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晩酌。

 岐阜の蔵元である林本店が醸す「百十郎(ひゃくじゅうろう)秋桜(こすもす)」純米吟醸酒 R3BY。

 春は桜、秋はコスモス。
 華やかに咲き誇る白い花ようなアロマ。
 艶のあるテクスチャーで、優しい甘みをフレッシュな酸がリードして引き締める。
 ラストはほろ苦くエアリー。

 中々難しい言語表現、飲んでから「ははぁ、この味と香りがエアリーなんだ」と覚える。

 日本酒は熟成目的で保存しない限り、新酒のまま売り切ることが殆どです。
 出荷して一年過ぎれば、(新酒ではなく)古酒の扱いになりになります。
 私としては、自宅の冷蔵庫で熟成させるより、酒販店や蔵元で「ちゃんと温度管理されて」熟成させた方がずっと安心だし、ずっと美味しいと思います。

合う料理が説明されています

 この秋桜は二年熟成、蔵元熟成ではなく酒販店熟成。
 様々な理由(例えば売れ残り)があって冷蔵庫で熟成されたお酒を、「訳あり」と称して販売されていたのを購入しました。
 私としては、店頭希望小売価格より高くても買うのに、かなり安くて、申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちと。

 アテは、鶏肉と葱の炒めもの。

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桂 たかし
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