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【最終報告】Udemyを受けまくったら、本業と副業にどんな変化がうまれるか?
2024年6月から、新しい働き方LAB4期生として研究を進めてきました。
4期生のテーマは「3年後の未来を考える〜ACT LOCAL〜」
実は、3年前にメンタル不調の休職から復職したんですが、その時に決めたのが、「2年間で働き方を変える!」ということ。
去年も自主企画で参加し、新しい働き方を見つけつつありましたが、今回は本業に役立つ研究に挑戦しました。
その最終報告としてまとめます。
計画のおさらい
最初に今回の自主企画「Udemyを受けまくったら、本業と副業にどんな変化がうまれるか?」の研究内容についておさらいです。
研究の内容
本自主企画の目的は、ザックリ説明すると以下の2つです。
・テクニカルスキルの向上
17年間組込みソフトウェアエンジニアとして、企業に勤務してきました。
ITスキルの基礎はそれなりにあるとは思ってるんですが、Web系の知識がかなりすくないんです。
Webアプリとか作れたら楽しいだろうなぁって思ってたので今回の研究をきっかけに挑戦。
・副業の幅を広げる
現在の副業はライティングやパワポの資料作成ですが、将来的には開発よりのことやコンサル系の仕事もやってみたいと思っています。そういったことを見据えたスキルをつけたいと考えています。
研究の背景
会社でUdemyのビジネスプランを無料で受講できる機会が提供されました。これまで、「申し込んだけど活用しきれない」という経験が多く、実際に利用した時間が数時間にとどまってしまうことがありました。(グロービズも申し込んでますが、そこまで使い切れてなくて)
このリソースを有効活用し、無駄にしないようにしたいという思いでした。
詳細はこちらの記事をご覧ください
研究結果
結論から先に述べると、「Udemyを受けまくると、本業として挑戦したいことが広がるし、実際に広がった知見から業務の幅も広がる。ただし、もっとUdemyを受けないと、劇的な変化は見られない」という感じです。
研究画時の目標に対して
本業にむけての変化としては、今更ながら、HTML、CSSを学び、『なるほど、こんな感じか』って雰囲気をつかめたので、プロジェクト内のHPのトップページを作ることになりました。
現状、どんなイメージで作成するかをまとめた段階です。
この後は、生成AIも使いながら実装していこうと思ってます。
当初の目標であれば、Androidアプリや、モダンな言語も学ぼうと思っていましたが、そこまでは時間をとれず学べませんでした…。
副業に関しても、開発関連の案件は取れていません。本業やら、指定企画のポケトーク側の方も進めなきゃってことで、開発案件を取りに行くことができなかったのが正直なところです。
スキルマップに関してはこんな感じで作ってみたので、スタートは切れたかなと思ってます。
ザザッとスキルシート的なものを作ってみた。
— ざっきー|メーカーSWエンジニア&副業 (@4nozakky) September 28, 2024
わかってたけどWeb系とか経験ないから、スキル付けたいね。ヒューマンスキルは比較的高いんだろうなと。
こういうのは、ある程度作って、適宜更新っていうのがいいよね。完璧求めても仕方ない。 https://t.co/tRetwHYaUv pic.twitter.com/a9qhezrPJg
研究計画時に想定していなかった効果
・英語スキル(ポケトーク企画との親和性)
研究計画時に想定していなかった一番の効果は、指定企画の「ポケトーク」と親和性が高かったこと。
専門スキルの講座を英語で受講してみたり、英語・英会話の講座を受講したりもしました。
逆に言えば、ITスキルに全フリできかなかったことが、今回の研究であまり結果がでなかった要因かもなと思ってます。
・Udemy受講の仕方
もう一つは、Udemyの受講リズムを作れたこと。
最初のうちは、Udemyを受けるなら、『しっかりデスクに座って、パソコンで手を動かしながら学ぶもんだろう』って、偏った(ある意味完璧主義的な)考えでした。
けど、そんなに構えて受講する必要もなくて、気楽に受講したらいいんですよね。
研究期間後半になってからは、スマホで気になる講座を先にダウンロードしておいて、通勤時間を使って受講するようにしました。
これで、進歩は加速したと思ってます。
この進め方は僕には合ってるなと感じたので、今後も継続していく予定です。
具体的に実施したこと
では、研究期間中にどんなことを実践したかの具体事例を紹介します。
スキルマップの作成
まずは、現在のスキルの棚卸だと思って、スキルマップを作成しました。
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これを作るのも意外と考え込んでしまって、時間がかかりました。
スキルの軸ってメチャクチャ多くて、どういう風にまとめるとわかりやすいかなぁって悩んじゃったんです。
本当は、2軸とか、ロジックツリーみたいな感じで視覚的にわかりやすくまとめたかったんですが、諦めました。。
ひとまず、項目羅列して、5段階評価したって感じです。
まずは始められたので良しとしてます!
