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更年期こそ基礎体温を。
今日のブログのイラストは全て、妊活姉妹さんが作った冊子からお借りしてます!
うちのお店でも無料配布してますし、
こちらのサイトでも自由に閲覧できます😊
さて。
わたくしの現在の目覚ましは実は
「基礎体温計」
だったりします。
わたしが使ってるのはオムロンのこのタイプ。
基礎体温って、主に妊活されてる人くらいしかピンと来ないかもしれませんが・・・
中医学などをめっちゃ勉強をしなくても自分の体の声を聴けるものすごい素敵なシステムだったりします。
これ、頭良い人とか元々興味のある人には当たり前の知識かもしれません。
でも何を隠そう、このわたし!!!!!
わたしは大の苦手人間です。こういう仕組みを知ることが……
よくほんとに足を踏み入れたもんだよ。
こんな世界に…
でもですね、結局、美容の仕事をしていると行き着くんですよね。
最終的に向き合わなければいけないところ。
それは
「体の仕組み」
「その人に合う食事と生活」
「その人が気持ちよく生きれる心の状態」
今、巷には情報が溢れています。
片っ端から試すのもアリだとも思います。
でも中には「薬物」や「美容整形」など大きな力の作用するものもあります。
また、小さい力だからこそ効果なくても続けてしまった結果、健康被害が出ることも。
(例えば毎日水2L飲むとか)
なので少なくとも、今の自分がどんな状態なのかっていうのと、そもそも自分の体質はどんな感じなのかを把握しておいた方がいいと思うのです。
水2L合う人もいるし、ヨーグルト毎日が合う人もいるし、ナッツ沢山食べるのが合う人もいる。
だけど上記それぞれに、合わずに健康被害出る人もいます。
そんな中、健康被害を全く出さずに役に立つことがあります。
基礎体温、いいのですよ。
女性の生理の動き(28日ごとに生理が来るとして)
↓
生理始まった(5−7日)低温期
↓
生理が終わった 低温期
↓
排卵 高温期に入る
↓
2週間くらい高温期のまま
↓
体温が下がる
↓
生理始まる
という仕組みです。
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低温期高温期といっても、その差は0・3〜0・5位なんです。
なので、専用の体温計が必要だし、起き抜けの状態じゃないと正しく測れないんですね。
いまこうやって自分の身体の声を聞いていると、20代や30代の時の自分の身体はどうやったっちゃろうなぁ、、、と。
その時と今はどんな違いがあったかなぁって。
わたしは若い時の方が苦しい思い出が多いので、戻りたいとは思わないんだけど(笑)こういうのは、ちょっとやっておけてたら比べられたのになぁと思いました。
生理が始まってから温度が下がってる時期は主に「次の卵」を育てる期間です。生理中も含めて約2週間。
中医学で考えると「陰」を増やす時間です。
この時にたくさん働くのが卵胞ホルモン(エストロゲン)です。
特に排卵前に、グイーーーんと増えます。
そして排卵した後に高温期の時間が約2週間。
この時は、もしも受精した時の卵を育てられるように働きかける黄体ホルモン(プロゲステロン)が活発になります。
この、プロゲステロンが子宮内膜も厚くフカフカに育てます。
そして2週間待機した後に、、、
あれ、妊娠せんかったんやね?
とプロゲステロンちゃんが悟って、体温がスっと下がったら生理が始まります(要らなくなった子宮内膜というお布団をリリースする)
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ピルは、この二つの女性ホルモンを増やさなくするお薬です。
どちらも増えないことで脳に「妊娠してる」と勘違いをさせるようです。
そうすると排卵が起きないため避妊に効果があります。
プロゲステロン増えないから、子宮内膜も厚くなりにくく生理の量が減ることもあります。
わたしも30代後半に不調があり、低容量ピルしばらく飲んでましたが、出血は普通にありました。
1シート飲み終えたら、きちんと来てました。
でも当時、飲んでる時は全く知識はなく、、
今思えば怖い飲み方をしてました🙈
自分の身体にしたことは、当たり前だけど自分の将来に帰ってきます。
そういうことも含めて、若い女性にもたくさん知って欲しいです。
ここまでが、ベーシックな基礎知識なわけですが。
基本は28日〜35日くらいと言われている生理周期。
でも中には40日周期くらいの人もいます。
これも、始まってから、ずーーーっと40日できてて、なおかつ何の不調も出てなければOKです。
その人の体質と捉えます。
早かったり遅かったり、とか何かしら不調がある場合は原因を探してお手当していきます。
生理痛がある人も、始まった時から痛かったり、お母さんも痛かったから「普通」と家庭内で常識化してしまってたりしやすいけど、
「痛み」に普通はありません。
更年期の不調も、けっこう個人差がありますよね。
これ何でやっちゃろうなぁー、、、と思ってるんですが。
世間でよく言われてるのは「メンタル」面。
頑張り屋さんすぎたり、完璧主義な人ほどキツくなりやすいと。
でも性格なんて簡単に変えられないです。
それに考え方や行動とか、50年近くもそれで生きてきていきなり変えられるか!!!ってもんですよ。
あとは、ホルモン補充療法で緩和させるのは、さっき話したエストロゲンとプロゲステロンのバランスをみて処方されるのかなーって。
体調や気持ちを調節する場合は、割と漢方薬でもお役に立てます。
体のどこがバランス崩して、その不調が出てるのか?をみてお薬を選ぶんですけども。
でも著しくホルモンの乱れがありそうな時は「ホルモン補充療法」も有効な気がします。
そう!ここで、基礎体温が活躍するんですよ。
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体温の動きで、低温期と高温期がちゃんとあるかないかだけでも情報がもらえます。
ちゃんと知ってちゃんとお手当していくことが、これから先まだまだ続く人生をちゃんと歩いていける足になってくれるはずです。
「忙しいから」
「めんどくさいから」
そうやって体の声をちゃんと聴かず時短で終わらせようとしてしまうと、
リカバリーの効かない後半に不安が増えます。
西洋医学では幅広い命が救えるし、一つ一つの部位にコミットして研究も進んでます。
だけど身体って複雑で、全部繋がっています。
だから、どこかが痛ければ、そこだけの問題ではない。
病気の部分を取り出しても、生き方や考え方が変わらなければ繰り返す可能性が高くなります。
そんなわたしも今、ものすごく太ってしまっているし、全身に謎のブツブツが大量発生してます。
皮膚科にも行ったけど予想通り、原因は皮膚科では分かりません😂
おそらく更年期のホルモンの影響かなぁと思ってます。
漢方薬と共に、痒くなって辛い時はステロイドも併用してます。
ステロイドも正しい知識で使えば、とても心強い応援団ですしね。
生理痛や頭痛など、痛みが我慢できない時は鎮痛剤も飲みます。
でもステロイドも鎮痛剤も常用してしまうと、次の病を呼んでしまいます…
だから、自分の身体に、細胞に、興味を持ってあげてください。
身体の声、聞いてあげてください。
そして、話し合ってあげてくださいね。
口下手な人は是非、うちに来てください。
髪の毛してる時間に、身体さんとお話してみます😆
そして。
髪型やメイク、洋服やアクセサリーなどは
一瞬で変えられるチカラがあります。
何かを踏み出すための一歩。
そのチカラになれると思ってます。
だから、美容師が好きです😊
お店です待ってまーす✋
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