なぜ、コンビニや駅で「バー」が増えているの? 参入ハードルをとことん下げた“仕組み”が面白い
こんばんは、北畑です。
最近街中を夜風にあたりながら歩くのが気持ち良い季節です。
最近散歩しているとコンビニとBARが併設されている施設を見つけて面白いと思い、調べてみました。
すると結構増えていることを知りました。
是非紹介していきます。
BARのイメージを覆す
僕が見たのはコンビニとBARが併設されたものでしたが、
どうやら駅に併設されたBARも増えているようです。
みなさんはBARはどういうイメージでしょうか。
初心ではとても入りづらい雰囲気でさらに重厚な扉を開ける勇気が持てず、
また中には高級なお酒が並んでおり、高いイメージがあるので入店するのも一歩踏み出せず、、
「行きつけのBARがあるんよ!」と社会人になってドヤりたい気持ちはあったが、現実はそうでもなく、、(笑)
しかし、そんなイメージを大きく変えたチェーン店が「お酒の美術館」です。創業からわずか7年で100店舗を超える急成長を遂げ、駅ナカやコンビニなど、私たちの日常に溶け込む場所に出店しています。
「お酒の美術館」はとても手軽さが売りで1杯500円から、チャージ料も不要で、約250種類のウイスキーが揃っているようです。しかも、おつまみは乾きもの中心なので、簡素な店舗設備で運営されており、気軽に一杯楽しめる場所がこんなに身近に増えてるのです。BARのイメージが変わっていきますね。
なぜこの事業がうまくいったのか?
「お酒の美術館」が成功している理由の一つは、【参入ハードルの低さ】です!!
ほとんどの店舗がフランチャイズ展開で運営されており、
脱サラした人や、飲食業界未経験者でも店を出せるように、初期投資は1000万円以下に抑えられています。
また広さは8坪以内、家賃は30万円以下、そして一人で運営できる「ワンオペ」スタイルが基本であるので低コスト運営モデルが、多くの異業種オーナーを引き寄せているようです。
さらに店舗運営の研修が非常に充実しているようです。
未経験のオーナーでも1カ月の研修でウイスキーの提供方法をマスターできるシステムが整っています。
カクテルづくりなど、技術が必要な業務は少なく、ウイスキーを中心とした業態にすることで運営のハードルを下げているのもポイントです。
短期間で必要なスキルが身につくため、フランチャイズオーナーにとっても魅力的ですね。
もう1つは【出店場所】です。
駅ナカやコンビニに併設された店舗など、私たちが普段通る生活動線上に店舗を展開しています。
これによって、BARに行く習慣がないライト層の人たちも気軽に足を運べるようになりました。
仕事帰りに1〜2杯サクッといけるのが個人的にとても良いと感じました。
最後に
仕事終わりにふと寄り道で見かけたコンビニと併設されたBAR。今日は僕も一緒に最近のBAR事業の実態を学びました。
お酒はあらゆる生活のシーンに登場するので良い想い出作りや素敵な出会いの場にもなりえます。
これからはBARも生活の一部として来る日も増えますね。
今まで高級感があり敷居が高いサービスもお手軽さや気軽さを掛け算することで新たなサービス・事業が生まれるかもしれませんね。
日々街中を歩くと新しい発見があります。日々足を動かして続ける中で素敵な出会いがあり、人生が変わるきっかけもあるかもしれませんね。
それではまた!
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