受講したUdemy講座
受講した講座は下記の通りです。
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SNS関連:1講座
英語関連:3講座
Git関連:2講座
アプリ関連:2講座(もう2講座は受講までいかず)
研究終了後の変化と今後
繰り返しになりますが、研究終了後の変化として一番大きいのは、Udemy講座を受講する習慣やリズムを作れたことです。
通勤時間を使って、ザッと内容を理解して、生成AIを使って実現していくっていう学習の仕方が一番早いのかなって感じました。
生成AIを使ってプログラミングをしても、基礎がないと、AIが言ってきたことが正しいのかが判断できません。その記述を作るためにも、Udemyの講座で基礎を付けるっていうのは有効だと感じました。
今後ですが、まずはプロジェクト内で使用するHPを完成させること。次に、プロジェクトの進捗管理をサポートする、Webツール(GitHubのPRの状況や、チームごとの開発状況などを可視化するツール)を作っていきたいと思ってます。
新しい働き方に関する自己採点
勝手に自己採点しようと思いますw
下記の記事を参考にやってみます。
自分にとって新しい働き方か
3:自分にとっては新しいことに挑戦している
Udemyを受講するとか、新しい技術を学ぶというのは、真新しいと感じるものではないです。
とはいえ、自分としては17年間の仕事のリズムから、大きく変えようとしています。その点では自分にとっては新しい挑戦といえます。
社会にとって新しい働き方か
2:自分では新しいと認識しているが、客観的には新しさを感じない
これも、前問答用かなと思ってます。
とはいえ、多くの技術者は、Webアプリ系で進んだらWebアプリ系のまま進みますし、インフラエンジニアなら、インフラエンジニアの道を進みます。
最初に進み始めた道をそのまま進むことが多いと思ってます。
その点でいえば、組込みソフトウェアエンジニアが、アプリエンジニアに挑戦しているという点では新しいのかなと思っています。
検証結果が客観的に評価できるか
3:客観的に評価ができる情報をできている
スキルマップを整理したり、Udemyの受講状況などは客観的なデータと言えますが、この情報が水平展開できるかと言うと少し難しいのかもと思いました。
スキルマップの項目は水平展開できる内容になっていると思いますが、そのスキルに対して、どのようなUdemy講座を受講すると、どう変わってくるのかまで実験・考察できると良かったかなと思っています。
研究前後の変化が見えるか
4:変化の有無が可視化されているが、その結果が研究として有用だとは判断できない
本研究を通して、本業に対する変化が見えていると感じています。
しかし、副業に対しての変化が見えていないことから、結果が有用と判断するには個人差が出る状態かなとも思っています。
とはいえ、Udemyの講座や勉強時間を増やせば確実に効果はでることは間違いありません。Udemyのコンテンツ(特にビジネスプランで受講できるもの)は質が高いので、スキルアップを加速させてくれる効果は確実にあるでしょう。
所感
最後に本自主企画をやってみた感想です。
当初計画していたことに比べると出来たことはかなり少なかったですが、「挑戦して良かった」です。
指定企画もある中で自主企画もやるなんて欲張りなんじゃないか!?
最後までやり切れるのか!?
なんて思いはありましたが、(というか最後までその思いだった気がする。。)挑戦しようと思ったことで、得ることは大きかったです。
4期の研究期間では目覚ましい結果は出せなかったですが、きっとこれがきっかけとなって、数年後、違う結果がでると思います。
おまけ
すいません。最後におまけです。
昨年の新しい働き方LAB3期生としては、自主企画で「人生の苦しいことを乗り越えた経験を活かして、収益をあげることができるのか」というテーマで研究をしていました。
けど、残念なことに、3期生の期間中には収益をあげることはできなかったんです。
やっぱり、ニーズはないのかなって少し落ち込んでる時もありました。
『でも、やっぱりやりたい!』『きっと求めている人はいるはず!』と思って細々活動は続けていました。
そうしたところ、2024年11月に収益化を達成することができました!!!
とはいっても、1000円未満の少ない収益です。
これまでの準備にかけた時間で計算したら、時給は数十円になるかもしれません。
ですが、喜んでもらえたのがメチャクチャ嬉しかった!!!
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こんな感想をいただけたり、サービス提供後のアンケートでは、
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こんな感想や、
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こんな感想もいただけました!
また、オンライン通話しているときに、「こういう話を研修の時に聞きたかった。そしたら、もう少し働き方を考えられたかもな」っていうコメントももらって、非常に嬉しかったです。
やっぱり、求めている人は多かれ、少なかれいるんだなって実感できました。
この活動は、今後大きくしていけるように取り組んでいく予定です。
ちなみに、喜んでもらったサービスはコチラです
↓ ↓ ↓ ↓
こういうサービスって実は使われないことが本当は一番なんだろうなぁって思うけど、困っている人がいれば、気軽にメッセージもらえたら嬉しいです。