葛山だって傷つく
僕のnoteは仕事を中心にしていて、プライベートなことはたまにで仕事や会社に対する情熱を込めて書いています。
しかし、今日は最近のメディアに感じることや、自分自身が最近落ち込んでいたことも踏まえてその感情を素直に表現したいと思います。
経営者やリーダーと聞くと、強さや冷静さを想像する人が多いと思います。
芸能人やスポーツ選手などもそうだし、他にも責任のある仕事をしている人や頑張ってる人ほどそういうふうに見られると思います。
確かに、日々の決断やプレッシャーは、強さや冷静さを養いますが、実際はみんな普通の人間で、繊細で壊れやすい部分を抱えています。
誤解と驚き
僕に対して「葛山さんは感情がない」とか「葛山さんの感情は読み取れない」と言われることが多いのですが、このような言葉を聞くたびに、心から驚かされます。
こう言ってくる人たちには悪意はないことが多く、むしろリスペクトを持っていたりもします。
だから怒りはないのですが、やはり驚きは隠せません。
なぜなら、僕は実際には感情的で、まったく逆の性格だからです。
経営者であれ、重責を担う人であれ、ちゃんとみんな感情を持っていますが、それをいちいちに表に出すわけにはいきません。
なぜなら、それぞれの目的やビジョンに向かって前に進んでいるからです。
「感情がない」とは?
サラリーマン時代、僕はベンチャー企業に就職しました。
その社長はビジネスにも社員にも情熱を注いでおり、私にとっては非常に情熱的で感情を剥き出しにしているように見えました。
しかし、僕が入社した後に入った社員の中には、その社長が感情がないように見えると言う人もいました。
「感情がない」というのはおそらく「何を考えているのかわからない」ということを意味するのだと思います。
自分とは違う、距離を感じると思う存在に対して「何を考えているかわからない」と思うのは自然なことだし、真剣に考えるのはかなりしんどいです。
ですが、相手に「感情がない」としてしまえばそこをあまり考えずにふわっとさせておくことができます。
これはかなり便利な方法であり、自分に都合の良い世界観を作り出すことができます。
相手のことがわからない
↓
相手のことを考えたくない
↓
感情がないから考えなくて良い
「感情がない」とはこういうことなんだと思います。
強い人には何を言ってもいいのか?
ジャニーズの元社長のジュリーさんは僕の母と同世代なのですが、僕は去年ジャニーズ問題の時にジュリーさんが会見で責められているのを見て、「自分のお母さんがあんなこと言われてたら悲しいな」と思いました。
勿論責めるのが仕事の人達が集まって責めているだけっていう社会構造かもしれないのですが、見ていて心が痛かったです。
経営者だろうが、芸能人だろうが、政治家だろうが、皆感情を持つ人間です。
たとえ自分と距離を感じる人に対しても、理解する努力が必要です。
僕は会社をより良くするため、メンバーと議論をすることがあります。
当然良くするということは改善しないといけないこともあるので、自分の悪いところを認める必要もあるし、メンバーから「ここを改善してください!」と言われることもあります。
これは本当に必要なことだし、誠心誠意向き合うことだと思うのですが、改善活動と誹謗中傷は絶対に切り分けるべきだと思います。
結局のところ、「自分の大切な人に同じことが言えるか」と自問自答することが一番なんじゃないかと思います。
それが、お互いを深く理解し、より良い関係を築くための第一歩になるでしょう。
まとめ
珍しくメンヘラな内容になりましたがこれも僕の素直な想いです。
確かに、僕も傷つくことはありますが、それでもやはり「自分を変えられるのは自分だけ」です。
そこから立ち直り、しっかり切り替えて、周りの人からはまるで何もなかったかのようにこれまで通りの努力を続けたいと思います。
明日からは心を引き締め直し、前向きに取り組んでいきます!
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