難聴の原因が希少疾患とわかって人工内耳になるまでの体験まとめ(15)
自分の病気がわかる6年前のことである。
TOEICを初めて受けた。言葉の聞き取りができない病気なのも知らずにリスニングを必死に勉強するが何の効果も出ない。
TOEICの結果
リスニング140,リーディング280の420だった。
リスニングはほぼあてずっぽうだったので予想していたとおりだったが,
リーディングが予想以上に悪かった。
文章読解の問題では,書いてあることがだいたいわかったというのに。
文法問題での取りこぼし and ケアレスミスが多かったのかも知れない。
顔洗って出なおして,リスニングと文法を強化して半年後にまた受けます。
2012年02月20日23:00
リーディングは得点分布の中央付近だったが、リスニングは得点分布の左端、最低点近くの方だった。
現在では、プライオリティサポートなど受験時に個別の配慮を受けられる制度があるようだ。聴覚についてもスピーカー近くの座席の用意、リスニングセクションをイヤホンかヘッドホンで受験、免除などいくつか用意されている(TOEIC Listening & Reading公開テスト・TOEIC Bridge Listening & Reading公開テストの場合、下記リンク参照)。当時もあったのかはわからないが、身体障害者手帳を取得できる聴力ではなかったので、配慮を受けるという選択肢がもとから頭になかったのだった。「聞こえにくい」「聞き取りにくい」自分の問題だから自助努力するしかないと思っていた。
身体障害者手帳4級となった現在、また受けてみようかと思う。
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