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丸田勝也、ココオル5年間のご報告。やりきりました。

ココオルの丸田です。


ココオルとは?

『 ココオルって何?』って人は、こちらをご覧ください。

自立支援プラットフォーム ココオル


ココオルを作って5年経ちましたので、これまでのことと今のこと、そしてほんの少しこれからのことを書いておきたいと思います。

めちゃくちゃよく聞かれることで、100億万回ぐらい聞かれてきたのですが、なんでココオルを作ったのか、なんでここまでやるのか? など、それをまとめてくれた取材を5年前に受けてますので、気になる方は以下のリンク先をご確認頂ければ幸いです。

株式会社ここおるを創業

2014年の春ぐらいに、新卒入社したIT系ベンチャー企業を退職し、株式会社ここおるを設立しました。

退職するつもりはなかったのだけど、ずっと断っていたら、3時間ぐらい会議室で詰められまして、ホワイトボードに、僕が起業しない理由、起業できない理由を一つ一つ書き出されていきまして、一つ一つその対応策を提案され、起業しない理由を潰されていき、断りきれず、出資を受けて独立起業することになりました。比率的には30%以下で。

ただ、今思えば、僕は優柔不断で、自信がなく、臆病なので、こういった後押しがなければ、ココオルを世の中に生み出すことはできなかったので、本当に感謝しています。


もっと言えば、まだ何者でもなかった生意気な大学3年生の時の僕を、見出してくれ、必要としてくれて、大切にしてくれて、一緒にやろうと誘ってくれたこの会社の人たちには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


普通、こんな変な人間、頭がおかしいと誰も相手にはしてくれません。バカだと、ガキだと、笑われるだけです。


なので、本当に嬉しく、心から感謝しています。今も生意気で、何者にもなれてはなくて、35歳にもなったのに子どものまんまなのですが、そのあたりはこれからもっと成長するのでお許し頂ければです。

ただ、その時とか在籍していた7年間は、あまり感謝の気持も強くなく、薄れていって、偉そうになったり、ちょっと若気の至りというか、ダメなところが多かったなとも反省しています。上司や周りのメンバーも、僕のことを扱いづらく、迷惑ばかりかけてたなあと反省しています。

当時を思い出すと、人間ダメだなあと痛感します。若かったということで許していただければ助かります。


ストイックスタイルも33歳ぐらいまででだいぶ終わらせて、今ではだいぶ大人になり、丸くなりました。丸田だけに。

創業5周年

さて、2019年7月15日をもって、株式会社ここおるは創業5周年となりました。

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ココオルのウェブサービスをリリースしたのは2014-07-22でした。

「ココオル」の「オ」は、自立、未来に向かって右斜め上を見ている、自立していくってイメージで、矢印っぽい感じでもあり、人間が右上を見ている感じでもあり、僕はすっごく気に入っています。千葉さんありがとうございます!

ココオルの言葉の意味、語源は、色々と取材の時とかリンクした記事に書いているので、割愛しますね。ざっというと、ここにおるで、I'm here とかをかけてたりします。

当時友人からたまたま紹介してもらったエンジニアの方にジョインしてもらい、2ー3ヶ月ぐらいでプロト版をリリースしました。マンションの一室に場所を少し借りて、毎日ああだこうだ言いながら、こういう機能をつけよう、こんなデザインにしようとか、すごく楽しかったです。本村さんありがとうございます!

今これを書いている時点で、22,722人ぐらいの登録があります。退会者とか、スタッフアカウントとかいろいろと計上の仕方もあるので多少前後するにせよ、22,000人以上は登録してくれました。本当に嬉しいです。ありがとうございます。みんな大好きですよ。嫌いならばこんなことやりませんからね。

少しは、爪痕ぐらいは残せたかなと感じます。


5年間を振り返って思うこと

この5年間を振り返ると結構大変でした。僕としては。他の人にとっては簡単なことで、そんなに難しくないことでも、僕にはとても辛く、しんどいことも多かったです。ただ、すごく成長はしました。まだまだだけど。

一つ一つ振り返っていったり、エピードとか危機とか、いろんな話をし出したら、本が10冊ぐらいかけるんじゃないかなとは思うので、またタイミングで、システムのこと、スタッフのこと、資本政策のこと、キャッシュフローのこと、ユーザー対応のこと、運用管理のこと、ウェブコミュニティのこと、ココオルの秩序のこと、世界観、丸田勝也のビジョンとか、諸々ポイントを絞って、わかりやすく、書き残していければなとは思います。死ぬまでには。

