自己紹介を考える。
3. 発表会ではなす噺を決める。たらちね、真田小僧、牛ほめ、狸の札、からひとつ。
落語教室2回目。きょうはそれぞれが教室内に設置された高座に上がって話をしました。中身は、自己紹介、小噺(先週教わったものから3つくらい)、芸名の候補、発表会で話すネタ、その他お好きに、でみんなそろえて。話慣れている人が多くってみんなうまかったです。
終わった後に受講者の内10人くらいで近くのスタバに行っていろいろ話をしましたが、職業やバックグラウンドがみんなばらばらなんで、ちょっとした異業種交流会のようで面白かったです。
・・・結局、高座名は、カツやになりました。ツにアクセント。
変にこった名前は名前負けして恥ずかしかったので、本名を少し変えたのをいくつか考えた。そのうち「小のり」っていうのは、もう使われているらしく、没になりました。
落語教室3回目。今日から稽古になりました。
失敗してもいいから話せるところまで話してみましょう、ということでみんなそれぞれ覚えてきたネタをやって稽古をつけていただきました。わたくしのネタは与太郎が出てくる「牛ほめ」。
生まれてはじめて落語らしきものを話したものの、オチにつながる重要なシーン(与太郎が台所の柱にお札をはるようおじさんにすすめるところ、おじさんの牛を誉めるようおとっつあんから教わるところ)を完全に飛ばして最後までやってしまったのであった。頭のなかで「やばい」と思いながら、軌道修正がきかなくなっていくありさま。
聴くとやるでは大違い。前に出て座布団に座ったら、そんなにたくさんの人が聴いてるわけでもないのに、手が震えました。
次の稽古では上下をはっきりつけること、噺の成立に必要なエピソードはすべて話す、が目標となったのだった。
・・・先週はじめて落語をやっていらい、気を抜くと頭のなかで与太郎とおとっつあんのやりとりを反芻してしまい、職場にもかかわらず左右に首を振ってぶつぶつ言いそうになり、ややあぶない今日このごろです。
2013.7
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