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蟲神器:ジョロウグモ

久しぶりの更新です。

前回の「2弾新カード評価」の記事はご覧いただけたでしょうか。
評価点に関してはややムラがありますが、記載内容は今みても自分なりに納得いく評価が出来ていると思います。

して前回記事では、特徴的な効果を持つものを中心に取り上げましたが、取り上げなかったカードの中で、後から面白いと思ったカードがあったので番外編です。

ジョロウグモ

赤/3コスト/体力400
かむ:威力400
蜘蛛の巣:威力0
次の相手のターン、この虫が1度目に受けたダメージを0にする。
※術によるダメージを含み、技の効果は無効にしない。

このカード、最初見た時はさらっと流してしまいました。
「攻撃力0」の技でより強い耐性を得られる「ジグモ」「クラウディーナミイロタテハ」と比べると確実性が低いと思ったのです。

ただ「かくれる」「擬態」にない縄張りを守れる利点も、この時点では単純な高耐久虫で十分だと思い、クロカタゾウムシデスストーカーあたりの方が信頼性が高いと感じていました。
他に気になるカードも多かったので、当時はこれ以上は考察しませんでした。

して、最近になって使ってみたところ
独特の強みがあるなと感じたのでまとめていきます。

処理に2アクション必要

威力0とはいえ、次の相手の攻撃を一度無力化してしまう
「蜘蛛の巣」
という技を持っており、これを使用すれば処理に確実に2アクションを要求できる点が強かったです。
先に挙げたクロカタやデスストは、終盤にそれなりの虫に叩かれると一枚で抜かれてしまいます。
ジョロウグモは攻撃の強弱に依らず1回は耐えるので、大型ひしめく終盤戦の攻防にもしっかりとついていけます。

その他の強み

また「蜘蛛の巣」は使用回数制限がないので、相手に1ターン放置されても、何度も付与できます。
「かくれる」や「擬態」にはない利点で、相手からするとけっこう厄介です。

ボードを取られたまま「蜘蛛の巣」を使うとせっかくの耐性が活かしにくいので、事前に盤面を固めておいたり、「爆熱弾」「顎門」などの低コスト高パワーカードでカバーすると良いですね。

小ネタとして、攻撃力0でも縄張りは取れますが、アグロみたいに「序盤に手札を与えたくない」デッキ相手ならあえて攻撃力0で虫を攻撃(空振り)して追加効果だけを得て、盤面処理は「爆熱弾」「稲妻」などで行うのも面白いプレイですね。
うまぶれます。

採用しやすいデッキ

〆に、採用デッキについても考えてみました

ビートダウン

擬態やとびだす軸の、殴り合い上等!なビートダウンでは終盤にあまり縄張りを残せないので、とびだすに依存しない防御札としてアリだと思います。
最近はゴライアスとチッチゼミ、擬態系で青緑を埋めやすいので、赤打点は差し色としても嬉しいですね。

コントロール

序盤~終盤通して使える壁としてシンプルに。
これは公認でも採用していた方が居たので目下研究中です。

ワンショット

これもビートダウンと近い採用理由ですが
ワンショットでのワンショット対策、「対話拒否の拒否」になります。
相手の縄張りを削りながら2点分の壁になり、生き残れば再び打点に!


ワンショットと擬態ビートは数個デッキを組んで使ってみましたが、そこそこ想像通り動いてくれたのでオススメです。
この記事が構築の一助となりましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
多謝&再見~


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