すごく若くて、こだわりが強くて、本当にたくさんの人に迷惑をかけて、困らせて、しんどい思いをさせてしまったなと、そういう反省ばかりがあります。

出資してくれた投資家、ジョインしてくれたエンジニアの皆様、相談対応スタッフの皆様、本当に、申し訳ない気持ちしかありません。本当にごめんなさい。

起業家として、リーダーとして、経営者として、本当に0点だなと痛感しています。反省ばかりで弁解の余地もありません。全ての責任は僕にあります。


そして何よりも、ココオルを使ってくれた何百万人もの人たち、皆さんに本当に申し訳ない気持ちしかありません。この程度しかできず本当にごめんなさい。大人なのに、口だけで、何にもできてなくて、かっこ悪くてホントダメダメで、言い訳の言葉もありません。

せっかくココオルにたどり着いてくれたり、使ってくれても、期待以上の効果がなかったり、あまりスピーディに、質の高い対応ができなかったり、ユーザー体験も、全然まだまだやりきれてなくて、すべての責任は僕にあります。誰にもありません。僕にすべての責任があります。

多分、曲がりになりにも、経営者、起業家を5年やってみて、世界で一番苦手な職業だなと感じています。なので、うまくやれてないけど、許していただければです。ニガテだけど、なんとか頑張ってきたので。

事業運営のお金のこと

お金のことですが、出資してもらったお金は1年ほどでなくなり、その後、僕の個人のお金を使って、やりくりしてきました。

多分、3ー4年間で、2000万円以上は使ったと思います。決算書には、個人貸し付けという名目で記録が残っていると思います。累損がすごいです。税金も保険も年金も支払うのが大変です。健康診断は5年間一度も受けていません。ガンとかになってないか心配です。

売上は、一円も計上することはありませんでした。厳密に言えば、僕がたまに業務委託でお仕事をもらったり、そういうのを計上したりはしていたので多少はあったのですが、ココオルというサービスにおいて、ユーザーへの課金、ココオルでの広告掲載などは、一度もやったことはありません。

誹謗中傷や罵詈雑言、噂や妄想はたくさんあったようだけど、PL 、決算書をみれば、一目瞭然です。

朝日新聞掲載と厚労省

ちなみに、起業当時、朝日新聞さんにも掲載いただいたのでもしよければこちらもご参照ください。

ココオルですが、いろんなお声掛けをいただくことがありました。2年ほど前は、行政によるSNS相談あたりで、なんかやらないか的な話もありました。

ここの議事録に、ココオルについての言及があります。

こちらがオープンSNSの一つの事例だが、悩み相談掲示板「ココオル」というサービスがある。これはオープンな掲示板で誰でも悩みを投稿でき、子供に限ったサービスではない。そして、その悩みに対して臨床心理士、社会福祉士といった有資格者が無料で相談に応じる会員制のSNSであって、同じような悩みを抱えているほかの人の事例を知ることができる。ここにキーワードとあるが、「いじめ」とか「自殺」とか「受験」、そういったキーワードがたくさんあり、それでソートをすると同じ悩みを抱えている通報を見ることができる。それに対して相談員以外のユーザーが共感とか応援、そういったボタンを押すこともできるし、コメント投稿を返すこともできるサービスである。



広告掲載や課金のこと

他にも、メンタルクリニックとか、メディカル系の媒体から広告掲載の依頼とか、チャットや電話相談など、なんかやらないか的な話もたくさんあり、そういった話もたくさんしてきました。ただ、僕にあまり時間にも心にも余裕がなく、そこまでぐいっと力を入れていくことはできませんでした。

毀誉褒貶、誹謗中傷のこと

ココオルを作った当初も、最初の3年ぐらいは、ずっと「偽善者」だとか「貧困ビジネス」「弱者を搾取、騙そうとしている」といった心ない声もたくさんあり、傷つくことはないのですが、うーん、やっぱりなかなか普通に受け止めてくれない人もいるんだよな、仕方ないな、という気持ちはありました。

嘲笑とか罵詈雑言、誹謗中傷などは、ココオルを作る前から色々とあったりはしたので、慣れっこではあったものの、幸せな気持ちになることはもちろんなく、僕も人間なので、世界との隔たり、感覚の違いを感じながら何とか今日まで生きてきました。がんばった。

iOSアプリも作った

そういえば、iOSアプリを作ったこともありました。これも、結構安く、エンジニアが作ってくれて、すごく楽しいプロジェクトでした。河瀬さんありがとう!

