丸田のマネジメントスタイル、チーム、仲間への関わり方について
■マネジメントと自己管理
本当は、マネジメントという言葉を使いたくはなかった。
けど、タイトルにある方がわかりやすいので、利便性と訴求性を考えてあえて使った。
マネジメントという言葉は、あまり好まない。管理したくないから。管理は、自己管理、自分でやってくれよというのが基本。中高生や大学生、若手社会人や精神的に未成熟な人、整理整頓などが苦手な人などであれば、一定必要になるが、
自己管理能力(健康面とかお金の管理やプライベートとかも含めてね)があることを前提として、チームに組み込むようにしたいと考えている。
■ココオルでの一定の基準
レアル・マドリードやバルサで同じチームでサッカーをしようと思っても、世界中のサッカー選手がみんな自由にチームに加入できるわけではない。能力が達していなければ、入らせてもらえない。それと同じ感じで、ココオルにも一定の基準は存在している。
■実際の1週間、会議のやりかた
で、基本的に僕は、一人が好き、内向型、内省型で、社交性皆無で、人と関わることを嫌う、好まない性質があるので、その前提で、完全リモートで、多くても週に1−2回ぐらいの電話で会議、話をするぐらい。
完全に自己管理、自己責任、自主性、自由にココオルに関わってもらっている。
この働き方ができない人間は、ココオルにいても成長はしない。活躍はできないし、そもそも本人が楽しくないはず。
■権限と教育コスト、モチベーションとか
重要な人物には、大きな権限もさらに付与し、どんどん自由にやってもらうという意思決定をする。
教育コストがかかる場合は、一定時間やお金、エネルギーとの兼ね合いでの判断となる。
お金をもらって、レクチャーするのであれば、それは学校や塾や●●スクールと同じで、手取り足取り、生徒に教えるという座組みにはなる。
ただココオルは、そういうことを一切やっていないし、仲間に対しても、教育コストを割く余裕は存在していない。
いずれかのフェーズに来ると、もちろん教育体制や各種資料やレクチャーの諸設計もあるのだろうけれど、それらの整備よりもやるべき経営や事業回り、プロダクト周りの設計がリソースとして優先される。
■コロナショックとココオル
また、今回のコロナショックによって、色々とココオルの方でもやってあげたいなという気持ちもありつつも、自殺、いじめ、虐待、といったより丸田の関心が強い、社会的な問題に対してココオルという武器を使って、真正面から取り組みたいので、リソースを分散させるわけにはいかない。(コロナは重要ではないという意味ではなく相対的な意味を持って)
■5年間。仲間の出入りで思うこと
この5年間で、うまくやってこれた人と、そうじゃなかった人は、やはり基礎的な信頼関係があるのかどうか、お互いのプライベートや事情なども含めて、相談をし会える関係かどうかってのも重要だなとは思う。
子育ての話、子どもの話をするのは楽しく、相手のみならず、その先のご家族全体を見据えて、5年10年と関わっていければなと考えている。関わると言っても、前述のように丸田は人間と関わることを好まない性質があるので、実際にあったりすることではなく意識の中に入れながら、それを踏まえてうまいことやっていきたい、という意味合い。
■絶対に嫌なマネージスタイルとは
ふんぞりかえって偉そうな態度は絶対に見せない。なので、常に丁寧に、リスペクトして関わることを意識している。
また、口頭で何かを伝えることは、テキスト、メールやメッセージの補完として使う程度にしている。僕は、テキストやメールやメッセージなど、エビデンスを残しながら、ファクトベースでロジカルに体系だって対処していくことを好むので、口頭でのやりとりは、ニュアンスの違い、バッファが出てくるため、基本的には好まない。
認識の違いを埋め合わせなければならない溝を踏まえると、文字でSVOCや修飾語句や副詞節などで明示的にやりとりをする方が、お互いの考え方やパーソナリティの違いを超えられるからだ。
基本、ファクト、エビデンス、ロジカルでしか、仕事はしたくはない。
気持ちや感情など、そういうのはまた別の話。気分や感情といった人のマインドを軽視するものではない。むしろそれは重要。それが全てと言っても良いかもしれない。
それを前提として、しつつ、その次にあるのが論理的整然さ。
このバランスは難しいので、またどっかで整理して書き残しておこうかなとは思う。
■報告は細かければ細かい方がいい。
僕がエンジニアのNさんにこれまでずっと言ってきたのは、冗長的で長くてもいいし、多くてもいいし、全て情報をくれということ。
その中で、どういう情報を取捨選択して、判断したり、レスをするかはまた別の話であって、とにかく全部、報告、連絡、相談などはしてくれというのは常々ご依頼し続けてきた。
その方が、全ての情報をまずは取得して、意思決定、判断ができるから。
ここに、丸田に伝えるために簡潔にしてくれとか、結論から言ってくれとか、そういうのは全く気にしていない。全部読むから。
なので、ココオルの場合、丸田の場合、ビジネス上の基本的なマナーなどは、適合しない場合は少なくない。
といっても、使い分けなので、僕はいろいろな仕事をこれまでしてきたし、今もしているが、それぞれに適合する、アジャストする、調整しながら対応していくことを意識している。あくまでも、いろいろなルール、やり方がある、というお話。
