エンジニアが会社を辞めたくなる意外な理由とは?
ITエンジニアであれば、システム開発にまつわるストレスや不安を経験したことがあるのではないでしょうか。
システムの利用者数が増加し、関係するコンポーネントの数が膨大になると、メンテナンスに大きなストレスがかかることがよくあります。
開発したシステムがリリースされ、改修が続くと、負の遺産が蓄積され、バグの数も増え、エンジニアは日々の業務でさらにストレスを感じるようになります。
そんな中、会社を辞めようと考えた人も多くいると思います。
今回は、エンジニアが職場で直面するストレスや「負の遺産」の蓄積によってエンジニアが退職を選択する理由などについて解説していきます。
さらに、エンジニアの労働環境を改善するための対策も探っていきます。
エンジニアの抱えるストレス
エンジニアは、日常的にさまざまなストレスにさらされています。
例えば、困難なスケジュール、厳しい納期、困難な顧客からのフィードバック、頻繁なバグフィックスなどです。
さらに、エンジニアは大量のデータを扱うことが多く、システムの安全かつ効率的な運用を確保するために、細部にまで注意を払い、正確に作業を行う必要があります。
さらに、エンジニアの仕事の性質上、要求された以上の仕事をこなす必要があるため、余分な時間を割かなければならないこともしばしばです。
そのため、多くのエンジニアが大きな責任感とストレスを抱えています。
負の遺産の蓄積
システムの改修や更新が進むと、残存バグが増え、負の遺産が蓄積され始めます。
負の遺産とは、システムのコードの継ぎ足しが徐々に蓄積され、保守や修正の困難さが増していくことを指します。
場合によっては、この負の遺産が原因で、エンジニアが修正を行うことを恐れるようになり、その変更が負の連鎖を生み出す可能性もあります。
エンジニアが会社を辞める意外な理由
このように、繊細で責任感の大きい仕事に加えて、負の遺産の蓄積によりエンジニアが背負わなければいけないプレッシャーは同じプロジェクトに長くいれば居るほど増えていきます。
どんなに上司が優しくても同僚と仲が良くても、待遇が良くても日々蓄積される負の遺産によるプレッシャーは増え続ける一方なので、一度会社を辞めてリセットしたいと思うことはよくあります。
もしかするとエンジニア経験がない人は感覚が分かりにくいかもしれないのですが、僕もこの気持ちは良くわかります。
エンジニアの労働環境を改善するための施策
一見労働環境というと残業を減らすことやコミュニケーションの改善に目を向けがちですが、それだけではなく各プロジェクトの「負の遺産」に会社全体として目を向けてみても良いのではと思います。
結局「負の遺産」を取り除くのも、避けながら作業するのもエンジニアリングなのですが、周りが把握や理解をしていれば「負の遺産」が引き起こすトラブルや作業過多を計算に入れることができるようになります。
根本的に無くすことはできないですが、担当者以外の理解やこういった配慮によってプレッシャー削減をしていくことが大切です。
まとめ
システム開発は目に見えにくい問題が多くあります。
だからこそエンジニアがストレスなく働ける環境を企業が様々な視点で考えることが必要です。
そうすることで、より優秀なエンジニアのパフォーマンスを上げることができるのだと思います。
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