さて、話がバラバラと、全く整理せず、書き綴っているのですが、そろそろ本題に戻ります。

株式会社かNPOかの判断

ココオルは、これまでいろんなことを模索してきました。事業推進上、本当に株式会社であるべきなのか、さらに資金調達をしてグロースさせていくのか、オフラインの相談をやっていくのか、NPOを作るのか、いろんな団体などと提携して広げていくのかなどなど。

ただ、そのどちらも、マンパワー不足で、どれも進むことはありませんでした。プロダクト開発、サービス運営をやっていくことに、僕のリソースの大部分を使っていて、そしてそれが絶対に必要なことだという判断があったので、後悔はありません。だから今では、ほぼ自動化して、僕が工数を使うことはほとんどありません。


ココオル事務局は実は丸田

たまに、ログインできないとかそういう問い合わせを、週に一度とか、ココオル事務局です、という形で私がせこせこ返答していたりします。ココオル事務局からメールもらった人、あれ全部僕ですからね。基本、他の誰かに任せたことはありません。

去年の秋頃、色々と資本的な整理をしまして、サーバ移転作業やソフトウェアの細かいバグを潰したり、表示スピードを上げたり、読み込みの改善をしたり、裏側のところでは、色々と頑張って動いてきました。

ピンチを助けてくれたNさんの言葉

たった1人になった時、辛い時、ずっとココオルのシステムのすべてをやりくりしてくれ、僕を支えてくれたNさんには感謝してもしきれません。

お金もないし、開発もできないし、路頭に迷いかけていたところ、神様みたいな存在でした。そして今もずっと、ココオルと僕を支えてくれています。

家族とか仲間とかそんな言葉でも言い表すことなどできないほどの存在です。


『これなら一生大丈夫です』


と言ってくれた彼の言葉を僕は忘れることはありません。あれほど心強い言葉はなかったです。もちろん一生じゃなくても大丈夫ですよ(笑) できる限りで構いませんので(^^)

今後のココオルと丸田の生活

なので、ココオルは現在、最低限の持続できる仕組みは作り上げたので、いったんは、僕の心身を回復させる、生活の基盤を整えることを考えています。

僕は、大塩平八郎、田中正造、ガンジーとかゲバラが大好きなのですが、やっぱり精根尽き果ててしまっては、僕以外に誰もココオルを守ることはできませんし、恥を忍んで、僕は生きることを選択しました。

僕が生きている限り、少なくとも、ココオルというオンラインのプラットフォームは、守り続けることができる確率が高いからです。

なので、極めて現実的でディフェンシブな選択をしました。


30代後半のスタート

そして今、僕が30歳から35歳の30代前半の全てを捧げてきたといっても過言ではない時間を終え、30代後半がスタートしています。

ライフワークとして、ココオルは死ぬまで続けます。僕が死んでも残るようにしていきます。

事業売却・資金調達・マネタイズ

売却しないの?資金調達しないの?広告掲載しないの?有料相談しないの?

などと、100億万回ぐらい質問されてきましたけど、僕はこんな性格なので、僕の脳内にはほぼないです。

役員報酬はずっと0円

ココオルに取り組んでいた時、役員報酬はもらってなかったです。僕が株主で、すべて決められるのだけど、ずっと0円にしていました。最初の1年ぐらいは、月額20万円にはしていたかもしれませんが、1期目が終わってからは0円にしたと思います。

地獄の毎日でも幸せな理由

なので、自分の生活費、税金とか保険の支払いとか、ココオルに関するシステム周りの費用、スタッフの人件費、会社経営に関する諸経費など、色々と小さいお金が塵も積もって、収入がない僕には、地獄のような毎日でした。そして今も地獄は続いています。

地獄といっても、不幸ではありません。ココオルがあるからです。仲間もいて、愛する家族もいるからです。

なので、僕はとても幸せです。

ココオルというプロダクトを、0から、作り上げたことは、僕の一つの誇りにはなっています。

少し昔の話をします。

22歳の丸田の人生計画

2006年の頃です。僕が22歳の時。こういうプレゼン資料を作りました。当時、PPTをパソコンに入れてなくて、京都 出町柳の電気屋さんでパワーポイントのソフトを購入して、始めて作ったのが懐かしいです。今でも覚えています。

「あなたは人生においてどのような社会貢献を行いたいか?」

リンク先は、PDFファイルです。以下のブログに挙げているやつです。

詳細は読んでもらえればなのですが、ある程度、自分の中では、やりたいと思っていたことを、多少は、ココオルというプロダクトを世の中に出すことができて、今も維持できて、ひとまず自己実現の一つはできたかなという気持ちにはなっています。