丸田への書き方、相談の仕方を、こういうルールで工夫してくれなんていう注文はつけない。とりあえず今は、あまり気にしていない。それって、読み手側の問題で、僕は偉そうにそんなことは言わない。
ココオルに関わってくださっている以上、本当にありがたいことで、どんなことでも自由に、気兼ねなく、24時間365日いつでも、メールでもチャットでも何でもいいので伝えてくれたら嬉しい。
■仲間への信頼なく、チームは機能しない
心理的安全性を僕はものすごく重視している。僕は全て、話す、語るようにしている。質問があれば受け付けて、回答する。
じゃないと、よくわからない人、モヤモヤした段階では、ちゃんと働こうと思えないから。なので、意識的に何とかそのふわふわした部分は無くそうと努力はしている。といっても常にできないので、どんどん聞いてくださいねとは言いながら。
それでも聞いてこない、聞けないという場合は、そもそも僕の態度、人間性に問題があるわけなので、そこは改善するか、相性が悪いと判断するしかなくなる。
なのでこれもあまり気にしていない。
実際、聞いてくる人は聞いてくるし、聞いてこない人は、何を考えているかわからなくても、「まあ本業とかプライベートが忙しいのか、ココオルにはさほど興味が無くなったり、どう関わっていいか、スキルとの兼ね合いなど、難しいのかもしれないな」と考えるだけであって、別に何も気にしない。
●●をやってくれない!とイライラしたりもしない。一度言ったことを履行できるほど人間はうまくはできていない。
僕も、そうはできていないし。
人に対して何かを求める、要求するというのは、自分の未成熟さの表れでしかない。
全幅の信頼、全てをリスペクトし、尊重する。
こういった態度が必要。
ああだこうだ文句を言い、言い訳をして、攻撃をしたりなど、もうこういうのは論外。人間として腐っている、終わっている。
僕は少なくともそういう人間は好まないし、一緒にいたいとも思わない。
色々とみんなそれぞれ事情がある。なので、約束通りうまくできなくても、それを踏まえて、相手の人間性や人生を尊重した態度で接しなければならない。
これができないと、結局は自分の首を絞めることにつながる。
僕はそういった人間を、これまでの人生で、たくさんみてきた。
言ってわかるもんではなく、精神的な成熟度、人間の情緒的発達にも関することなので、まーしゃーないのだけど。
釈迦やキリストや孔子などは、この辺りを独自の考えで、何とか大衆に説いてきた。僕も頑張らねばならない。彼らにできて、僕にできないわけがないから。
■マネジメントスタイルは色々
チームココオルにおいては、僕のマネジメントスタイルは、良い面悪い面もちろん両方があるが、とにかく最悪な状態ではない。
少なくとも、心理的安全性は保つように心がけている。これがすべてだから。
で、会社の数字、トラフィック、お金のことも全て公開している。別に隠すことは何もないので。ただ、公開すればするほど、丸田の大塩平八郎プレイ、田中正造プレイ感が出てしまうので、あんまりそこは伝え続けたいことでもないので、ふんわりにはしている。
■今いる仲間に対して思うこと
僕が日中フルタイムなど、一切1秒もココオルで何もできないのにかかわらず、それぞれうまいことやってくれていて感謝しかない。
僕が言ったことを拾って、システムでの実装をどうやるかを設計、考えてくれるNさん。
自分の本業や学業や就活やいろんな事情があっても、うまくココオルと関わろうとしてくれている相談対応チームの皆さん。
一円もお金を払ってないのに、ココオルニュースを復活させてくれて、リライトを含めて20本ぐらいの記事を更新し、デザインの調整もしてくれたあおいちゃんなど。
本当にたくさんの人に支えら、僕は恵まれ、感謝しています。
お金を払って、ちゃんと時間とエネルギーを使えば、働いてくれる人がいるのは知っています。ただ、ココオルにはそんな財政的な余裕、丸田のリソースの余裕はないのです。
なので、完全放置でも自主的にうまく動いてくれている皆さんには頭が上がりません。
ココオルは、僕一人では存続できません。なので、ココオルをみてくれるみんなには、ココオルを動かし続けているいろんな人がいることを、頭の中で少しは思い描いていただけると嬉しいです。無料で、安定的にサービスを提供し続けることは、そんなに簡単なことではないのです。
■これからジョインする仲間について
ココオルの実態は、こんな感じで、ほぼ完全放置プレイです。
LINEグループでやりとりをしたり、エンジニアとはチケットでやりとりをしていますが、基本的にはラフな感じのチームスタイルです。
丸田の日々の考えや行動、Sさんの写真などを適当に掲載してるぐらいです。ただの遊び、サークル、学生団体的なノリで、勝手に丸田がわちゃわちゃしていて、たまに誰か乗っかってくるぐらいな感じで、基本Sさんはいじられているだけです。
そんな感じで、僕は誰を仲間にするかは、非常に大切にしています。
システム開発や相談対応チームなど、それぞれの領域において、一定のスキルや経験が求められるケースもありますが、報酬が発生せず、自己成長意欲が高く、自分で主体的に学び、改善していける場合は、きっとチームのみんなが助けてくれます。
なので、ぜひ一度、ココオルのLINEグループをちらっと覗いていただければと思います。
スタッフ専用のLINEグループの前に、こちらで雰囲気を感じつつ、丸田とやりとりしてもらえればです。
引き続きココオルをよろしくお願いいたします!
今日も丸田の洗いざらいの気持ちを多少は吐露できたので、よかったよかった。
以上。