はじめまして、三太とチョロです
保護猫について知ってもらえたらとはいうものの、私自身もまだ保護猫について少ししか分かっていません。
保護猫のことを知るということは、とてもエネルギーがいることです。なぜなら、彼らの辛い境遇は私たち人間によってもたらされているケースがほとんどだから。
知れば知るほど、その辛い姿を見ていられなくなったり、助けられない自分に負い目や罪悪感を覚えてしまうかもしれません。
だから、まずはこれだけを覚えていてください。
彼ら保護猫はみんな、幸せになれるずっとの家を探している子たちなのだということ。
ただ幸せに人間と生きたいだけなのだということを。
ここで保護猫について難しい話をするつもりはありません。私がお伝えしたいことは、我が家にやってきた保護猫たちの日々の姿です。それぞれが人間による辛い過去を乗り越えてきて人間である私と暮らしてくれている、切なくて優しくて愉快な子たち。
コロ、三太、チョロ。
本当は、最初にお伝えしたいのは私にとって初めての保護猫であるコロのことなのですが、まだ彼女が空に行って間もないので心の準備ができていません。
コロのことは、少しずつポツリポツリとお話していけたらと思います。
今回はコロの弟と妹たち。我が家にきて10日目になる三太とチョロについて紹介します。
あまり長々と文章が続くと読んでいて疲れた方もいるかもしれないので、ふたりの自己紹介をイラストにしてみました。
三太もチョロも事故による下半身不随のハンデを負っており、排泄は人間の手で促してあげねばなりません。
当初はシャーシャー合戦を繰り広げていたふたりですが、三太の根気強い説得(?)により最近は鼻チューしたり、近い距離でくつろいでたりしています。オラオラパンチの打ち合いもよくやってますが。
世話をした経験がないのにふたりもいっぺんに下半身不随の子を迎えたことは、不安や怖さが無かったと言えばウソになりますが、実のところ私には下半身不随は大した問題ではありませんでした。
下半身不随の子でも、健常な子でも、命を預かることは同じなので不安や怖さは付いてきます。
最初の相棒だった足の不自由なコロと18年一緒にいたので、下を見ながら生活することに慣れてもいましたし、ハンデがあっても生き生きとしてる子たちといることで私自身が癒され励まされることを知ってしまったからかもしれません。
お互い与え、与えられて、私とニャンコは暮らしています。
今回はここまで。では、また。