まだ自殺は0になってないし、自殺撲滅してないので、ダメなんですけどね。

いじめも虐待も社会の問題はより複雑に混沌として、解決の道筋も付いてない感じで、まったく無くなってないし、まだまだ世界中には様々な問題もあるし、やるべきことは山ほどあるのですが、まずは、一つの区切りをつけよう、そういうタイミングには至っています。

お金の話でやらしいのですが、基本的に毎日毎日お金のことばかり考えていました。まとまった収入が何年もなく、ずっと減っていくばかりだったからです。


なので、良いプロダクトを作るとか、ビジネスロジックとか事業設計とか、そんな話ではなく、生きるか死ぬか、どうやって生活をするか、そんなことばかりが頭の中を占めていました。

派遣社員として工場みたいなところで流れ作業を2年ほどしたり、引っ越し屋のバイトで日雇いとして働いたこともありました。

社会人となって、1社でしか働いたことがなかったので、とても新鮮で、貴重な経験でした。

この5年間、孤独だったかというと、家族も仲間もいたし、しんどすぎと言えなくもないですが、やっぱり最後の責任者は僕なので、逃げることはできず、踏みとどまってきました。

誰にも相談できない日々、誰にも相談できないこともたくさんあって、いろんなことを抱えながら生きるのは、しんどくなかったと言えば嘘になりますね。

あんまり周りに迷惑をかけたくない、心配させたくはない、困らせたくはないと思いますからね。とはいえ、みんなもそうだし、僕だけじゃないし、僕は僕の課題に向き合い続けてきました。不器用なので、なかなかうまくはいかなかったのだけど。


一番の経営課題だったこと

ココオルの一番の経営課題は、ココオル代表が誰にも相談できない、というものでした。いやこれほんと笑い事でもネタでもなく、です。メンバーには笑い話として使ってましたが、いや想像を絶します。経営者や起業家を心から僕は尊敬します。僕にはうまく果たせなかったので。

この5年間、だいぶ強くなりました。成長しました。何にもやってなかったわけではないです。死に物狂いといっても、死んでないので、そんなことないやろと言われればそれまでですが、自分なりには結構頑張りました。

他の人から見て、まだまだ頑張ってない、サボっている、全然ダメだ、と言われれば、それまでですが、自分としては、自分を褒めてあげたいなと思っています。

自分がどれだけ能力が低く、自信もなくて、弱くて、愚かな人間なのかは、自分が誰よりも一番わかっているからです。


なので、そんな僕がそれでも泥くさく、地道にがんばってきたことは、この5年という月日に嘘がないことは、誰よりも僕自身が一番知っています。

結構頑張った自分

僕はこんな自分が大好きです。

すごくも立派でもかっこ良くもない、泥だらけで、汗まみれでカッコ悪いのがやっぱり僕なので。僕は死ぬまでこんな感じでいくと思います。人間はなかなか変わるもんではないですからね。


18歳の時、20キロのダイエット、偏差値40もなかった時から、大学に合格した、当時の自分と匹敵するぐらい5年間頑張ったとは思うので、褒めてあげたいなとは思います。

実は、ココオルを作る2年ほど前には、ここおるの体験談サイト日本最大級のうつチェックサイトを作って月間300万PVぐらいはいってたと思います。なので、そこから考えると、足掛け7年とかになります。

ここおる体験談


うつ傾向度cocooru診断(うつチェックサービス)



15歳の丸田

少し話が逸れたので戻します。

ただ、15歳当時の僕の方が、よりハイリスクで孤独で、暗闇の中で努力をし続けていたのを僕自身知っているので、当時の僕と比べれば、全然です。

これが、15歳の時の丸田勝也です。この虚ろな目が全てを物語っていますね(笑)

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丸田勝也 15歳中学3年

こんな感じでも、努力を少しずつ積み重ね、35歳となりました。だから今しんどかったり、うまくいかない人も、そんな時もうまいことやり過ごし、いずれ少しずつ、自己実現、なりたい自分になれるように、取り組んでもらえたらなと思います。だからココオルを作ったんやで。


子どもや孫に誇れる仕事をする

僕は、自分が誇りに思える仕事をしたい、子どもや孫にすごいと思ってもらえる、尊敬してもらえるようなバリューを世の中に生み出したい、その一心で生きてきました。

なので、後悔はありません。

悔しさやもっとできたはずとか、そういう気持ちはたくさんあります。ただ、生きていかなければなりません。税金を支払う必要もあるし、生活するのにお金は必要なので、その地盤をもう一度0から作っていくことを、今は選びます。

音楽バンド的に言えば、解散ではなく、無期限活動休止みたいなやつです。ココオル自体は動き続けるので、活動休止はしないのですが、事業をさらに拡大する、グロースさせていく、資金調達、人を入れる、といったことはやんないよ、ってやつです。

