親子で遊び尽くしたデイキャンプ!
「桂台学童保育ちびっこの家」の夏のイベント第一弾!!
毎年7月上旬に行われるデイキャンプは、コロナ禍で行事が減ったこの数年の中では、ちびっこの家の親子同士の距離感がぐっと近づく1日です。
8月の夏キャンプに向けての予行演習でもあり、デイキャンプのプログラムを通して子どもの体力やチームワークを把握する大切な機会でもあります。
桂台学童保育ちびっこの家から、デイキャンプの会場となる横浜市くろがね青少年野外活動センターまで約3kmの道のりを班ごとに時間差で歩いて向かいます。公道を歩くことで、交通ルールに気をつけたり、通行人に道を譲るなど、社会的なマナーを身につけていくことはもちろん、低学年で疲れた子をサポートしたり、歩くペースを気遣うなど、集団行動の中で仲間を思いやる気持ちを育むことができます。
子どもたちはデイキャンプに向けて、6月から保育時間に包丁の練習をしてきました。今年は低学年が多く、包丁に慣れていない子も多いため、キュウリを切ったり、ジャガイモの皮をむくことにチャレンジ! もちろん、切った野菜は調理しておやつにしました(指導員ブログより)。
デイキャンプのメインイベントは、なんといってもカレーづくりです。アウトドアに習熟した父を中心に薪や火おこしの準備をサポートし、火の番担当の高学年を中心に調理をしていきます。
低学年はここで、練習してきた包丁の成果を発揮する時間! にんじんを切って型を抜いたり、玉ねぎのカットでは涙を流したり、ジャガイモの皮を厚くむいてしまうのはご愛嬌。米とぎも含めて、それぞれが自分の役割をしっかり果たしていました。
火の番担当の高学年は、下級生の父とバディを組んで、カレーを煮込むのと、飯盒炊爨(はんごうすいさん)の担当をします。時折火の粉が飛び散るなか、集中力を切らすことなく、がんばって取り組んでいました。
カレーを煮込んでいる間、低学年はボール遊びや縄跳び、アスレチックなど、思い思いの遊びをしていました。火の担当でない高学年が低学年の遊びをさりげなくサポートし、父たちは火の方につきっきりなので、この時、本気で遊ぶのは母たちの担当です。
ドッヂボールは約45分の大熱戦! 最後に残った母一人を子どもたちが取り囲むようにボールを回す姿は圧巻でした。遊びを重ねるたびに、子どもたちのボールの投げ方が上手になり、チームワークが上がっているのには、感心してしまいました。
13時過ぎ。お待ちかねのカレーができあがりました。低学年は甘口、高学年と大人は中辛を盛り付け、配膳をして、いただきます。
あれ? いただきますから3分後には、おかわりに走る男子たちの姿が。5分もすれば、ペロリとカレーを食べ終えたちびっこたちが、次々とおかわりに走ります。文字通り「走って」鍋に向かう子どもたち。「おいしい〜〜」「もっと食べたい〜〜〜!!!」の声が響くなか、ごはんはあっという間になくなり、「ルーしかない……」「それでも食べたい!」と、みんなで力を合わせてつくったカレーを、あっという間に平らげてしまいました。
集中してお片付けをして、解散ギリギリまで遊び尽くました。この日の横浜は30度を越す気温でしたが、なんとか無事にデイキャンプを終えました。8月の1泊2日夏キャンプ本番に向けて、子どもも大人も、自信がついたのではないでしょうか。
熱中症対策のため、調理時以外はできるだけマスクを外した子どもたち。この2年半、子どもたちの素顔を見る機会がほとんどなかっただけに、「ああ、この子、こんなに可愛く笑うんだ」「素敵な笑顔だな、キラキラしているな」と、新たな発見もありました。
今年は新1年生、中途入所の2年生、夏休み体験入所の1年生と、10人がデイキャンプ初参加です。保護者同士もコロナで交流する機会が少なかったので、親睦を深めるいい時間になりました。
さて、こちらは番外編……。デイキャンプの裏側で、学童では「お留守番サロン」が開催されていました。お兄ちゃんお姉ちゃんがデイキャンプに行っている間、家でお留守番をする未就学児のいる家庭に向けて、役員のK母さんの発案で、学童を開けてのんびり過ごしながらおしゃべりでもしましょうか、という企画。もしかしたら、未来の学童っ子になるかもしれない弟妹たちが、お兄ちゃんお姉ちゃんのつくったカレーを食べて(H父さんデリバリーありがとうございました!)、学童のおもちゃで遊んだり、父さんたちがふくらましてくれたプールで水遊びをしたりと、こちらも心温まるひと時を過ごしたようです。
さあ、いよいよ、桂台学童の夏本番がやってきます!
(父母会事務局・K)
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