ただ、ココオルは永久に不滅です。少なくとも、僕が生きている限りは、死守します。硫黄島ぐらい死守します。

なので、そういった意味では、ココオルを使ってくれているみんなは、安心して、今後も使ってもらえればなと思います。

有料化するとか、そういう噂もたまにあったようですが、そんなことはありません。僕が意思決定者です。僕がやらないといっているので、安心してください。大丈夫です。


悔しさと今できる最低限の約束

本当は、もっとリアルに、今すぐ、辛い、苦しい、死にたい、そういう気持ちで生きているみんなに、一人一人に手を差し伸べて、問題を解決、助け出して、自立に向けて、生きる幸せを得るため、一緒に寄り添っていきたい、そう考えています。なので、それができないことは、僕の力不足で、悔しく、申し訳ないです。

ただ、ココオルをいつまでも使えるように、残しておくこと、それだけは約束します。これしかできなくてほんまごめんなさいなのだけど。

そして、今僕にできることは、ココオルを残し続けることだけなのだけど、きっといつの日か、必ず、もう一度アクセルをかける日が来ることを、気長に待っていていただければなと思います。

さすがに、1年後とか2年後とかではないものの、40歳とか、何かしらの節目が来たら、また何か変わるかもしれません。

お金や仲間、プライベート、健康、色々と流動的です。

なので、未来には何が起きるかは、わかりません。誰にもわからないのです。

僕は一ミリも諦めてはいません。まったく、捨ててはいません。

ただ、生きることを選んだだけです。

なので、今辛く、苦しい気持ちで生きているみんなも、今は生きること、生き延びることだけで、そういった判断をする自分を、ちゃんと許容、理解してあげてほしいなとは思います。今はそれでええんやで。

たとえ誰かに馬鹿にされたり、笑われても、自分の命を、人生を絶対に死守してほしいです。

僕は、自分の人生を死守することを選んでいます。

起業家としては失格、0点

起業家としては失格で、落第です。0点です。資金調達し、グロースし、IPOし、売上や利益を拡大していくことはできませんでした。それは、僕の甘さだったわけで、弁解の余地もありません。

ただ、世の中に何かしらのバリューを生み出すという意味においては、後悔はありません。投資家にはごめんなさいなのですが。

18歳の時の自分が決めたこと、考えたこと、やりたいと思っていたことは、ほんの少しは実現できました。そしてこれから残りの人生においても、少しずつ、自分ができることを増やして、一人でも多くの人に、何かしら良い影響を、プラスとなるような働きができたらなと思います。

それは、一体どういう形なのか、まだそれは僕にもよくわかっていません。

ただ、僕は有名になりたいとか、リーダーになりたいとか、お金持ちになりたいとか、モテたいとか、そういう欲望はそれほど大きくはありません。一人で筋トレしたり玄米とプロテインと納豆と卵食べたり、ルーティーンをこなし、静かに一人で過ごすのが心身にプラスとなっています。

食欲とか性欲とか基本的な欲求は多分人並みにあるのだとは思うのだけど、相対的に、それよりも、自己実現、セルフイメージ、ストイックに生きる欲求が強いので、このまま、内向型と内省型のまま、自分のパーソナリティに従って、強みを伸ばして、弱みはみんなに助けてもらいながら、生きていこうと思います。これからもいろいろと相談させていただきます。優しくしてください。

一番辛かったこと

一番辛かったことは、家族や仲間を幸せにできないことでした。

当面は、もっと身の周りの人を元気に、楽しく、幸せに、一つ一つ、取り戻していこうと思います。

ココオルを生み出すために、たくさんの犠牲を払い、失ったものも多く、傷はなくはないです。

僕のわがままに付き合ってきてくれた、我慢してくれた、ココオルのために自分の時間を使ってくれてきた仲間には、本当に感謝しています。

そして、これからも、僕を、ココオルを、ぜひ支えていただきたい、助けてもらいたいなと思います。もちろん自分の人生や家族とかを最優先で。

僕もココオルも、全く何も終わってはいません。一つの区切りです。

今日はそういうお話でした。

また何か、事業のことやサービスのこととか、いろんな話もたまに書き残していければなとは思います。

東京に来た時、段ボール箱3つぐらいで身一つできて、そっから35歳に現在なって、もっかいゼロリセット、1からスタートしていくのがとても楽しみです。

節目なので、徒然と書いてみた。



以上。

株式会社ここおる 代表取締役社長 丸田勝也

https://cocooru.com


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